月別アーカイブ: 2013年6月

都議選、雑感(杉並区在住)

選挙結果

日曜日、なんとなく身体が重いなって感じだったけど、息子と一緒に散歩がてら投票に行ってきた。
選挙運動期間中、駅までの道すがらポスターを眺め、近くの団地に選挙カーが押し寄せ。

なんとなく候補者を確認しつつ、盛り上がりの無さを感じつつも「誰か選ばないとなー」って思いながら投票。

これでいいのかな。

投票はしたものの

結局、誰に入れたいかは最後までわからなかった。
結局政党で選ぶ。
でも、誰にも期待していないのは本音。

でも世間的に選挙に行かないのは悪みただし、行かないのはそれはそれで気持ち悪いし。

散歩気分を上手に使って国民(都民?)の権利を行使してみたんだが。
なんかスッキリしない。

スッキリしない理由を考える

結局以下なのかな?って思ったわけ。

  • 誰が何をやっているかわからない。
  • 議会が何をやっているかわからない。

お前が興味ないからだろって言われたらそうなんだけど。
だってねー。わからないよね。わからないのに理由はないよね。
知りたくないって言葉とはちょっと違うんだけどね。

結局、政治がなんの役割を果たしているかわからないってのが問題なのかな。
そして自治体職員含めて、あんまり仕事していないでしょ?って言うイメージもなんかあるんじゃないかな。

キャリア官僚とかは毎晩遅くまで頑張っているみたいだけどね。
何を頑張っているかはよくわからないし。

原発を動かすのも止めるのも政治なのかな。
本当に有権者の声って届くのかな?

少し不安な毎日です。

ま、それでも選挙には行ってみます。

明確な「代替案」があるわけではないんです。僕には。
だから、選挙には行っている。
行かないよりは意思表示しているつもり。

現行の選挙制度には、投票する理由がそれぐらいしか見つからないなー。

もしかしたら、もっと民間に譲渡した方が良いことが沢山あるんじゃないかな?って気はしますけどね。
ネットで投票できても、この投票数が変わるとは思えないなー。

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県議の自殺のニュースを見て思った、とても重要なこと。

いたるところでトップニュースになってるこの件。

ブログ“炎上”の岩手県議、自殺か 「ここは刑務所か」と病院対応を批判
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/130625/crm13062511180006-n1.htm

病院批判ブログ炎上の岩手県議が死亡、自殺か
http://www.j-cast.com/2013/06/25177961.html

事実として人が一人死んでいるってのが怖いですよね。
死んだ人が取った行動が良いか悪いかはわかりませんが。もし家族がいたならとても悲しい、やってられないと思います。

さて、この県議が書き込んだブログの内容、もちろん褒められた内容ではありません。
ただ、この件に対して批判するのは別として、死に至った結果に対して「よくやった」とか言うコメントが見られるのはどうかと思う次第です。

追い込むことが良いことなのか?

匿名性を笠に着た発言で「追い込む」傾向がある気がして怖いです。
上の件も、問題をもう少し整理して「番号で呼ぶのってどうなの?」って言う風に考えれば多様な意見が出てきてしかりです。
感情を排除するのが良いとか、匿名をなくせとかいう話ではなく。

もう少し、「まぁまぁまぁ」スイッチとか、「まぁまぁまぁフィルター」ってのがあると、もっとネットが使いやすくなるのではないかな?って思うわけです。

誰か作りませんかね、Chrome対応の拡張機能「まぁまぁまぁフィルター」。

吐き出す場所が欲しいこのごろ

僕も別に文句を書かないわけではないけど、最近は文句だけを書くのは良くない、いや、文句書くのやめようって思うようになってきました。
大人になったから?ま、それは置いといて。

かと言ってストレスをためておくのは良くないんだけど。
なかなか吐き出すばがないってのが、実は社会の中で大きな問題なんだろうなって思います。

友人と過ごすなど出来る人は良いですが、これも実は両極化している気がしていて。
遊べる人は遊べるけど、そうでない人は引きこもるって感じ。

なにか対策が必要ですよね。

弱気を助けるという意味

cakes読んでて思ったんですが、アミタの熊野英介会長が、人の弱みにつけ込むのと弱い人を助けるってすごく似ているなって思ったわけです。
商売の基本って「弱い人を見つける」ことなのかもしれません。

ただ、前者と後者ではやっぱりぜんぜん違う。(と思いたいだけかも。)
IT技術がどの様に弱い人を助け得るかをしっかり考えて行きたいと思いました。
今はまだバカフィルターを超えていないなと。
使う側の成長も必須なんでしょうね。

どんなことであれ、人が死ぬのは嫌なもんです。
身内ならもっと嫌。
そんなことを考えてしまったニュースでした。

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クレジットカードは怖いね

銀行口座をチェックしてたら、6月中に解約し忘れいてるDCMXカードからの引き落としがあったわけです。
調べてみると年会費でした。
解約し忘れていたのは僕なので、それはしょうがないんですが。

不可解な点が一つ。

僕が持っているカードを確認すると、期限は2013年3月まででした。
このカードの登録住所って2つ前に住んでいたところなのです。
当然届かないわけです。

で、新しいカードはどこ?

