カテゴリー別アーカイブ: work

サイエンス実験室 「入浴剤をつくろう!」

昨日は恒例?のいおぎみんなの学校で、サイエンス実験室をやってきました。
様子はこちら
お題は「入浴剤をつくろう」

サイエンス実験室とうたっている割には、僕の実験室はサイエンスなの?って言われるようなことばかりやっているので、今回は見た目にも「シュワ!」って見えるものを作ってみました。

今回つくったもの。

入浴剤(柏井作)

実験中に僕も作ってみました。

今回作ったのは「炭酸ガス系」という、とてもポピュラーな物です。
ご存知「バブ」と似たような物です。言い過ぎかな。ま、こういうのって効果よりも気持ちですから。(言っちゃった。)

効果については「日本浴用剤工業会」っていう、あら、天下り?って疑われそうな、何のためにあるのかよくわからない団体さんのホームページに詳しく載っていますが、炭酸成分による血管拡張作用をりようして、「血行促進→疲れとれまっせ」って効果があります。この会のホームページが僕にとって役にたったので、作った人はよかったですね。すばらしい。

作り方は簡単で、炭酸塩と有機酸類を混ぜてどうにか固めればokなんです。
ま、わかりやすい所で「重曹」と「クエン酸」混ぜて固めれば良いんです。大体家にあるものだし、もしないなら美容にも使えるらしいから、奥様方は即購入ですね。

今回は固めるものとして水を使わずグリセリンを使いました。
あとは着色料と少量(1滴程度)のアロマオイル(今回はスウィートオレンジ)を使いました。

前日からテストの繰り返し

そもそも、実験って失敗することもあるんですよね。先生としてそれを言っていいか?って言われると答えに窮しますが。
でも失敗することもあるんです。
いや、むしろ失敗も含めて実験んです。開き直りでもないぜ。

とは言いつつ子どもたちの楽しい笑顔を見たい。
だから、なるだけ失敗しないように実験の実験をしていきます。

入浴剤試作品

入浴剤試作品


作り方は勝手にググってください。いろいろ出てきます。
ただ、今回少量で作ったためか、グリセリンの量で上記の写真のような差ができました。
本当は検証しないといけないんですけどね、本当にグリセリンの量なのか、途中で水分がどこかしら入ったからなのか?

ま、でも作ったものすべてが同じ結果だったから、とにかく何らかの水分が多かった、含まれてしまったってことはわかりました。
なので、当日気をつける点がわかったという点で、一つ僕も成長したわけです。

いざ本番

毎回口酸っぱく言っていますが、子どもたちには以下のことを伝えます。
・サイエンスの時は、とにかく先生の言うことをよく聞くこと(危ないから)
・よく見て、自分で良く考えてやること
小学校低学年の子どもたちが多いので、なかなか言うことも伝えにくいんですが、それでももう3ヶ月ぐらい過ぎて、少しずつ落ち着いてきています。嬉しいですね。

さて、みんなで作る前に、以下の手順で実験室をやってみました。

  1. 入浴剤でしっていることを教えて下さい
  2. 実際水に入れてみよう!
  3. みんなで作ってみよう

入浴剤で知っていることをみんなに聞いて見ました。
「色がでる」「すこしずつ溶けていく」「泡が出る」。
みんなよく見ています。中には「シャワーしか浴びない」とか「お父さんが入浴剤が嫌いだ」なんて意見も出て楽しいです。

さて、ということで次に水に入れてみます。
さて、どうなるか?みんなとても楽しそうに、そして少し不安そうな顔をして見つめます。
僕が実験を最初にして見るときに、何人かは「大丈夫かな?」「怖いな。」って表情を浮かべます。
ある意味これは正しいなと思っていて、やっぱり危険を察知するというか、一つ一つ自分で判断するというか。奢らないというか。
必要以上に怖がる必要もないですが、化学実験の場合危険が伴うことは知っていて欲しいし、実は僕も少し怖い話も交えてやります。

ってことで水にボチャン。

たくさんの泡が出てきて、みんなが大喜びです。
ここで少しだけ、出てきている泡が二酸化炭素って言うだよとか伝えます。
ま、わかるはずもないんですが言葉だけでも聞いておくことで、今後どこかで「ああ、あのおっさん言っとったで。」ってなることが正しいんだと思うので、時に難しいことも伝えるようにしています。

ってことでみんなで作ることに。

入浴剤を作っている様子

みんな楽しそうに作っていました。


作り方は本当によく混ぜて方にはめてぎゅっと押し付け、そっと取り出しラップに包めばおしまい。
作り始めるとあとはみんな集中です。
少し時間がオーバーするぐらいみんな何個も作っていました。

