月別アーカイブ: 2014年2月

四ツ谷にロックとフュージョンを見に行ってきたよ。

博多時代の先輩(実は高校の先輩でもある)の参加しているバンドを、”お足元お悪い中”丸ノ内線一本で見に行ってきました。

少し博多時間で到着したけど、雪のおかげか始まりも博多時間だったのでちょうど始まるところでした。

ま、ライブはロックでした。
それはまぁある意味安心というか。やっぱ良いですよね。良い歳した人たちがあんな音出しているところが。

それはそれで満足したんですが、僕が考えさせられたのはそのあとに出て2バンドでした。

フュージョンバンド その1

先輩たちのライブが終わり、次のバンドが始まりました。
僕は今回のイベントがどのようなイベントなのかよく知らずに行ったんですが。
そこで演奏されていたのはTスクエア、それもキーボーディストの和泉宏隆氏が作った曲に限るとのことでした。
ま、よく知らんのですが。

で、最初に出てきたバンドは正直良くわからんのですよ。
ピアノとエレキベースとドラムのスリーピース。ベン・フォールズ・ファイヴと構成自体は一緒ですね。

ピアノを弾いている方が、どうみても中学校の音楽の先生的な見た目で、今時無いだろ!って感じのスカートを履いていたっていう感想しかないんですが。
まぁ、僕ももう40歳なので、今更「カバーが良い」「オリジナルが良い」とかいう話はどうでもいいと思っているし、いいと思えればそれで万事ok!って思えるようになってきたんですが。音楽的には楽しくなかったってのは事実です。

ドラムのおじさん(かなり年配)の人が頑張ってたのが好感持てました。

ただ、僕が思うに僕がピンと来る来ないは関係なくて、やっている人たちは楽しんでいる、一生懸命やっている。
それってとっても大事。

なんのかんの言って、最後はなんか拍手したくなりました。音楽やっている人たちがいる事自体が幸せ。

フュージョンバンド その2

そしてこちらはカシオペアのコピーバンドらしいのですが。
不思議なことにこちらは楽しかったんですねー。
で、まーこっちのバンドが演っている曲も全然知ってる曲なんてないんです。

ただね、ソウルっていうか。意気込みって言うか。魂を感じたんですね。

で、その理由が後でわかったんですが。ある人が「実は強のライブってね、カシオペアのいついつのライブの完コピなんだよねー。」って。
だから、ドラムソロもギターソロも、全部完コピなんですって。へー。カシオペア版のシナモンなんだ!

そうか、意気込みが違うんだって。
ま、完コピなんて今まで人生でやったことないんですが。(先輩ももちろん同意してくれましたが(笑)。)

だから、ギターの人とか多分本当にそれにかけてるんだろうなって。
そりゃ、僕も引き込まれるわ。

なんか同じフュージョンバンドでも対照的なバンドを見たなーって。

で、俺はどうなんだって話だけど。

最近、新たに音楽活動に向けてスタジオに入っているところなんだけど。
今やっているのは、どこまで僕が思う音を出せるか、よりソリッドに。
「これ、お前だろ」って音楽がしたいなって思うわけです。

本当はバンドがしたいけど、まずは自分をしっかりだしたい。
そう考えてスタジオに毎週入っています。

そろそろ曲も作り始められそうな予感。

皆、待っててくれ。くれるか。待ってないか。。。。

まぁ良い。僕は音楽楽しんで、新しい曲を作りますよ。

あ、最後に

先輩のバンド、オーディナリーズ。
始めて歌っているところをみました。ギタリストとしてしか見たことなかったからなー。
で、良い意味でやりたいことをやっているバンドなんだなって思ったんです。
好きな事やってるんだしいいじゃん!みたいな。
それが心強いし、そういうのが響きますよね。
フュージョン的要素はゼロでしたが(笑)。

僕もたまにはスタジオ呼んでください。。。

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2014年東京都知事選挙について

さて、明日は投票日なんで、今更ながら候補者の意見を集めているところです。

家入一真氏を応援するわけでも何でもないですが。投票率が低いのは良くない。
現状が気に入らないとか言う割には権利を行使することもせずに、投票したい人がいないとか言い訳したり。
なんかやってから言えって話だ。じゃ、お前でろよって。

生きていく以上社会に属しているんだ。今は好き嫌いあれど僕らはこういう制度の中で生きている。変えたいと思うなら自分ができることからやるべきだ。

もちろ投票以外にやれることがあるのであればやってくれれば良いし、できれば社会に発信して欲しい。そう、投票よりも効果があるのであれば。

若年層の皆を盛り上げてくれているという意味で、家入氏は素晴らしい。僕にはこんなに仲間を引っ張る力もない。素直に応援したい。誰に投票するかは別の話だが。
この盛り上がりに上手に乗っかって、其々がどんな社会になって欲しいかを真剣に考えるべきだろう。

僕は日本人として、東京に住んでいる人間として一番重要だと思っている事は、世界最先端の少子高齢化社会の日本の首都が、世界に対して新しい”成長”を提示することだと思う。
それが経済なのか?生き方なのか?。経済と生き方は分けるべきなのか?

岡本太郎は著書で「政治、経済、芸術の三権分立」を唱えていた。それは面白いと思った。
芸術的成長ってなんだ?

僕が考える芸術的成長ってのは、今までみたいに右向け右を良しとする、皆と同じでないと社会が保たれないって考えから開放されることだと思う。
小さいベクトルが一つの方向をむた時に大きな推進力を得るけど、小さいベクトルが勝手に色んな方向に向いて安定しつつ、球を大きくしていくってのが素敵なんじゃないかな?
そんな社会に憧れる。

国という単位をどう捉えるかという、これまた其々が違った意見を持った中での重要な都知事選なわけだ。

国境なんてないだろってジョンレノンは歌ってた。忌野清志郎も歌ってた。
僕も実は国境なんていらないだろって思っている。
それとは別に住みやすい地域とかはある。原風景とかあるし、そこにおける想い出もある。
そしてそういう想い出とは別に、まだまだ行きたいところもある。

日本が、東京が、世界の人にとって「行ってみたい」「住んでみたい」「自分の街もああいう風にしたい。」「東京がああいうやり方なら、我々はこうしていこう!」って思ってもらえる街になってほしい。

そのために何が必要か。東京の魅力ってなんだろう。

また都知事に求める役割も重要だ。引っ張る人なのか、まとめる人なのか。
どういった人が重要なのか?

僕は世界を知らずにあえて言うならば、東京は根底にちゃんと文化のある街だけど、それが上手に生かしきれていなくて、経済成長を重んじるばかりに人が駒として生きてきたってのが現状だと思う。もちろん新しい文化やテクノロジーが発信されていないってわけではないんだけど。

そういうのは実はもう日本とかそういうくくりのものではなくて、ネットとかあればどこでもできんじゃね?って方向に進んでいくんだろうと思う。

だったら尚更のこと、生きていくのに素敵な街としての東京を考える人に投票したって思ったわけさ。

僕が投票する人は、多分マック赤坂なんだろうけど、今回ばかりはもう少しだけ考える時間を儲けようと思う。

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