月別アーカイブ: 2014年1月

大瀧詠一を偲ぶ

年末の話でしたね。
スマホ離れしてたんだけど、ちらっと見たら死去ってニュース。
ふわー、年末に。残念。

ってことで定番の「A LONG VACATION」をあらためて聴いたわけです。

でね、やっぱり気づくわけですよ。
このアルバムを聴いていると、何故か毎回「あれ?」って思う場所があったりするんですよ。
あと、聴くたびに好きな曲が違うわけですよ。

ちなみに今回一番ハマった曲はこれ

なんなんだろう。このアルバム。

僕ははっぴいえんどよりもこっちが先なんですよ。
細野晴臣もYMOの人だったから、はっぴいえんどってスゲーっって感じで聴きだしたんですよね。

表舞台にはあまり出てこなかったけど、なんか気になる人でしたね。
大瀧詠一。

ほんと、悲しいなー。

これからどんどん好きなミュージシャンが死んでいくんだなーって思うと、ちょっと寂しいですね。

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バックコーラスの歌姫たちを見てきたよ

日本公式サイトはこちら

いわゆるバックコーラス(表に出ない人たち)の人たちに日を当てたこの作品。
最初はコーラスラインの歌もの版?ぐらいに思ってたんだけど、友人に進められてサイトを見に行くと「これは見とかないとねー。」ってことで。

本当は年末までに見ておきたかったんだけど、休み最終日に駆け込みで見てきました。

で、こっからはネタバレもあるんで。って言ってもそんなに上手にかけないし対してネタバレにもならんだろうけど。

あんまり知らなかったこと

まぁ、時代背景を考えると当たり前なんだろうけど、フィル・スペクターの存在って大きいっていうか、かなり傲慢だったみたいですねー。
ダーレン・ラブがかなり可愛そうだった。でもこの人、人の良さが現れているっていうか。歌声にお現れているっていうか。少しお人好しなのかなって言うか。
厳しいこと言うとスターにはなれないのかもねーって。
でも、スターじゃなくていいんじゃね?って感じ。本当に歌が染みわたる感じ。
最後のリーン・オン・ミーは最高。

メリークライトンが好きだ

この映画には、何人か特別フューチャーされた人たちがいる。
上記のダーレン・ラブ、クラウディアリニア(ミックと色々あったみたいね。)、リサ・フィッシャーなど。
でも、僕は断然メリークレイトンが好きだ。
なんでって、最後まで悪態ついているっていうか。存在感として「あー、いい人ではあるけど、敵多いだろうなー」って感じがにじみ出てた。
ちなみにリトル・フィートのサムクレイトンのおねえちゃんね。

映画中ではギミーシェルターの彼女の部分だけが聞けるんだけど、そこが鳥肌もの。
おー、すげー。でも、録音時の話は笑える。へー、そんな状況でねーって感じ。

あと、スイート・ホームアラバマにバックコーラスの時の悪態と、その反面サザンマンとか歌っているところがまた素敵。

この人最高。

ストーンズって女性バックシンガーが重要よね。

リサ・フィッシャーとか、90年以降の日本公演の時って大体バックコーラスやってたんじゃないかな?(たぶん。)クラウディアリニア、メリークレイトン含め、ストーンズってやっぱり色んな意味でパクるって言うか、良い言い方すると上手に組み合わせるなーって思わせる。そういう才能も含めて改めてストーンズ好きだーって思ったわけです。