感想、反省

子どもたちの集中力と創造性は、やはり大人ではかなわないなと思わせてくれます。
見ていないうちに色とりどりの星を作ってくれたり。
今後も不思議だな?って感想と、「自由にやってみる」を大事にしたいと思います。

反省としては、時間配分が。。。
集中してしまうと収集つかなくなるというか。
ま、今回はみんなが集中したからよしとするかなってところです。

2週間に一度の実験室は、僕自身も鍛えられます。
最初はきつい時期もありましたが、どんどん楽しくなっていきます。
子どもたちにそっぽ向かれないように、より良くして行きたいと思います。

サイエンス実験室カテゴリの最新記事

Subscribe to kasitaku homepage

おもしろ算数教室「輪投げで点数計算」

6月に「いおぎみんなの学校」でやってきたおもしろ算数教室でやった「輪投げで点数計算」について。
どんなアイデアを入れたのか、そしてどんなことに気づいたか?を書きます。

今までのおもしろ算数教室はこちら

ルール

2人で競うゲームです。
輪投げを2つ用意して、其々3回ずつ投げます
輪を投げる毎に、投げる前にカードを引いてもらいます。
カードは9枚。
「+3」「+2」「+1」「-1」「-2」「−3」「×1」「×2」「×3」と書いてあります。

投てき一回の流れとしては

  1. カードを引く
  2. 輪投げをする
  3. 輪投げが入れば1点、入らなければ0点
  4. カードの数で計算(+1とか×2)
  5. 得点決定

となります。
これを3回繰り返して、合計点を競います。
合計点が出た最後にもう一度カードを引いて計算。

ゲームの得点が確定です。
ちなみに一度引いたカードは戻しません。
9枚なので最後に1枚残ります。

Aくん
1回め
2回め
3回め
合計
最後のカード
投てき
◯(1点)
×(0点)
◯(1点)
カード
-1
×2
+3
×3
小計1
0点(1-1=0)
0点(0×2=0)
4点(1+3=4)
0+0+4=4点
4×3=12点
Bさん
1回め
2回め
3回め
合計
最後のカード
投てき
◯(1点)
×(0点)
×(0点)
カード
+2
×1
-2
+1
小計1
3点(1-1=0)
0点(0×1=0)
-2点(0-2=-2)
3+0-2=1点
1+1=2点

って感じです。

用意するもの

  1. 輪投げセット
  2. カード(上述)
  3. 計算用紙

だけなので、簡単と言えば簡単。

想定と違ったこと

  1. 輪投げが結構難しかった。
  2. 輪投げよりも計算が楽しそうだった。

最初は輪投げが盛り上がるかな?って思ったんですが、この輪投げセットがとても難しかったせいもあり、少しだれてしまいました。
大人が投げてもなかなかはいらないというか(笑)。
輪投げにもう一工夫必要だと思います。

その反面、計算に関してはなぜかみんなこぞってやっていました。

1年生も多く、掛け算はまだ習っていない子供たちが多いのに、われこそはと挑んできます。
学校で習っている習っていないではなく、ゲームの中で学ぶことで自然と覚えてくれるのかな?と思いました。

「何に使うんだ」というのがわかる学びは伸びるのかもしれないな?って言うのが感想です。

反省点

  1. 時間配分が難しかった。
  2. 計算方法をもう少し考えておけばよかった。

時間配分が大変でした。
全員で8名参加してくれたのですが、1時間の中でどれだけ結局8試合ぐらいしか出来ませんでした。

限られた空間の中なので、みんなが一斉にゲームをすることは難しいです。
かと言って一組だけがゲームをしていると、中には集中力が切れて遊びだしてしまう子供もいます。

ここはもう少しワークショップとして練っていかないと行けない部分ですね。

後は計算方法ですが。
実は計算用紙を、ただの白い紙で用意していたのですが。

上記の表みたいな罫線を書いておくべきだったかな?と思っています。
ないしはどうやって計算するか?という部分からお勉強するのもありかなと。
でもそれやるとまた時間がたりないなーとか。

とにかく小学校低学年の子供たちは集中力が切れる時間が早いのと、興味を持たないとやる気が出ません。
如何に頭の部分で興味を引きつつ、集中力を持続させるか。

ここは全てに共通した課題でもあります。

って感じでぼちぼちやっていますが。

算数だからといって嫌な顔しない皆を見て少し安心しています。

算数って楽しいよ!

