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集団的自衛権について考えたこと

結論から書きます。
実は憲法解釈の是非は、判断出来ないんです。答えが出せずに「うー」ってなっているのが正直なところです。
言えるのは「死にたくない」「戦争は嫌だ」だけです。

まず考えたこと

さて。集団的自衛権の解釈が変わったことでなにが変わるのか?
そもそもを少し考えてみました。
前提として「解釈が変わることで、感覚が麻痺して最終的に人を殺すことも厭わなくなる。」みたいな考えは今のところしません。
あしからず。

まず自衛隊について。自衛隊は軍隊ではないという解釈ですが、誰がどうみても軍隊です。
そんなの身の危険のためなら銃は持っていいって理論となんら変わらんのではないかと思います。
そもそもこの時点で僕は反対です。

憲法として戦争は放棄していますが、軍隊持ってんじゃんっていうのが僕の解釈です。
なんかちょっとそれって矛盾しないかね?って思うわけです。

なんで今なの?

自国が武力攻撃を受けた時どうするんだろう?って考えると怖いですよね。
その時僕らはどうすればいいんでしょうか?
僕はよくこの質問をされた時に「そりゃ真っ先に逃げるさ」って言うんだけど。
まじめに考えてみると実際逃げられるんだろうか?って思うわけです。
自衛隊に守ってもらいたいって思うんだろうなって気持ちも絶対あるなと。

じゃ、やっぱ自衛隊必要なんでしょうねって言うのも少し難しい。
でもお国のためなら死ねる!なんて口が裂けても言えない。

ただ、現実として北朝鮮が軍事力を強めているわけで、弾道ミサイルなんてすぐにでも打てる状況になるのは目に見えています。
日韓関係も悪化しています。

実はとても怖い時代なのではないか?と思うわけです。

ここで出てくるアメリカって国

日米安保条約ってのがあります。

以下僕の解釈です。
両国が攻められたら、自国の法法律に則った形で助け合いましょうね!って言う内容です。
日本が攻められたらアメリカが助けてやるぜ。(そのかわり駐留させてね)って感じです。
じゃアメリカが攻められたらどうするの?ってのが実は問題ですね。
日本って攻められたら守れるけど、アメリカが攻められてもそのせめて来た国に対して攻撃出来ないですよね。
そこが現状の法律の解釈です。

今まではアメリカが怯える必要もなかったし、日本はアメリカにとって色んな意味で「お得意さん」だったわけで、それなりに日米安保も意味があったわけですが。
今や中国が力をつけているわけで、日本よりも中国のほうがアメリカからしてみると魅力なわけです。
おまけに北朝鮮はアメリカまで弾道ミサイル飛ばせるようになると。
おまけに日本は東シナ海超えた国と全部仲が悪いと来た。

アメリカは思うわけですよ。
あれ?日米安保って、俺ら損してね?って。俺ら守ってやるだけじゃん。日本に駐留してるだけじゃんってね。
だから、「日本も戦えるようにしとけや」って圧力があったんだろうな?って思うわけです。
僕らからしてみれば駐留してるのだって迷惑なんだけど。ま、それは置いといて。

ま、たまたま安倍政権の時に解釈変更が行われたのか、それとも他の総理でも、ましてや民主党政権であっても実はこの問題は起こった可能性があるわけです。

安倍はタカ派だろうから、もちろん推進していったでしょうけどね。

僕らはどうすれば良いの?

じゃ、話戻して僕ら日本はどうするかってなると。
アメリカに守ってもらわなくても良いんだよって言えばいいじゃんって思うわけですが。
実際、まじめに今の状況を考えると、それって怖い事でもありますよね。

どっちにしろ危険な目に合いそうな時代だなってことだけは確かです。

今のところ言えるのは「こちらから攻めない」って言う解釈だけはあるって事だけなんですよね。

でもさ、イラクに派遣した時だって、武器は使っていないにしろ世界から見たら戦争に加担したって事に変わりはありませんよね。
手は出していません、でも金なら出せますよ!って感じですよ。
止めに行くならまだしもどうみてもアメリカ応援に行ってますよね。

ここまで書いてみて思ったことは。

あー、よくわからん。僕にはよー答えだせまへん。
ガンディーにでもなるかって感じですよ。

こういう時に一番僕が考えることは、結局戦争ってなんで起こるんだろう?ってことなんだけど。
結局さ、行き過ぎた欲のせいですよね。
征服するとか意味ないし、国境とかで国力が決まるのもおかしいし。

人間って歴史に学ばないんだろうか?って思いますよね。

はー、考えてみたものの何も絞り出てこないってのが感想です。

<追記>
ま、でもどっちかって言うと反対かなー。やっぱ積極的に加担しても良いって解釈になるだろうしなー。

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