月別アーカイブ: 2023年12月

今年一年を振り返ってみようと思う

今年は海外に3箇所行ってきた。
カナダとタイと台湾。
カナダは姪っ子の結婚式で。
他2つは単純に遊びで。

カナダ

カナダはノバスコシア州ハリファックスという場所で、地図だとニューヨークからみて右上。
カナダの東の端っこにある。
アメリカ大陸は24歳の時に行ったアメリカ以来だが、広いから同じ大陸にいる感覚はなかったし、やっぱりアメリカとカナダでは大違いだった。

カナダのバーガーキングは日本と同じだった。

カナダで一番有名?なコーヒーチェーン店のTim Hortonsには大変お世話になった。
物価は案の定日本と比べて高い感じは否めなかったが、Tim Hortonsだけは安かった。

カナダでタバコを買う際に、スーパーに向かったら怪しい部屋に連れて行かれた。
自分は本当に悪いことをしているんだなって実感させられた。日本のタバコの美味しさを改めて認識できた。

姪っ子の親戚は、赤毛のアンで有名なプリンスエドワード島に住んでいたので、僕ら家族(母、兄、姉家族)で行ってみた。
書籍にある通り、土が赤かった。
書籍に書いてある通りと書いたが、赤毛のアンをちゃんと読んだことがなかったので職場の同僚の赤毛のアンファンに借りていった「赤毛のアン入門」的な本を飛行機で読んで行った。
のどかな風景が広がるプリンスエドワード島には特別何があったわけではない。ただただだだっ広かった。
ロブスターとか牡蠣とかが有名とのことだった。
ハリファックスで泊まったお宿がなんかかっこよかった。

毎日300キロくらい運転した。やはりアメリカ大陸は広い。でも道路は快適だったから苦痛はなかった。
初めての右車線での運転は、1回だけ交差点で左車線に入ったのと、どうしても右よりで走ってしまう以外はとても快適だった。

結婚式は前日から参加した。
みんなで次の日に出される予定の果物を切ったり、なんか知らんけど焚き火したり。
日本人は我々だけだったので、負けないように話をしてみた。
ちゃんと笑いは取った。
5月のカナダの夜はめっちゃ寒かった。
って思ったら、次の日、結婚式当日はめっちゃ暑かった。

結婚式はお庭でやった。とてもいい天気でなんか嬉しい気分になった。
ああいう結婚式なら出てもいいなって思った。

結婚式の食事はハンバーガーだった。他にもなんかあったけど、みんな先に決めていたメニューをキッチンカーで受け取る形式だった。
個人的にはそんなんで十分だなって思った。
変な車海老とかはいらないなって思った。

結婚式が終わり次第、僕と甥っ子姪っ子だけ先に帰国するために宿に戻った。

次の日は朝5時半くらいにハリファックス空港からトロントに飛び、そこでトランジットの4時間の間に市場に行ったり、トロント・ブルージェイズの球場の隣のCNタワーに登ったりと満喫した。

個人的には故ロビー・ロバートソンが育った空気を吸えたことが嬉しかった。

タイ

タイは二回目の東南アジアだった。前回は10年前くらいに行ったマレーシア。
タイはめっちゃ都会だった。交通網も整備され、ほぼほぼ日本と変わらない生活ができそうだった。
物価は今のところ日本と大差ない?って感じだったか、彼らの購買意欲は日本と比べようがない感じで、街のショッピングセンターは賑わっていた。
ご飯は美味しかった。
交通量が多く、バイクタクシーが多いのにはびっくりした。怖くてトライはできなかった。
バンコク中心部は近代都市だったが、少し離れるとまだまだアジアを感じられる場所が沢山残っていた。
できれば今度はそっち側に行ってみたいなって思った。

台湾

台湾は、もしかしたら民主主義が終わるかもって思って行っておきたいなと言う気持ちで行った。
こちらも物価はあまり変わらない感じだった。

台湾は親日の国っぽく(タイも親日たしいが)、英語よりも日本語のほうが通じた気がした。
九份とか観光地に行ってみたが、気持ち的には清水寺みたいなものかなって思った。
人がごった返していたけど、お土産物屋さんばかりでそんなにぐっと来なかった。

街を歩いたときの雰囲気は良かった。古い建物と新しい建物が混在している様は、古いものも大事にするのかただただ建設が追いついていかは分からなかったけど、混在具合が程よく住んでも楽しいかなって思った。
でも、台湾有事が心配。住むのはないかな。
あのままの台湾であってほしいなって思った。

abflabo

毎週金土の夜に開いている音楽と本と珈琲のお店、abflaboは二年目を迎えた。
少しずつ認知されてきているのか、今年もまた面白い人々が集まってくれた。
abflaboで開催するDJイベント「轆轤connect」を11月に久しぶりに開催した。
来年からは2ヶ月に1回のペースで、奇数月の第三土曜日に開催することにした。
音楽好きが少しずつ集まってきてくれて、少しずつ輪が広がってきているのが嬉しかった。
また、音楽を通じてクリエイターが集まってくれているのも嬉しかった。
来年は、そのクリエイターと一緒にコラボして、イラストを売っていく試みを始めようと思う。

ラジオを始める

2024年の1月からFM伊東なぎさステーションというコミュニティーFMで月イチで番組を持つことに決まった。番組名は上記のイベントと同じ名前「轆轤connect」。
番組のコンセプトは「伊東の街に音楽を通してリベラアーツを広めていく」。

リベラルアーツ

リベラルアーツがなにか?って部分は自分の中でしっかり言語化されている訳では無い。ごめんなさい。
ただ、最近色んな人と話しをしていて大事だと思っていることがあって、それを1年間題材にしていきたいと思う。

我々日本人、特に首都圏等の大きな経済圏の外で暮らしている人々は経済的な話だけで言うと先行きは明るくない。
経済的指標は、高度成長期以来日本人にとって一番大事だったことなんじゃないかな?って思う。
でもこれから内需が増加することは考えられないし、技術的に日本が突出している状況はすでに亡くなってきていると思う。技術は直接的に経済に対して影響を及ぼすので、大事ではある。しかし今からはもっと技術の外側にある何かが大切なのかな?って思っている。

そのなにか?ってのを探してきたいと思っている。きっとそれがリベラルアーツだと思うから。
ふわっと思いつくのは「芸術」「哲学」等だが、敷居が高いのは否めない。

探求のアプローチとしては、目的に対して人は少なからず遠回りをしていると思う。
その遠回りにヒントが隠されているんだと信じている。
目的は全人類「幸せになる」ことだと思っている。
幸せに尺度は人それぞれだ。詳しくはここには書かない。
そのどんな幸せであれそれを掴むには、工夫しながら努力を続けることが一番の近道だと思う。
そして努力の途中で行き詰まる。
行き詰まった時に、ちょっと散歩してみたりするとぱっと開けたりすることがあるだろう。
何気なく手に取った本がヒントを与えてくれるかもしれない。
そのヒントの種を言語化していく作業がリベラルアーツなんだと思っている。今のところ。

その言語化の作業を自分自身、そして関わるみんなと作り上げていくって、とっても面白いことじゃない?って思っている。

今年の終わりからその作業を進めている。
来年はそれを加速していきたいと思っている。

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