おもしろ算数教室カテゴリの最新記事

Subscribe to kasitaku homepage

クロマトグラフィーをやってみたよ。

サイエンス実験室 at いおぎみんなの学校
6月26日開催「クロマトグラフィー」

当日の様子はこちらを御覧ください。

前回のサイエンス実験室の内容なんですが。
クロマトグラフィーという実験をやってきました。

準備するものは、白いコーヒーフィルターと水性サインペン。

まずは好きな水性サインペンで、長細く切ったコーヒーフィルターの端に印を付けます。
それを割り箸等で挟んで、コップに入れた水に印が浸らないようにつけてみます。

みるみるうちに水が上昇してきて、サインペンの印に変化が。

サインペンは基本的にいくつかの決まった色で構成されています。
「CMYK(シアン、マゼンタ、イエロー、ブラック)」ってどこかで聞いたことありませんか?
聞いたことがなくても見たことがあるかな?って人もおられるかと。

そうです、インクジェットの印刷機等はこれだけのインクで様々な色を構成しています。

コーヒーフィルターを水につけると、毛細管現象で水が上昇しサインペンの印に差し掛かるとインクも一緒に上昇します。
構成されている色の要素によって、紙への吸着具合とか水への溶け具合が違ってくるので、だんだん色が分解されていきます。

今回の実験では、最初に様々の色が分解される様子を確認し、その後見た結果を元に丸いコーヒーフィルターに好きな色で印をつけて、遠心状に色を広がらせた花模様を作成しました。

クロマト

サイエンス実験室カテゴリの最新記事

Subscribe to kasitaku homepage

2013年5月当ブログの人気記事、アクセスなど。

アクセス解析をしてみると、いろいろおもしろいものが見えてきます。

僕は特に「この色をだしてブログを運営しよう!」なんて思ってはいないんですが、「ああ、こういうコンテンツが検索されるんだ!」ってわかります。

ってことで5月のアクセスランキング。

    1. おもしろ算数教室「お買い物ゲーム」が面白かった。
    2. カレーに昆布出汁入れると旨いよ。
    3. facebookアプリをやめてみた。
    4. やっぱり自分に正直に生きたいってことです。
    5. タクシードライバーを見たんだよ。
    6. 最近のこと、雑感。-3
    7. 誕生日だから母に感謝よね。
    8. サイエンス教室「マシュマロチャレンジ」をやってみたよ!
    9. 第1回サイエンス実験室「空気について考えよう」
    10. モーターサイクルダイアリーズを見たよ

そんな感じです。

次点は「西荻のチャサンポーにいってきたよ。

こうやってみてみると、いおぎみんなの学校でやっているサイエンス実験室及び算数教室ネタが3つ入ってます。
皆様教育熱心なのか。検索での流入が多いみたいですね。ココらへんは。

カレーに出汁とかが検索されているのが面白いですよね。皆さん一味変わったカレーを食べたいんでしょうか?実はあんまり変わらないんですけどね。気分はかわります。

ほかは映画をみたよって記事。
僕はこういう「何かを見た」とか「なにかを読んだ」って記事は、実はあんまり得意ではないんですね。
読んでもネタバレはしないだろうけど、何言っているかさっぱりわからんって感じです。
ま、好きだから書いてます。

って感じで。
それぞれの記事の流入などをちゃんと見ることで、「あー、友だちが見てるのね。」とか「あー、これは検索流入が多いんだ。」なんてこともわかります。

ちなみに流入はこんな感じ。(ザクっと。)

新規?それともリピーター?

新規?それともリピーター?を割合で表しています。
2013年5月の解析。

流入経路

検索からの流入か、何かを参照されての流入か。など。
2013年5月のアクセス解析。

今後はもう少し解析して出してみますね。

workカテゴリの最新記事

Subscribe to kasitaku homepage

サイエンス実験室、また一つ学んだこと

毎週水曜日に、いおぎみんなの学校で開催されている「サイエンス実験室」。

5月1日は糸電話、5月8日は笛を作って、皆に発表してもらいました。

新しい皆が実験室にやってきて早くも一ヶ月が経ちます。
最初は戸惑っていた皆。特に最初の日はあまりにもいうことを聞いてくれなくてこちらがしょぼくれてしまいましたが、今ではとても素直な良い子たちです。

さて、サイエンスについて。
サイエンスって幅が広いから、「それは好きだけど、それは嫌い」って言うのが結構わかりやすいです。
実験やっていても「ちょっとつまらないな」って表情が気になることがあります。

ただ、逆に言うと「どれか一つぐらい好きが見つかるだろう」って感じでやっています。
8日の笛づくり。この日、一人の子がとても輝いていました。

どちらかと言うといつもはちょっと後手に回るというか。ちょっと違うかな。
はっきりものは言うけど、うまくいかないと集中力が切れるというか。
そんなに器用でもないんだけど。まぁ不器用でもない。
特に「サイエンスが好き!」というわけでもない。

