いおぎみんなの学校 「塩水大作戦」

Facebook にシェア
このエントリーを Google ブックマーク に追加
[`evernote` not found]
このエントリーをはてなブックマークに追加

昨日はいおぎみんなの学校でやっているサイエンス実験室。
昨日は来年小学生のお子さんも参加して頂きました。

他のサイエンス実験室レポートはこちら

当初は「電池を作る」だったのですが、もしかしたらちょっとむずかしいかな?と思いました。簡単に言うと成功確率が低いと言うか。
難しいんです。
なので急遽「塩水大作戦」を行うことにしました。
内容は「ゆで卵って水に浮く?浮かない?」

準備するもの

  • ビーカー
  • ゆでたまご
  • 計り

ゆでたまご浮くかな?

集まった生徒たちにまずは質問してみました。
「ゆでたまご、水に浮くと思う人?」
「はーい」「いや、浮かないって」「浮かないかなー。」・・・・。

まー、いろんな意見がでます。勝手に出させます。子どもたちは自分たちで勝手に浮く理由とか浮かない理由とかを言い始めます。
とにかく勝手に言わせます。

とは言いつつ時間もあるので、一定時間がたったら、最終ジャッジメントを迫ります。
「じゃー、浮く。」(じゃーってなんだよ、おい。)←なんて言いません。

それぞれ「浮く」と答えた子どもたちには真水の入ったビーカー、浮かないといった子どもたちには塩水の入ったビーカーを渡します。

せーので入れてみよう!ってことで入れてみますが、それぞれ自分の答えとは反対の結果にズッコケてくれました。
(昨日の生徒はみんなズッコケ方が上手でした。)
僕も一緒にとりあえずズッコケてみつつ、答えをざくっとバラします。

こっちは塩水だよー。こっちは真水だよ。

再度ズッコケてくれましたが、その時は大人として無視です。

とりあえず塩水のお話するよーってことでスタート!この時みんなの顔は笑顔です。

塩水ってどうやってしらべるの?

ここでまずは皆に聞いてみます。

どっやったら塩水ってわかるの?

子どもたちはあーでもないこーでもないことをどんどん言い出します。
「知らねーよー」とか。
そういう時は「しらねーよーじゃねーよー」と言ってあげます。

ま、とは言いつつも子どもたちも一生懸命考え出します。
「卵浮いたら塩水じゃね?」「舐めてみれば良いじゃん。」「匂いじゃね?」「ほら泡がたってる方だって。」「量が多いほうじゃない?」
ふむふむ。おっさん(僕ね)はふふーんって言いながら聞くだけです。

この時子どもたちには思ったことは全部模造紙に書いてもらいます。
途中質問してくる子供もいるんですが、簡単には答えません。
「紙に書いといてー。」で済ませます。

さて、いろいろ答えが出たかな?って思って見てみても、実はあまり出ません。
だって塩水か真水かって、そんなに見た目も変わりませんしね。

でも良いんです。いろいろ考えてもらったらok。
それぞれ発表してもらいます。

ちょっと別の実験

ここでちょっとだけ面白い実験をします。
塩水を石鹸水にいれてみます。そしたらある変化が起こります。
わかんない人は試してみてください

子どもたちはたったこれだけの事で、大騒ぎ。

次は俺!次は俺!の大合唱です。
やりたいだけやらせます。そしたら飽きますw。

あ、ちょっと話それますが。
僕が気をつけていることとして、混ぜるとか卵を入れるとか、作業は極力子どもたちにさせます。

当たり前だけど、水に塩が混ざっているから塩水なんだよって事をわかってもらいつつ、塩が反応するんだよってことを適当に、感覚的に感じてもらいます。

塩水を調べる方法は色々あるんだってことに気づくまで行ったら最高ですが、そこまでいかなくてもokです。

卵が浮くから塩水なの??

さて、最初の問題に戻って。
塩水を調べるのに「卵が浮けば塩水だ!」って話がありました。
先生、ちょっと疑問に感じたんで聞いてみます。

「塩水って何?」
「水に塩が入ったら塩水。」
案外まっとうな答えが帰って来ました。

「じゃさ、塩水作ってゆで卵浮くのか試してみようよ!」
ここで塩を入れる係とか、卵を入れてみるかかりとか、塩を溶かす係とか決めます。
じゃんけんで決めます。

僕はもう一回質問します。
「塩どんだけ入れたら塩水なのかな?」
「しょっぱかったらー。」
なるほど。重要です、その感性。

「じゃ、少しだけ塩いれた水は塩水じゃないの?」
「わからーん。」
正直ですね。子供。面倒な質問だと思ったんでしょうね。

ってことで塩水を作っていきます。
その前にまずは塩の重さ当てクイズをしてみます。
塩(開封済み)を持ってもらい、どれくらいの重さかを当てるクイズです。
みんなあーだこーだ言っています。
僕も先生として「これは270グラムかな」なんて言いながらクイズに参加してみたんですが、一番外れていました。

塩の全体量を体感してもらい、次に「どれくらいの量を水に入れるか?」を話し合ってもらいました。
別に根拠は要らないんだけど、なんとなくみんなで話し合ってもらいました。
水の量が400gだったので、いきなり「140g!」なんて言わないようには操作をしましたが。
(言わせても良かったかな?って後で思いますが。)

で、結局最初に10g、その後22g。
ゆで卵はまだ浮きません。
水を舐めてもらいます。
「しょっぱくない」って言ってます。

次に8g追加しました。
ゆで卵を入れてみます。

浮きました。
水を舐めてみて「うーん。」

って所でお時間。

最後に立って「ありがとうございました。」で終了。
それぞれ楽しんでもらえたみたいでした。

ただ、最後に「電池つくらなかったねー」と言われてしまいましたが。。。

そして課題も残る。

さて、今回の塩水の実験。
質量の話であるとか、科学反応の話が内包されています。
毎回難しいですが、悩むのはどこまで教えるべきか。
いや、どこまで教えられるか?の方が正しいかな。

今のところ僕の考えでは「なんでそうなるの?」って言葉が出てくるようにするのが第一なのかな?って思っています。

サイエンス実験室、次回は一応「空気のパワーを感じよう」(今回のように急に内容を変えることもあります。)

2月のスケジュール

  • 2月20日 サイエンス実験室「空気のパワーを感じよう!」
  • 2月27日 サイエンス実験室「温度計をつくってみよう!」

いおぎみんなの学校 サイエンス実験室
毎週水曜日 16時~17時まで
小学校4年生ぐらいまでを対象に、みんなで一緒にやる面白い実験を通して「科学」に興味を持ってもらうとともに、「考える力」と「一緒にやる楽しさ」そして「礼儀」を感じてもらえるようなプログラムで開催しています。
いおぎみんなの学校

サイエンス実験室カテゴリの最新記事

ワークショップカテゴリの最新記事

Subscribe to kasitaku homepage

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

This blog is kept spam free by WP-SpamFree.