あと余談だけどデビッドボウイってやっぱカッコいいね。

最後に

誰が見ても面白いって映画ではないと思う。
客層も結構高かったし。ただ、見終わって出てく人見てたら高校生とかもいたなー。

バックシンガー。彼女たちはそれぞれ表舞台を目指して挫折した人もいれば、バックシンガーとして生きていくと決めた人など。
ただ、皆歌が好きなんだ。

心に残ったのは、クラウディアリニアが一時期音楽から離れていたことについて「後悔している」って言っていたこと。やっぱりここに尽きる。

人生色々諦めるタイミングもあるけど、心から好きなことは追いかけるべきだよね。

って事で、新たな年に向けて進んでいく所存でございます。

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2014年になりました。日本について。

2014年になりました。
僕自身、今年はこうなりたいって思っている姿がいつもの年以上にあるんですが、それはちょっと置いといて。

年末年始に少し考えた日本についての事をさらっと書きたいと思います。

誰も今までのままで良いとは思ってはいない

年末、大学のサークル仲間とひっそりとした忘年会をやった。
そしてその中身はとてもおもしろかった。

後輩2人の話は、年齢の違いとか職業の違いもあるけど、結構差があるのね。
でも一番下に流れている何かは一緒なんだよ。
それは前回話した友人も同じだし、次の日にあった先輩も一緒。
大学の仲間っていいね。(皆さん、本当にありがとう。)

おっと話がずれそうになった。
メーカー勤務の後輩は、自分がどういう立場にいるのかなど含めて、世の中をよく見ていた。
とてもリアリストだなと思った。
そして世界に対するアプローチが僕とかとは全然違って、本当にグローバルにおける問題を肌で感じているのがかっこよかった。
僕らはまだまだ甘いんだなって感じ。

彼は自分たちが生き残っていく事に関してとてもシビアに考えていた。
ただ、シビアなだけではなくて、まだまだ日本として世界に役に立つことってあるんだって話と、それと同様に東アジア諸国は技術的には既に日本に劣っているとは言えないって話もしていた。
刺激的ですよね。こういう話。

じゃ、どこで差別化していくかって話だと、あんまり言いたくない(流行語だからだよ!)けど「おもてなし」とかそういう日本人しか出来ない心の部分なんかないかな?って思った。

そう、そういう部分をもっと磨くというか、謙虚さというか。
そういう部分が実は今世界において一番大事なことで、一番うまくやっていく方法何じゃないかな?って思うわけ。

思ったことを言えばいいわけではない、如何に自分の手柄にすればよいか?を考えるわけではない。
トータルで世界が良いなる方法を提示することで得られる「心の豊かさ」を享受する事が大事であって、日本がこれ以上「物質的な」豊かさを得なくてもいいんじゃないかと。

こういうメソッドがあるんだって言う事を伝えたい

1月3日にNHKで面白い番組をやっていた。
グローバルな人 NY × ファッション × 起業家 大丸隆平
この人、もちろん普通の人と比べたりしたらダメなんだと思う。やはり才能のある人なんだろうし。
ただ、学ぶべきところはあって、「ニューヨークに合わせるっていうのは違う」って言ってた。
僕もそう思う。
最小単位で行くと「個人」になるけど、その次の単位で行くと「会社名」じゃなくて「日本人」なんだと思う。
そこで培ったいい意味での技術を上手に使えるようになりたい。
そのためにグローバル教育であってほしい。(そういう教育受けたことないけど。)

本気で外の目を向けて行くべき時がすぐそこに来ていると思う。
そういう意味では、僕らが受けてきた教育のレベルでは子供はちょっと難しいのかも知れない。
学校にそんなに期待しない。だから家でどれだけそういう「心構え」を教えられるか。
大人も必死にならないと難しい。

ここについては、いずれまた考えたい。

世界から見た時に日本

実は僕達が思っているほど、日本って知られていないって言うか、眼中にないんだろうなって思う。
例えば今年になってからBBCのサイトを見るようにしているんだけど、アジアのところに独立して載っているのは「中国」と「インド」だけなんですよね。

もちろん日本の記事がないわけではない。「Shinzou Abe」とかで出てくる。
でもちっちゃい記事なんだよね。
ほんとどうでもいいんだろうね。

また、逆に日本ではニュースにならない事も沢山ある。
南スーダンの問題なんて日本での報道は「韓国軍に銃弾云々」だけど、そこが問題?って思うわけで。

日本の報道ももう少し世界で何が起こっているか?について、ちゃんと伝えるべきなのかな?って思う。
イラク問題を取り扱っている日本の新聞社のHPは無しなわけですよ。

何が起こっているかぐらいは伝えるべきでは?と思う。

ってことで、また今年も色々思ったこと書きますが。
適当に呼んでいただけると幸いです。

今年も一年宜しくお願いします。

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