おもしろ算数教室「お買い物ゲーム」が面白かった。

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ちょっと前ですが、先週の木曜日にいおぎみんなの学校で「おもしろ算数教室」をやってきました。

今までのおもしろ算数教室はこちら

この算数教室は、いつもの「サイエンス実験室」とは別で、木曜日に開かれている「能力開発ラボ」の中の一つなんです。

サイエンスと算数

 
さて、私サイエンス実験室をやっていますが、日頃からとても疑問に思っていることがあるんです。
特にサイエンス(理科)は関連性が強いんだけど、いわゆる5教科(今は5教科って言わないのかな?)って切り離して勉強してもつまんないですよね。
サイエンスやっていると、どうしても数学的な話になるんです。
で、最近は勝手に計算問題とかもさせてるんだけど、そっちのほうが子どもたちも楽しそうにやってくれるのね。

ってことで、算数教室を担当するからには「ただ計算が強くなってもしょうがない」って思ったわけです。

ってことで引き受けたんだけど、プログラムは結構考えました。

みんなの学校プレゼンツ:「お買い物ゲーム」

さて、じゃ何しようって話になって、いろいろ考えてたんだけど、結局「最初は簡単に「お買い物ゲーム」にしますか!」なんて簡単に決めちゃったんですね。

で、どんどん当日が近くなってきて、真剣に考え始めるわけです。
そしたら結構難しいって言うか。奥が深いね、お買い物ゲーム。

どこまで難しくしていいか?ゲーム性は?が難しい

「おもしろ」ってぐらいだから、面白く無いといけないってことでいろいろ考えました。
題材は八百屋さんです。

用意したのは野菜各種と、みんなの学校内通貨。数は適当。
プレイヤーは「買う人」「八百屋さん」「問屋さん(市場)」が必要と考えました。
ただ、今回は市場は難しいのと、人員及びスペースが少ないので省きました。

ルール等は以下です。
◯役割

  • 生徒=買い物をする人
  • 先生、スタッフ=八百屋

◯ルール

  • 一週間、毎日八百屋にお買い物に行くというシミュレーションゲームです。
  • 毎日決まった額のお駄賃を渡します。金額は日によって違います。
  • 毎日「これだけは絶対に買わないといけない商品」を設定します。
  • 毎日お駄賃は使いきってください。
  • 商品には標準小売価格及び仕入れ原価を設定します。(しかし生徒には教えません。)
  • 八百屋の値付けは自由ですがトータルでの原価割れはNGです。
  • 最後に買った商品を標準小売価格で計算して、最終的にその額がおおい生徒が勝ちです。
  • ただ、生徒には「とにかく商品を買ってください!と話しました。(厳密に言えば嘘なんですが。。。)
  • 裏メニューとしては、八百屋毎の売上(粗利)も計算して、スタッフ同士も競えますね。

ってことで、戦場は整った(笑)!いざ買い物へ!

やってみてわかった難しさ

今日は買い物ゲームをします!ってことで、月曜日からスタートです。
お金を渡して、いざ買い物へ!
3人のスタッフがそれぞれ好きな金額を決めています。
子どもたちはまだ最初は「値切る」という技は身につけていません。
最初に目に入った商品をどんどん買う感じ。
当然それぞれのスタッフのお店は「ボッタクリ」の店もあれば「良心的」な店もあり、ぶっちゃけ「おい、経営できているのか?」って店もあったりします。
月曜日の買い物を終えて、皆に集まってもらいます。

「さー、ちゃんと買えたかな?」
なんと、「お釣りができてしまうから買えなかった!」という子がいました。
あー、なんと真面目なこと。

火曜日の買い物をスタートする前に話します。
「お金を使い切るってことは、「安くして!」って言ってもいいんだよ。」
「お店によって値段が違うかもよ。」
子どもたちは「!!」って顔をします。
火曜日から急に「大阪のおばちゃん(想像上)」に返信です。
「安くしてよ-。」
お買い物終了です。
月曜日よりも沢山買って来ました。

水曜日ぐらいになると面白い傾向が見えてきます。
なんと「決して安い店」だから買うわけではないという状況が生まれてきます。

ここら辺で1時間が過ぎようとしていたので、木曜日のお買い物で最後にしました。

ここで問題発生。
各店舗、実は最初に均等に仕入れしてたんですが、商品がなくなってきました。
ところが、途中で勝手に市場から盗んでくる店も出てきていて、各店舗で在庫の数がまちまちになってきたのです。
急に売れる店と売れない店がはっきりして来ました。

なんたるや、たったの1時間、小学生と大人の攻防において、市場原理が働く展開にびっくり。(嬉しいびっくり!)
奥が深い買い物ゲームとなりました。

学んだこと


当初想定していたのは「生活の中での計算力」と「コミュニケーション力」だったんです。
ただ、計算力については「ねー、これとこれでいくら?」みたいな話になってなかなか自分で計算する機会がなかったですね。
反省点です。

コミュニケーション力については、想定以上の結果が出ました。
単純に値引きをするわけではなく、上にも書いたように「お客さまの質問」を親身に聞いてくれるから買ってくれるなど、子供ながらに色々考えて買ってくれました。

あとの反省点と言えば、「なんで毎日野菜ばっかりなんだ!」とか「忙しさにかまけて、店舗の売上は計算できなかった」とか。
以下に八百屋が大変な職業なのか?ってことをスタッフ側が知ることができました。

今後に向けて


今後は売り手も生徒がやったり、動やったら売れるか?をマーケティングしたり、ポイントカードなどを導入したりなど、大人も一緒に楽しめるゲームになる気がしています。

ただ、面白いのは重要ですが、「なんで?」をもっと入れる工夫も必要かも知れません。

なかなかおもしろかった買い物ゲーム。バージョンアップ版を以下の日程で開催します。

■いおぎみんなの学校 土曜スペシャル
「買い物ゲーム 90分版」(題名は仮です。。。)
3月16日 13時半~15時

皆様、大人も一緒にぜひご参加ください。
お申し込みはいおぎみんなの学校(tel:03-6765-1616)まで。

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