そのお友達が、笛作り&笛鳴らしがとても上手だったんです。
誰よりも早くできて、誰よりも上手に鳴らしていたんですね。

いつもの数倍目が輝いていたんです。
嬉しかったなー。

全員がそういう表情で実験をやってくれるともちろん嬉しいんですが、そこは僕自身の能力の問題。
まだまだそこに至っていないんですが。
今いる皆が、月に1回ぐらいはあのような輝いた目を見せてくれると嬉しいですね。

そろそろ皆のことを僕も覚えてきて、それぞれに個性があるなー、ここを伸ばしてあげたいなーって思いが出てきています。
義務教育を担っているわけではないので、それぞれが好きなことを見つけるぐらいの気持ちでも良いのかな?と思っています。
ま、ただ。嘘は教えられない。そこは守りたいですね。

おもしろ算数教室の方でもそうですが、やっぱり「ふしぎだなー。」「あ!できた!」「人に見せたい!」っていうサイクルが整うと人って成長するんでしょうね。

僕も今「子供って不思議だなー」「あ、笑った!」「これを誰かに伝えたい!」っていうサイクルがもっと出来るようになりたいなって思って頑張っています。

よろしくお願いします。

workカテゴリの最新記事

おもしろ算数教室カテゴリの最新記事

サイエンス実験室カテゴリの最新記事

Subscribe to kasitaku homepage

西荻散歩SCAPEってイベントを開催したんだ。

2013年4月13日に、西荻窪を舞台に「西荻散歩SCAPE」というイベントを開催した。
開催するまでの敬意とどんなイベントか?について書いておきます。

最初は漠然と「イベントをやる」事がメインだった。

主催は僕と、友人のnaokiokadaとで「なんか今まで自分たちがやっている活動をイベントにしてみたいね。」って言う雑談からスタート。
たまたま西荻のKISS CAFEの皆様とも「なんかできませんかね?」みたいな話をしていたのでまずは話を持って行くと、快諾いだだき場所を使わせてもらうことに。

ってことで「な~んとなく」ではあるけど、まずはイベントをやる!ってことでスタート。

何ができるか?

naokiokadaは音楽を作っていて、僕は地域でまちづくりやワークショップなどをやっていて。
それを足したらいいなじゃない?ってことで、そこからアイデアを出し合う。

会場は西荻のKISSCAFEなわけだし、西荻周辺でサウンドスケープという概念を上手に表現できないかな?って言う内容だったんだけど、僕らが特にそれについてスペシャリストってわけでもなかったんで、もっと軽い感じにしようってことで名前先行的に「散歩SCAPE」って名付ける。

ここでも軽い感じで企画作り。
何事も軽い感じでスタートしている事が、後で良い転び方と反省点を生み出す。

そもそも「散歩SCAPE」って何?

街の音、街の風景、街の息づかい。まぁなんでもいい。とにかく「街」をスマホで切り取ってきて、自分たちの言葉を付け加えた映像作品をみんなで作ろう!って言うイベントを目指すことにした。

反省点

本当に「あーこれは反省だ!」ってのは実はないんだけど。
でも「改善点」も込めて上げるといくつかある。

  • 思ったより散歩って時間がかかる
    実はプログラムをいろいろ考えていたんだけど、街歩きってとっても面白くって。途中から「これはただ歩いているだけでも全然楽しい!」って感じになってきたので、どんどん時間が過ぎたという側面がある。ただ、目的は映像作品をちゃんと作る!ってことだったので、もう少しそういう風に仕向けるというか、空気を作った方が良いのかな?って思った。
  • 思ったより音を録音するのは難しい
    サウンドスケープを基に考えていたので「音」を拾ってきたかったんだけど。皆と回っていると「写真」の方が楽しいし、なかなか音を拾うのは難しいなと感じた。結局僕が一人でずっと音を録音している状態。もっと「音」にこだわってやるのも面白いかもしれないな?って思った。
  • 機材が少なすぎた
    これは単純に編集作業の話だが、各自が映像作品を作ったんだけど、最終的に5人の映像を作るのでいっぱいいっぱいだった。パソコンがもっと必要だなっていうのは今後の大きな課題。
  • 誰を相手にイベントを開催するか?
    これは参加者に言われた事。何をやりたいのか?誰を対象とするのか?。
    確かに「参加型イベント」だから、それぞれの人にとって「これをやるんだ!」っていうのが見えたほうが嬉しいのかもな?とは思った。こちらとしては「街の音と風景を各々が切り取って、それを映像作品にする」ってだけで十分だろうと思っても、参加する側は「今日のお題はパン屋さん!」とかあったほうがいいのかもしれない。

    また、レベルも違ってくる。僕的には「良い作品を作る」と言うよりは「今まであんまりやったことない方法で自分を表現する」って感覚に近かったんだけど。もしかしたらそれでは物足りないって人もいるかもしれない。そこら辺のくくりは難しい所。