電話してみると、当然ながら宛先が確認されずに帰ってきたと。

??連絡はないの??
住所変更していなかったのは僕です。
その点はこちらに不備があるんですが。

電話の先のオペレーターは「多分メール等で連絡していると思います。」って。
ほー、連絡はするんですね。
このカード、僕がドコモの携帯を使っている時に使ってたんだけど。
今ドコモ使ってないんです。

ってことは、僕の昔のメアドに届いたってことかなと。
うーむ。

せめてカードの受取がなされていない場合は電話をくれたほうがいいですよね。
電話でも嘘つこうと思えば嘘はつけますが。

怖いなって思ったのは、結局セキュリティーとかいろいろあるだろうけど、ちょっと忘れてたとかいうことから情報が漏れる道が沢山あるんだなってこと。

以前こんなエントリーを書きましたが。

システムだけの問題ではなくて、自分でどれだけ管理できるか?もすごく重要っていうか。

カードって使ってないと忘れてしまいますもんね。
気をつけます。

追伸:
ただ、オペレーターの対応はイライラするなーと思いました。
ま、言われても「そんな話知らねーよ」ってことなんだろうけどね。

午前中も別件でカード会社に電話したら、たらい回しされたしね。
質問は至ってシンプルなんだけど、その質問さえさせてもらえなかったのが気になりました。
妻と話してたら、確かにそう簡単に回答を出せない理由もあるのかな?って思いましたが。

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ルーツの旅がしたくなる年頃でしょうか。

Facebook上で、大学時代の友人がたびに出ている様子をアップしていた。
ルーツの旅だそうだ。
昨日まとめみたいなものがアップされていた。

よくもまぁそこまで調べたなって関心。
何が関心って、やっぱりそのルーツの土地に自ら足を運んで話を聞いてきたってことだろう。
クソみたいなテレビふうに言えば「あっぱれ」だ。
いや、糞みたいなテレビ風に言わなくても天晴だ。

やっぱり愛すべき馬鹿はやることが違う(笑)。

ルーツ知って何になる?

僕のルーツはどこにあるんだろうか?って30代になってから考えるようになったんだけど。
40代になると実際辿ってみたくなるのかも知れないなーって思ってる。

父型でわかるのは曾祖父さんまで。
豊前の人だ。

おかんの方は京都は山城の人。
どこまで遡れるかはわからん。

先祖を知って何になるか?って思うんだけど、知りたくなるのはなんでだろう?

確実に言えることを知っておきたい

年齢的にこういうことを思うのかな?って言うのは、ありきたりは言葉だけど「自分が誰なのか?」を知りたいってところなのかな?と。
ま、知って何になるとかそういう話はおいておいて。
自分は自分なんだけど、そのもともと構成要素を知りたいんだと思うんです。
元素記号でいくと・・・とかいう話ではなくてね。

そしてどんな人にも絶対にぐっとくる人生の転機とか良い話があって、そういうのを知ることで「さてもういっちょ」って思うんじゃないかなと。
僕はそう思いたい。だからルーツを辿ってみたいって思うわけです。

知ってどうなる

しってどうもならないんです。
あっそって感じ。感動することもあるけどね。
ただ、それは何においてもそうで。
知りたいことを知ったから良いことが起きるわけではない。
ただ、知りたいことをおうことって、人生のなかで結構重要な事だと思うわけです。
特に先祖の事は「知っておくべきこと」ぐらい重要なことのような気がします。
やっぱり自分が生まれてくるために絶対必要な人たちですもんね。

実はこのエントリーを書きだしたのは1ヶ月ぐらい前なんですが。
なんか上手にかけずにほっておいたんですが。
友人の手記が上がった時点で、なんとなく続きを書ききろうと思ってアップします。

