文房具を片付けていたら、北九州の商業施設リバーウォーク北九州がオープンしたときにもらってきた万年筆を発見しました。ずっと忘れ去られていた代物なので、案の定インクが固まっていて使えない。って事でまずはメンテナンス(って言っても水につけてインクを溶かしただけだけど。)してみました。
この万年筆が少し面白くて、ペン先が少し曲がっています。なのでいろんな太さの線が描けます。
さて、このペンで何をしようかな?って考えたところ思いついたのが「絵を描いてみよう!」。
って事で朝から机の上にある物を描いてみました。
絵を描くってこと。
最近知り合った方が、よく絵を描いているんです。それがとても素敵な絵なんですが。ずっと「良いなー。」と漠然と思っていたんですが。そうだ、描いてしまえ!って思ったのが吉日、早速インクを補充してスタート。
なかなか上手に描けない!
いざ紙を用意して机に座り、何を書こうかな?ってところからスタート。
適当に万年筆のインクとか、使っていない携帯とか飲みかけのコーヒーカップとか、とにかく目の前にある物を描き始めたんですが。
何ていうんだろう、上手く描けない!ま、最初から上手に描く必要もないし、もともと美術は2しかとったことないし。あんまり気にするなってことで描き続けてみると、それなりに見えてくる。
そう、気づいたんです。
見えてくるんです。
重要なことその1「何事も観察」
デフォルメして描きたいというわけではないので、なるべく見たまんま、誰が見てもそれとわかるように描きたいと思ったんですが、重要なことは「観察」なんだなと。
技術については多分いろいろあるんだと思います。ペンの持ち方とかもそうだし遠近法云々もあるでしょう。
でも、やっぱりまずはしっかり見ることが大事ですね。
描き続けていると少しずつそれっぽく見えてくるから不思議なもんです。
一度自分が納得行くまで見てみるって大切。
何事においてもそうですね。自分にかけているところもそれ。
わかったふりして何でもやって見たりするんですがそれって独りよがりというか、わけのわからん物になること多いですよね。
全体を俯瞰したり、細部をよく見たり。
観察することで得られる情報はやっぱり大きい。こういうことができている人は素敵だな。
諦めない
最初に描いた絵でやめようかと思ったんだけど、何個か続けて行くと少しずつ上手になってくるもんで。
別に画家になりたいわけでもないし、ましてや商売につなげて行きたいわけでもない。ただなんか自分が成長している感があるのが楽しいですね。
僕はすぐに諦める、三日坊主どころか3秒坊主ぐらいなんですが。とりあえず時間を区切ってやってみると、それなりに何か得る物はあるもんだなと。
まずは始めてしまえよ
先に書いた「絵を描いている人」と話しているときに、「僕も描きたいなー」とか言ってたんだけど、大体こういう場合って口だけで、次の日と言わず、家帰ったら忘れているもんなんだけど。ま、忘れても良いんだけど。
思い出したときに、そこにペンがあったら描き始めてみたら良いんだってことですよね。
片意地張らず、のんべんだらりでもいいし。
「やりたい!」って思ったことは、スタートして見たらやっぱり楽しいもんです。
ペンタブレットが欲しくなりました。