後は準備が遅れたり、告知が遅れたりなど。バタバタしてしまったのは大きな反省点。いろんな人に迷惑を書けました。
この場を借りてお詫びさせて頂きます。

いい意味で裏切られた作品たち

上の作品が、最終的な成果物。

各自が取ってきた写真をパソコンに取り込み、それぞれの感性で編集してもらう。
その映像を見ながら、naokiokadaがその場で音作り。

最後の作品を一つのファイルにまとめる。
そして上映。終了。

実は僕、作品見てて少し泣けてきたんです。
作品の良さもあるけど、今日皆で歩いた道が一つの作品になってそこにある。
皆がいい笑顔で作品を見ていたのも良かったなと。

途中で用事で帰った方の写真なども作品を作れればよかったんだけど。
それはまた今度。

新しい仲間もできて、第一回目としえは「まぁまぁ成功」って言っておこう。

また西荻でやりたいし、他の沿線でもやりたいな。

ワークショップカテゴリの最新記事

Subscribe to kasitaku homepage

サイエンス実験室を通して学んだこと

いおぎみんなの学校でやっているサイエンス実験室ですが、4月になる1年生がどどーんと入ってきました。
昨日は4月に入って、固定メンバーでの2回目の実験室だったんですが。
いやはや、これがなかなか難しい。
なめていたわけではないんですが、ここまで難しいとは!って言うのが率直な感想です。

ってことで、ちょっと時系列でお伝えします。

それは雨の水曜日でした。

4月3日、初めての子供たち(1年生)を迎えての実験室初日。
僕はこう考えていました。
「最初から実験するより、まずはみんなのことを知ることが先だろうな。」
「サイエンスってなんだろう?ってことをまずはみんなで考えたいな。」

ってことで、五感をつかっていろんなものを感じよう!ってタイトルで始めました。

ところが。

その日はまだ学校が始まっておらず、それでいて雨ということで。
一日中で遊んでいた子供たち。
僕が着いたころには熱気むんむんっていうか、ドッジボールとかして遊んでいる子供たち。

さて、いざ始めようと思っても、僕が考えている内容が彼らの気持ちと合致しない!
且つ、準備の関係上、他の実験ができない。

しょうがない、やるしかないと思ってスタートしました。

講師側の明らかな経験不足と準備不足。

ってことで、まずはみんなに座ってもらって「始めまーす」ってやり始めました。
で、自己紹介とかしてもらおうとするんですが、子どもたちはもうすでにたくさん遊んでいてそれぞれを知った状態なんです。知らないのが僕だけ。
「えー、なんで今さら」感がひしひし伝わる。

うーむ。

でもしょうがない、先生は知らないんだもん、ってことで進めたんですが。
これが良くなかった。

子どもたちはだんだん「面倒くさいな」って気持ちになってくるんですね。
「なんで実験やらないの?」って言い出すんです。
ま、もちろんそうでしょうね。実験室だもん。

やる側としては実験のつもりが、なかなかわかってもらえない。
且つ、一度やる気がなくなると、ほとんどいうことも聞かない。などなど。
終いには好き勝手なことをしだす始末。

おう、これは困った。

こちらから質問してみた

で、だんだんみんながどっかに歩き出したので、ちょっと一喝。
「まずは集まってください。」と。

で、聞いてみたんです。
「何が実験だと思う?」

そしたら、まぁいろいろ。
爆発させるのが実験だよとか、液体混ぜるのが実験だよとか。
先生は植物観察なども実験だと思うよ!ってことで言ってみても「ちが~う。」

なるほど。そもそも実験って何?ってことからだな。
少しずつわかってきた。

まずわかったこと

子どもたちって、僕らが思っている「サイエンス」がやりたい!って思っている子は実は少ないんですよね。ただ、漠然と実験って面白い!みたいなイメージはあるみたい。
それがきっと重要で、そこからどんどん興味を持ってもらえるような実験をしていくことが重要なんだろうなと。

あと、しっかり叱るっていうのはとても重要なんだなと。
こちらが曖昧なことを言うと、子どもたちもすぐにわかる。
毅然とした態度っていうか、もちろん笑顔なんだけどね。

ってことで、次の週の実験は急遽変更することにしたんです。
もともとは「音で遊ぼう」って内容だったんだけど、「シャボン玉実験」に変更。

少しエンターテイメント性を出さないとって思ったんです。

そして辛い日が来る

さて、次の週までに楽しい実験にしないと行けないんだけど。
ふーむ。

実は実験って失敗もつきものなんですよね。
特に、いつもやっているわけではなく、条件も変わってくる。
成功しないこともあるわけです。

ただ、子どもたちに対して「いきなり失敗」はあまり良くない。
「あぁつまんないんだ。」って思われるのは良くない。

ってことで、悩むんですよ。
だんだん水曜日がやって来るのが憂鬱に感じるんです。
とは言いつつ時間はすぎる。明日が来なかった日はない。
やまなかった雨は一度もない。