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ハンナとその姉妹を見たよ

TSUTAYAに行くと、ついつい借り過ぎるって言うか。
なんかだいたい一作品ぐらいみることができなかったってのがあるんだけど。

この作品はもう3回ぐらい借りて、結局みることができなかったんです。

で今回も、今日の10時までに返却ボックスに入れないといけないんだけど今朝の6時半ごろまで忘れてて。
急遽一人の早朝鑑賞会を開催することになりました。

ウッディーアレンについて

さて、僕は映画は結構監督で選ぶことが多い気がします。
ウッディーアレンは好きな監督です。とは言いつつどれが好き!って絞るのは難しい。何見ても楽しい気分で終われる映画を撮り続けていますよね。
あと、珍しく?妻と趣味が会うのもウッディーアレンなんですが。
ちょっとインテリで皮肉屋で。そして孤独な感じがするっていうのが彼の作品に通じる部分だと僕は思っています。

作品について

この作品、彼の作品のなかでは代表作と言われるものです。
お得意のマンハッタンを舞台に広げられる、どろっとしつつもクスッと笑える人間ドラマ。
3姉妹の周りで起こるドラマを、その各々のパーソナリティーの違いや姉妹ならではの関係性などを絡めて、日々の悩みやその後の生き方を淡々と描いた作品です。

ウッディーアレンももちろん出演。毎回のようにちょっと皮肉っぽく冗談を言い続けるキャラクターを演じています。

感想

ウッディーアレン作品に通じるインテリと皮肉はもちろんこの作品でも発揮されているんだけど。
題材としてはもっとどろっとしていてもおかしくないんですが。そうさせないところにリアリティーがあるし、実はそういう作品だからこそ見ている人の内面に呼びかけるものが大きいのかなって思います。

人って案外強いですよね。
そんでもって悲観的になることもあるけど、まぁそれでも生きて行くのが楽しいのかなとか思ったりしました。

そんじゃーね!

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最近体調と気分が良い理由

梅雨の季節を迎えてどんよりしがちですが、東京(っていうか我が家周辺?)は雨もあまり降らず涼しい日が続いていました。

ここ数日雨が降りましたが、先週のdi\土曜日は夏日など。
よくわからん日が続いています。

この季節、毎年だいたい頭が痛いとか体調が悪いとかあるんですが、今年はとても体調、気分が良いんです。
で、理由を考えたんですが。

ってところだと思っています。

食事をしっかりとる

キッチンがかわり料理がしやすくなったのもあり、最近は食事が充実しています。
子供がいる家庭で、それはないだろ?って思いますが、おかずが一品なんてことも前はあったんですが。
なるべく3品ぐらいは用意できる体制ができたのが嬉しいです。
そしてやっぱり食は大事だなって改めて思います。
体調面にどれくらい影響しているかはわかりませんが、少なくとも気分は毎日良いですね。
特に気をつけているのが、煮物を増やしていること。
男の料理ってどうしても「肉、ジャーン!炒めました!」みたいになりがち、っていうかそれが基本だと思うんです。
ただ、野菜を上手に取るには炒め物だけだと子供がなかなか食べてくれなかったりするんです。
で、最近はかぼちゃや里芋などの煮物や、ズッキーニ、ナスなどをトマト缶で煮込んだりなどを一品加えることで、子供も何と無く手をつける、手をつけさせたりしてます。
次の日も食べられるしね。

あとはサラダを食事に加える努力をしています。

ま、簡単にいうと「野菜をたくさん、美味しく食べる」ことをしっかり考え出したんですね。

作って見てわかるには、実はそんなに手間じゃないってこと。
むしろ作るまでの頭の中でのイメージが大切ですね。
それさえしっかりしていれば、結構簡単にできます。

煮物はオススメ。

楽しいことを生活に取り入れる

「おい、そんなことかよ?」って感じですが。
毎日少しでも音楽を「ちゃんと聞く」ことにしています。
ちゃんと聞くって言うのは、僕の中で「ステレオで聞く」ってことです。
(別にステレオの前で正座して聞いてはいませんが。。。)
特に大事にしているのは、なるべくレコードをかけるってこと。

これは結構リラックス出来ます。聞き流しでもいいんです。
お皿を洗いながらでも良いんです。
そうやって聞ける環境を作ったってことがまずは良いことなのかな?って思っています。

ちなみに最近聞いた音楽はと言うと、実はすごく好きな音楽だけってわけではありません。
「あー、このアルバム、何故買ったんだろう?」とか言うのを中心に聞いています。

で、これが結構良いんですよ。

ハーパースビザール

って感じです。統一感なし。

あとはギターを毎日ちゃんと弾くってのを加えたいけど、それはまた後で。

嫌なことを片付ける癖を(少しだけ)つけている

これはもうなんて言うだろう。
後回しにしないっていうか、嫌なことはどんどん片付けるっていうか。
僕は結構この作業が苦手で(ってか苦手な人多いと思うんだけど)、その為に上の事をやっているって言っても過言ではないって言うか。

