私的ワールドカップについて

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すでに始まってしまいましたね。ワールドカップ。

別に今回の優勝予想とかはしません。あしからず。当らないしね。

僕にとってのワールドカップは、86年大会がスタートです。
マラドーナの為のワールドカップだったメキシコ大会。

僕(1973年生まれ)と同世代の日本人にとって、この大会はとても重要な大会なんです。

日本においてサッカーの認知度が上がったのは、当然ながらJリーグのスタートと2002年のワールドカップだと思います。
当時を日本サッカー創世期と位置づけるならば、その時選手だった人、そして熱心に応援していたサポーターにとって一番影響を与えた大会が1986年大会なのです。そんな人たちが日本サッカーの盛り上がり、認知度アップに大きく貢献したのは言うまでもありません。

メキシコ大会は、比較的沢山の地上波放送(NHK)がありました。(録画が多かったけど。)
日本もサッカーの盛り上がりかかっていたんでしょうね。

このメキシコ大会が日本で盛り上がったのにはとても重要な布石があったと考えます。
1985年に東京で開催されたトヨタカップです。
イタリアのユベントス対アルゼンチンのアルヘンチノスジュニアーズ。
ユベントスにはプラティニが王様として君臨していました。そのほかにもポーランドのボニエクとか、神戸でも活躍したデンマークのラウドルップとかがいましたね。
そして今まで見たこともないようなゲームを見せてくれました。
あと重要な点として、プラティニは今までみたどのサッカー選手よりおしゃれだったんです。
僕ら小学生は誰もが彼のポジションであるMFに憧れました。
その理由はキャプテン翼の影響が大きいのは当然として、プラティニの存在も大きかったのではないでしょうか?
この衝撃をもって、翌年に開催されたメキシコ大会。
サッカーの素晴らしさが詰まった大会でした。
この大会はスーパースターが競演する濃い大会でした。
マラドーナ然り、プラティニ(フランス)、ジーコ(ブラジル)、ルンメニゲ(西ドイツ)など。
ルンメニゲを除く三人はいわゆる「ゲームメーカー(試合を作る人)」でした。
当時ゲームメーカーが輝いたのには理由があります。
今と戦術的に大きな違いがあったのです。

簡単に説明すると。

■1986年のサッカー戦術
・選手それぞれの役割「(相手ゴールに近い順に)攻める人(FW)、つなぐ人(MF)、守る人(DF)」がわりと明確だった。
・それ故ピッチ上にスペースが多かった。(他人の領域に人が入り込まない為。)
・スペースが多い為、割とボールを自由に持つことができた。
・自由がある故、フィジカルが多少弱くても想像力があることで一流サッカー選手になれた。
・ゲームメーカー(MF・・・試合を作る選手)が中心だった。
・攻撃的なサッカーが主流だった。

■今のサッカー戦術
・すべての選手に同様の役割(攻める、つなぐ、まもる。)を求められている。
・仕事場がピッチ全体になるから、スペースがどんどん狭くなる。
・ボールを持つというよりは、ボールを前に早く進めることが重要視される。
・まずはフィジカルと言う選手が一流。
・試合を決める選手が中心。
・ちょっと守備的なサッカーが主流。

てな感じです。(かなり大雑把ですし、例外というか違う見方も当然あります!)

今大会のスーパースター候補はメッシ、クリスチャーノロナウド、カカーといったところでしょう。
プレースタイルの差はあれど、特にメッシ、ロナウドは自分でドリブルでせめて行くタイプの選手ですね。(マラドーナは5人抜きとかしてますが。)
彼らは「試合を決める」選手ですが、「試合を作る」選手ではないのです。

さて、「試合を作る」というのは。

サッカーは前後半あわせて90分あります。
その間で多くても両チームあわせて5点ぐらいしか入りません。
だいた3点以内じゃないでしょうか?
残りの時間は「陣地の奪い合い」をするゲームなんです。
その点ではラグビーも一緒ですね。さすが起源が一緒。
長い陣地奪い合いの中に戦略があり、知性がほとばしり、そこには創造性が溢れていて、その結果が得点につながる。点が入るところ意外も含めてサッカー。

ボールをめぐっての陣地の取り合いが楽しいほうが、当然見ていて楽しいサッカーなのです。
僕はそういうサッカーが好きですし、その理由は1986年のワールドカップが原点だったからでしょうか。
特に準決勝「フランス対ブラジル」戦なんてのは最たるものでした。
あとから考えると、いわゆるゲームメーカーが出現した最後の大会だったんですね。

大会前のチャンピンズリーグはインテルの優勝で幕が下りました。
守備的に戦い、ミリートの2発でバイエルンを沈めました。

とは言え、クラブチームの中心はバルセロナでしょう。

2年前のヨーロッパ選手権では、バルセロナの選手を中心としたスペインが、この国でしか表現できない最高のポゼッションサッカーで優勝しました。

さて、今大会。

もちろんゲームメーカーがいないわけではないですが。
僕はやはり、美しく攻撃的なチームを見たいですね。
あ、イタリアは普通に守備的にがんばって欲しいですが。

チームとしてはスペイン、オランダ、セルビア、スロバキア、メキシコとか気になってます。
早速スペインまけましたが。東欧チームはよく知らないけど気になります。なんか影がありそうで魅力的。

選手としてはイニエスタ(スペイン)、スナイデル(オランダ)、スタンコビッチ(セルビア)、グルキュフ(フランス)、ドス・サントス(メキシコ)とか気になりますね。

と言う感じで、前チームが1試合終わりました。
そろそろグループリーグの突破への駆け引きが熾烈化してくるころ。

楽しくなってきましたね。

追伸:日本も応援してますよ。カズに期待しています。

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