ってことで、気づいたら火曜日になっているわけです。

ギリギリまでやってみることが重要

さて、そして当日になるわけです。
もちろんサイエンスばっかりを仕事としているわけではないので、バタバタします。
しかしあの「子どもたちの冷たい視線」が脳裏に焼き付いているわけです。

これはどうにかやり遂げねば!ってことで昼飯も食わずに準備に取り掛かります。
で、自分でもいろいろ考えたカリキュラムを本番前に実験してみるんですが、思うように行かないんです。

うーむ。

でも、ギリギリまで色々やってみる。
できないことはできないで外すなど。

ほんと、実験室が始まる寸前まで繰り返します。

そして時間が来るわけです。

あら不思議、気持ちが落ち着くもんだなと

一生懸命準備もした。一週間憂鬱な時間も過ごした。
やれることはやった。

まるで入試みたいだな。

ってことで本番に望むんですが。
あれ?って思うんです。
なんか「まぁいいんじゃね?」「どうにかなるんじゃね?」って気分になるんですよね。

そして、実は前回と同じような進め方をするんです。
グループ作ったり。

あれ?前回みんなイヤイヤ言ってたじゃんってことが、なんかスムーズなんです。
ま、相変わらず言うことは聞いてくれないんですがw。

なるほど、こっちの精神状態が伝わるんだな!ってやっと気づくわけです。

そして思った一番重要なことはと言うと

これがサイエンスだからとか習字だからとか、あまり関係ないのかな?って思ったんですが。
要はやる側がちゃんと信じてやることで、伝わりやすい。
これって別に子供相手じゃなくてもそうですよね。

で、信じてやることにおける根拠って、どんだけ頑張ったか?っていう、まぁなんとも科学的でも何でもない精神論に落ち着くわけです。

ってことで、心を鍛えるのが一番重要なんではないか?って思った39歳春の出来事でした。

サイエンス実験室カテゴリの最新記事

Subscribe to kasitaku homepage

サイエンス教室「マシュマロチャレンジ」をやってみたよ!

昨日はサイエンス教室でした。
僕がやっているサイエンス教室は、「え?それサイエンス?」って言われそうな内容なんですが、実際僕もこれがサイエンスそのものだとは思っていません。でもサイエンスの一部であることは確かです。

昨日はいつもやっている実験とは趣向を変えて「マシュマロチャレンジ」をやって見ました。

で、マシュマロチャレンジってなんや?と。

ご存知の方もたくさんいるとは思いますが。
詳しくはこちらのTEDの映像をご覧ください。

簡単に書くと

・パスタ20本とテープ90センチ(本当は紐も使うみたい)を使って自立する塔を作ります。
・4名くらいのチームでやります。
・定められた時間内で作ります。
・塔の最上部にマシュマロを載せます。
・タイムリミットの時点でマシュマロが一番高い位置にあったチームが勝ちです。

とてもシンプルなゲームなんですが、これが面白いんです。

ルールが少ない時、人は少し不安になる

なかなか説明だけではピンとこないみたいですね。
でもとりあえずスタートします。

そしたらみんななんか不安なんでしょうね。「これして良いですか?」って質問がたくさん出るんです。僕は「良いんですよ、何やっても。ふふふ。」って言いながら積み木で塔を作って遊んでいるんです。

そしたら当分悩んでいた皆がチームで考え始めるんです。

不安を通り越した時、人はずる賢くなる(笑)

だんだんなにやっても良いんだな?って感じ始めると、人はどんどんずる賢くなります。時としてルール違反しそうになった時は止めますが、「ほほー」と思うようなことをやり始めます。

実はこの「ずる賢いこと」を考えだす時間に達することはとても重要です。

自由に考え始めている証拠です。

頭の柔らかさは若い子には敵わない

実は今回は、大人にも参加してもらいました。理由はTEDのビデオで「子供の方が高く作れる」って言ってたからです。(詳しくはビデオ見て見てくださいね。)
で、今回試して見て理由がわかりました。

大人だけのチームは「あーだこーだ」言いながらなかなか作らないんです。子供のがいるチームは、子供が「つくっちゃう」んですね。でたくさん失敗するんですが、次のことを考えるんです。
子供だからと言って、これがなかなか理論的というか、失敗をちゃんと活かすんですね。