結局のところ、瞬間的にはトータルで少し+のところを狙うのが一番いいんだろうなと思うわけです。
おもいっきり気持ちの良い事ばかりしていると、きついことを疎かにするし、きついことばかりしていると潰れてしまうっていうか。

最終的い長いスパンで見て大きくプラスを狙う。
時として嫌なことをガツッとやらないといけない日があるだろうから、その為にも日頃のストレスを減らしておくのが大事だと思います。

そんじゃーねー!

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2013年5月当ブログの人気記事、アクセスなど。

アクセス解析をしてみると、いろいろおもしろいものが見えてきます。

僕は特に「この色をだしてブログを運営しよう!」なんて思ってはいないんですが、「ああ、こういうコンテンツが検索されるんだ!」ってわかります。

ってことで5月のアクセスランキング。

    1. おもしろ算数教室「お買い物ゲーム」が面白かった。
    2. カレーに昆布出汁入れると旨いよ。
    3. facebookアプリをやめてみた。
    4. やっぱり自分に正直に生きたいってことです。
    5. タクシードライバーを見たんだよ。
    6. 最近のこと、雑感。-3
    7. 誕生日だから母に感謝よね。
    8. サイエンス教室「マシュマロチャレンジ」をやってみたよ!
    9. 第1回サイエンス実験室「空気について考えよう」
    10. モーターサイクルダイアリーズを見たよ

そんな感じです。

次点は「西荻のチャサンポーにいってきたよ。

こうやってみてみると、いおぎみんなの学校でやっているサイエンス実験室及び算数教室ネタが3つ入ってます。
皆様教育熱心なのか。検索での流入が多いみたいですね。ココらへんは。

カレーに出汁とかが検索されているのが面白いですよね。皆さん一味変わったカレーを食べたいんでしょうか?実はあんまり変わらないんですけどね。気分はかわります。

ほかは映画をみたよって記事。
僕はこういう「何かを見た」とか「なにかを読んだ」って記事は、実はあんまり得意ではないんですね。
読んでもネタバレはしないだろうけど、何言っているかさっぱりわからんって感じです。
ま、好きだから書いてます。

って感じで。
それぞれの記事の流入などをちゃんと見ることで、「あー、友だちが見てるのね。」とか「あー、これは検索流入が多いんだ。」なんてこともわかります。

ちなみに流入はこんな感じ。(ザクっと。)

新規?それともリピーター?

新規?それともリピーター?を割合で表しています。
2013年5月の解析。

流入経路

検索からの流入か、何かを参照されての流入か。など。
2013年5月のアクセス解析。

今後はもう少し解析して出してみますね。

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家庭菜園を始めたよ。

わたし、農学部を卒業した立派な農学士ですが。
野菜のことも花のこともバイオのことも全然わかりません。
サイエンス教室やってるんですが、その中でも実は植物を植えたりしたんですね。
ごめんなさい。

結局これが日本の大学教育の結果だよなーって自分を見て思います。

そんなのにめげずに家庭菜園

引っ越した先には玄関に少しだけ土の部分がありました。
猫の額よりは大きな庭
早速先の日曜日、近所のホームセンターでたねと土を買い、耕してみました。

買ったのは枝豆と朝顔、夕顔。

枝豆は単純に食べたいから。花は綺麗だから。

福岡に住んでいた時に、ベランダで朝顔を植えていたことがありました。
その時は沢山咲いて嬉しかったです。
だから朝顔は何となくどうにかなる自信があるんですが。

枝豆が怖いわけですよ。
ってことでネットで調べたりしながら。
どうにか植えてみたんです。

何か緑色の物体が見えた。

今朝の話です。
植えてから、あまりいい天気がないんですが。
今日なんか雨だし。

って思って畑(笑)をみてみると。
枝豆の芽だったら嬉しい物体

なんかあるじゃん。
ってことでネットで調べたら、なんか違うんですわ。なんかがね。
枝豆の芽

で、ちょっとだけ悲しんでいるわけです。

植物を育てるってこと。

先週オシロイバナの存在をFacebookのお知り合い皆様に教えてもらって以来、植物に興味があって。
そう言えば昔は家族で菜園やってたなーとか思い出したり。
(子供たちはお手伝いと言うよりは土遊びをしていたわけだが。)