失敗って、やっぱり本を読んだりして身につくんじゃなくて「体験」することが大事なんだなって学ぶわけです。ってか僕が目の当たりにしたんです。

もう一つ重要なこと

このゲームの重要なところは「トライアンドエラー」ともう一つあります。それは「チームとして動けるか?」ってところ。
実は、大人はあーだこーだ言っているようで「あんまり人の言うこと聞いていない」んですね(笑)。
子供もあんまり聞いてないんだけど、勝手にやっちゃうから、結構気の利いたことをやっちゃうんですね。勝手にチームワークなんです。

時代が求めている作り方

多分世の中から「大型開発」が消えて行って、もっとミニマムなものを積み重ねる時代がきているんでしょうね。そしてそれができる技術革新も進んでいるわけです。IT技術の発展や3Dプリンター然り。

良し悪しはわかりませんが、確実に個の力がもっと発揮されていい時代に突入しているんだと思います。

今からの子供もですが、僕ら大人ももっと柔らかく自由な発想をもってやって行きたいですね。
マシュマロ・チャレンジ作品

サイエンス実験室カテゴリの最新記事

Subscribe to kasitaku homepage

おもしろ算数教室「お買い物ゲーム」が面白かった。

ちょっと前ですが、先週の木曜日にいおぎみんなの学校で「おもしろ算数教室」をやってきました。

今までのおもしろ算数教室はこちら

この算数教室は、いつもの「サイエンス実験室」とは別で、木曜日に開かれている「能力開発ラボ」の中の一つなんです。

サイエンスと算数

 
さて、私サイエンス実験室をやっていますが、日頃からとても疑問に思っていることがあるんです。
特にサイエンス(理科)は関連性が強いんだけど、いわゆる5教科(今は5教科って言わないのかな?)って切り離して勉強してもつまんないですよね。
サイエンスやっていると、どうしても数学的な話になるんです。
で、最近は勝手に計算問題とかもさせてるんだけど、そっちのほうが子どもたちも楽しそうにやってくれるのね。

ってことで、算数教室を担当するからには「ただ計算が強くなってもしょうがない」って思ったわけです。

ってことで引き受けたんだけど、プログラムは結構考えました。

みんなの学校プレゼンツ:「お買い物ゲーム」

さて、じゃ何しようって話になって、いろいろ考えてたんだけど、結局「最初は簡単に「お買い物ゲーム」にしますか!」なんて簡単に決めちゃったんですね。

で、どんどん当日が近くなってきて、真剣に考え始めるわけです。
そしたら結構難しいって言うか。奥が深いね、お買い物ゲーム。

どこまで難しくしていいか?ゲーム性は?が難しい

「おもしろ」ってぐらいだから、面白く無いといけないってことでいろいろ考えました。
題材は八百屋さんです。

用意したのは野菜各種と、みんなの学校内通貨。数は適当。
プレイヤーは「買う人」「八百屋さん」「問屋さん(市場)」が必要と考えました。
ただ、今回は市場は難しいのと、人員及びスペースが少ないので省きました。

ルール等は以下です。
◯役割

  • 生徒=買い物をする人
  • 先生、スタッフ=八百屋

◯ルール

  • 一週間、毎日八百屋にお買い物に行くというシミュレーションゲームです。
  • 毎日決まった額のお駄賃を渡します。金額は日によって違います。
  • 毎日「これだけは絶対に買わないといけない商品」を設定します。
  • 毎日お駄賃は使いきってください。
  • 商品には標準小売価格及び仕入れ原価を設定します。(しかし生徒には教えません。)
  • 八百屋の値付けは自由ですがトータルでの原価割れはNGです。
  • 最後に買った商品を標準小売価格で計算して、最終的にその額がおおい生徒が勝ちです。
  • ただ、生徒には「とにかく商品を買ってください!と話しました。(厳密に言えば嘘なんですが。。。)
  • 裏メニューとしては、八百屋毎の売上(粗利)も計算して、スタッフ同士も競えますね。

ってことで、戦場は整った(笑)!いざ買い物へ!

やってみてわかった難しさ

今日は買い物ゲームをします!ってことで、月曜日からスタートです。
お金を渡して、いざ買い物へ!
3人のスタッフがそれぞれ好きな金額を決めています。
子どもたちはまだ最初は「値切る」という技は身につけていません。
最初に目に入った商品をどんどん買う感じ。
当然それぞれのスタッフのお店は「ボッタクリ」の店もあれば「良心的」な店もあり、ぶっちゃけ「おい、経営できているのか?」って店もあったりします。
月曜日の買い物を終えて、皆に集まってもらいます。