植物を種子から植えた時、やっぱり一番楽しいのは芽が出た瞬間だと思うんです。
これを息子に見せてあげたい。
そんな親心です。

ってことで早く晴れてくれないかなーって思いながら雨を楽しんでいます。

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スプートニクの恋人を読んで

最近やっと本を読む時間ができたというか、時間を作る心境になったというか。
本を読みたくなったというか。

ま、そんなこんなで本を読み始めました。

読み始めるのって気合いがいるんです。
ペースをつかむまでが大変っていうか。体力も使う。
なので、僕の中では比較的「適当に読める」作家、村上作品を選びました。

僕と読書

僕が読書を始めたなーって言うのは33歳から。
テレビがない、そして友達もあんまりいない生活をしていて、本でも読むかって感じで始めました。
それまで村上春樹どころか、有名な作家の作品もあまり読んでいませんでした。

ただ、気にはなっていたんですよね。
大学のサークルの先輩が、ある飲み会で村上作品について「あれがすき」だの「俺はあれ」だの話しているのを聞いていたんです。
音系サークルだったので「あのアルバムが」とかはで話し合うのはあったんだけど、本について話しているのが新鮮に映ったのと、「あー俺は本読んでねーなー」っていうコンプレックスがあったのを覚えてるんです。

それから約10年後、仕事終わりにブックオフに寄って100円コーナーに行き、なんとなく名前を知っている人の作品から片っ端に買っていたんです。その中に村上作品もありました。

詳しくもないのに「僕にとっての村上春樹」

最初に買ったのは多分「1973年のピンボール (講談社文庫)」。生まれた年(1973年)ってのが題名に入っているからだからかな。
その後初期のいわゆる初期三部作の他二作を読んだんです。

実は何が書いていたか、今となっては全然覚えていないんですが。
読んでいる時はさらっとと言うか、わけわからないんだけど文体が読みやすいっていうか。
そういうイメージを持ったんですよ。

それからというものの、なんとなく軽く読みたいなって言う時に村上作品を手にとって来たんです。
(村上龍も読んだんだけど、作品ごとに重かったり。(笑))

ノルウェイの森で少しイメージが変わった。

その後なん作品か読んでから、パタッと読まなくなり、数年前にいきなり「ノルウェイの森 文庫 全2巻 完結セット (講談社文庫)」を読んでみたんです。
あ、ちなみに「この作者、コンプリートしたい!」ってほど好きじゃないんです。
でも好きかと聞かれると好きって作家なんです。

ノルウェイの森は、内容を覚えている数少ない著者の作品で、「あー、なんかちゃんと物語なんだー」なんて勝手に思ったもんです。
もしかしたら初期三部作もそうなんだろうけど。今度読んでみます。

ま、それでいて読みやすさは変わりなかったんですよね。

で、今回読んだ作品なんですが。

スプートニクの恋人を読んで

もともと実はSFを読みたかったんです。
でも、まー新作も出たことだし、でも新作を買うほどでもないしってことで。
なんとなく「スプートニクのなんとかってあったなー」って幹事で読んだのがこの作品。

相変わらずの性描写と、さらっと関連性をもたせるディテール。
やっぱりなんのかんの言って、性描写に関しては独自のスタイルがあるんだろうなって思うわけです。
文体はスマートなんだけど、描写と言葉遣いは結構リアルなんですよね。

そのバランスが好き嫌いのポイントなんではないかな?って思ったり。

この作品は、いわゆる恋愛小説ではない。
通常よくあるようなシチュエーションでもない。

でもちょっとした日常を切り取ると、実はこういう事考えているなーって内容でした。
ま、何書いているかよくわからんですね。

さて、リハビリ終了なんで、別の作品でも読もうかな。

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蜂の巣が可愛くなってきた。

蜂の巣

蜂の巣

我が家の二階に登る階段の外に蜂の巣がある。
気づいたのは引っ越してからすぐ。

スズメバチの巣ならすぐに駆除しないといけないんじゃないかな?とか思うんだけど。
なんか可愛くて。って言うかなんか愛おしくて。
親が一生懸命巣を作っていて、中で子供がウニョウニョしているんだけど。

親って一生懸命子供を育ててるんだよねーって、勝手にシンパシー。

駆除するのが躊躇われるんだよな。

でも駆除するべきなんでしょうか?

なんてことを悩む毎日です。

書斎の外のムクドリはとっく巣立ったので、我が家の住人が少しずつ旅立っていくのは嬉しい半面、悲しいですね。

そんな火曜日です。

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