「さー、ちゃんと買えたかな?」
なんと、「お釣りができてしまうから買えなかった!」という子がいました。
あー、なんと真面目なこと。

火曜日の買い物をスタートする前に話します。
「お金を使い切るってことは、「安くして!」って言ってもいいんだよ。」
「お店によって値段が違うかもよ。」
子どもたちは「!!」って顔をします。
火曜日から急に「大阪のおばちゃん(想像上)」に返信です。
「安くしてよ-。」
お買い物終了です。
月曜日よりも沢山買って来ました。

水曜日ぐらいになると面白い傾向が見えてきます。
なんと「決して安い店」だから買うわけではないという状況が生まれてきます。

ここら辺で1時間が過ぎようとしていたので、木曜日のお買い物で最後にしました。

ここで問題発生。
各店舗、実は最初に均等に仕入れしてたんですが、商品がなくなってきました。
ところが、途中で勝手に市場から盗んでくる店も出てきていて、各店舗で在庫の数がまちまちになってきたのです。
急に売れる店と売れない店がはっきりして来ました。

なんたるや、たったの1時間、小学生と大人の攻防において、市場原理が働く展開にびっくり。(嬉しいびっくり!)
奥が深い買い物ゲームとなりました。

学んだこと


当初想定していたのは「生活の中での計算力」と「コミュニケーション力」だったんです。
ただ、計算力については「ねー、これとこれでいくら?」みたいな話になってなかなか自分で計算する機会がなかったですね。
反省点です。

コミュニケーション力については、想定以上の結果が出ました。
単純に値引きをするわけではなく、上にも書いたように「お客さまの質問」を親身に聞いてくれるから買ってくれるなど、子供ながらに色々考えて買ってくれました。

あとの反省点と言えば、「なんで毎日野菜ばっかりなんだ!」とか「忙しさにかまけて、店舗の売上は計算できなかった」とか。
以下に八百屋が大変な職業なのか?ってことをスタッフ側が知ることができました。

今後に向けて


今後は売り手も生徒がやったり、動やったら売れるか?をマーケティングしたり、ポイントカードなどを導入したりなど、大人も一緒に楽しめるゲームになる気がしています。

ただ、面白いのは重要ですが、「なんで?」をもっと入れる工夫も必要かも知れません。

なかなかおもしろかった買い物ゲーム。バージョンアップ版を以下の日程で開催します。

■いおぎみんなの学校 土曜スペシャル
「買い物ゲーム 90分版」(題名は仮です。。。)
3月16日 13時半~15時

皆様、大人も一緒にぜひご参加ください。
お申し込みはいおぎみんなの学校(tel:03-6765-1616)まで。

workカテゴリの最新記事

おもしろ算数教室カテゴリの最新記事

ワークショップカテゴリの最新記事

Subscribe to kasitaku homepage

地図と方向感覚の話

先日行われた「いおぎみんなの学校」の説明会で、子供向け(6歳以下)にちょっとしたワークショップをやってみました。

用意するもの

  • 模造紙
  • ペン

まずは最寄りの駅と線路を書きます。この時に方角は書きません。
次にそれぞれの子供に、「自分の家」がどこにあるか指さしてもらいます。

子どもたちは好き好きに指さします。
距離感とかめちゃくちゃです。

次に自分たちが今いる場所を指さしてもらいます。
これもめちゃくちゃです。方向も距離感も。

子どもたちはまだまだ方角とか距離感、比較対象って認識はあまり無いようです。

実際駅まで歩いてみる

じゃ、実際今いるところが駅から見てどこにあるのか?を確認するために、皆で駅まで歩いてみました。

歩数を数える

駅までの道すがら、まっすぐな道は皆で「何歩で歩けるか?」を数えます。
もちろん皆の歩幅は違うんですが、結構一緒に声を出しながら歩くと同じ歩数で到着するもんです。

目印を覚えておく

交差点などについたら、そこに何があるのか?など目印を覚えておきます。

交差点を2回通りすぎて駅まで到着。
歩数もバッチリ。

また同じ道を歩いて帰ります。
さっきチェックした目印以外にも気になったことを感じながら帰ります。

地図にプロット

帰ってきて、またさっきの紙を見せます。
さっきの駅と線路しか書いていない紙が以下に情報不足かが見てすぐに気づきます。

5人いたので、歩数係と目印係にわかれてもらい地図にプロットしていきます。

さっきは全然わからなかった駅からの道と方角などが一気にわかります。

案外方角とか距離感と言うのは、大人でもなかなか把握できない人が多いですが、これってもちろん「感覚」的な部分に左右されますが、数学的なアプローチで覚えることも可能です。

みんなで歩数を数えながら商店街を歩くと、周りの大人が優しい笑顔で話しかけてくれます。

外でやる実験も楽しいなって思いました。

ワークショップカテゴリの最新記事

Subscribe to kasitaku homepage