月別アーカイブ: 2012年6月

西荻のチャサンポーにいってきたよ。

昨日今日と開催されている西荻のチャサンポーに行ってきた。
昨日は息子の友人と彼のお母さんとうちの家族で駅の南側に、今日は息子と二人で駅の北側に行ってきた。

僕が住んでいる荻窪と西荻は隣の駅なんだけど風情は全然違って。
アートとかがよく似合う街、西荻。今回の催しもならではだなーって思います。荻窪じゃこの感性はないなー。ちょっと羨ましい。

昨日一緒に行ったお母さんは昔から西荻が好きだったらしく、いろいろ案内してもらった。僕も結構自転車とかでフラフラするタイプなんだけど、知らない道をいろいろ教えてもらった。あらためていい街だなーと認識する。

妻はそんなに西荻にきたことがなく、最近美容室を西荻にしたぐらい。
予備知識があまりない状態だったので、結構いろいろ新鮮だったみたい。また来たいって。

今日は今日で息子と二人お知り合いのKISSCAFEに行ってきた。あまりチャサンポーと関係ないところで、息子と二人ではしゃいで帰ってきた。

このイベント、実はぱっと見大したことはしてない。お店の前にお茶を置いているだけである。お好きにどうぞ!って。もちろんこだわったお茶を出している店舗もあるだろうけど、普通にペットボトルのお茶を出している店も沢山あった。

でも、これをイベントとして昇華させるっていう意気込みと、地域の一体感が素晴らしいなと思った。イベントやる前から勝負が決まっている感じ。ポテンシャルと日常の意気込みが違う。やっぱ強豪校は練習から違うしーみたいな。

実際街の消費がどうとかはわからないんだけど、杉並区の中央線沿線で活気や魅力を感じるのは実は休日に止まらない駅だったりする。荻窪以外ね。

東京のそれも杉並の中でも、ある意味街起こし的な事例は事欠かない。
簡単にいうと、なにも交通の便が良いとかだけが街が活性化する要因ではないってこと。自分達の街のことをちゃんと考える人がいるかってのと、それを具現化するために努力できる人がいることが重要なんだと思う。もちろんその人が街の意見の代表のわけではないんだけどね。別にそれでいいと思う。何もしない人が誰かが何かをやる時だけ妨害するような場合が多いけど。そんなの吹っ切ろうぜ。

ただ、だからと言って聞く耳を持たなくなるのは大間違い。そこはやっぱりチームを組んだりして、役割ごとに人を当てるのが良いのかなーって思う。

なんてことを思いながら散歩してきました。

楽しい街を作って、日本を元気にしたいもんですね。

コラムカテゴリの最新記事

Subscribe to kasitaku homepage

3歳児に学ぶ本質

うちの息子はトミカのミニカーが大好きな3歳児。

先日おじいちゃんからのプレゼントが届きました。
開けてみるとトミカ。山崎パンのトラックです。

一応好きな序列があって、大好きなミニカーは決まっているんだけど。
新しく手に入れたミニカーはいつも一時的に序列はトップに躍り出ます。
どこに行くにも持って行かないと気が済まないみたいです。

当然ながら今回も山崎パンのトラックが一位なんですが。

さっき急に僕のところにきて、「父さん、変なシールがついてたから取ったよ。」って言うんです。
シールをよく見ると、山崎パンのマークじゃないですか。
思わず「おいおい、それ取ったら意味ないじゃん。」って言ってシールを貼り戻したんだけど。
そのあと考えました。

そっか、彼にとってはシールは単純に邪魔だったんだと。
ブランドが好きなんじゃなくて、そのものが好きなんだと。

フェンダープレシジョンベースのヘッドで頭をぶん殴られた気分になりました。

ついついメーカーで商品を選び、マークのあるなしを気にして生きている大人達。わざわざフェンダーのデカールをネット購入して貼る大人達。外見しかみていないじゃないか!

そういやさっきシールを貼り直していた時に「おい父さん、俺は本質しか見てないんだぜ!」って目でこっちを見てたっけ。

今回は潔く彼に勝ちを譲ろうと思います。

ただ、ブランディングっていうのは一朝一夕にできるものじゃないんだぜ。そのシールの重みもいずれわかる時があるんだぜって話をいつかしようと思います。

コラムカテゴリの最新記事

Subscribe to kasitaku homepage

むやみに写真をとってSNSにあげるな。

今朝、あるデコトラを発見したんです。
それは軽トラックを改造したデコトラだったんです。

近くで植木屋さんが剪定していました。
あの人のトラックだ!って思って

「すみませーん、このトラック、写真とってもいいですか?」

って聞いたんです。
もちろん「いいよー。」って答えを期待して。。。

植木屋さんは60過ぎで金髪のちょっとイカツ目のおじさんでした。
おじさんは

「あーあーあーあ、だめだめだめ。」

ダメな理由を教えてくれました。
・勝手にデコトラを撮影して、その写真を販売している人がいる。
・デコトラのグループがあるらしく、その長がその件を重く受け止めて「写真撮影不可」にしている。
 自分だけが許すわけにはいかない。

なるほど、いろいろ厳しい世界があるんだな。
っていうか、冷静に考えれば確かに仰られていることはそうで。著作権なんだよね。
勝手に写真を撮って勝手にアップするって行為は、実は危険なんだなって思う。

権利の話は詳しくないしわからないところも沢山あるけど、自分の作品に対する思い入れとか考えると、純粋に写真を撮ってもらいたくない、ネットにアップしてほしくない事って沢山ある。
逆にネットにアップしたくなる写真ってそういうものも多いだろう。

金髪のおじさんは言ってた。
「撮って自分だけで楽しんでくれるなら、全然いいんだけどね。」って。
ふむふむ。

今回たまたま僕はちゃんと声をかけた。でもいつもそうしているかって言うと違う。
こそっと撮影している時が多い。
ちょっと気をつけないとね。

そんな話をしている間に、なぜか金髪のおじさんは自分の作業している手を止めて、デコトラの説明を始めてくれた。
苦労話とか、歴史性とか。この部品は車検に通るけど、これは通らないとか。
娘はこの車に乗ってくれないとか。

見た目は怖いけど、とても親切にいろいろ教えてくれたんです。
最後に僕の自転車を見て、「お、これはあの善福寺の自転車屋さんだね!」って。

今はデコトラだけど、昔はデコチャリやってたらしく「自転車にはうるさい」らしく。
最後は「また見かけたらこえかけてくれよ!」って。

なんか僕は僕で打ち合わせに行く途中だったんだけど遅れたし、おじさんはおじさんで剪定ほっぽり出してこんな若造と話してるしで。

でも、とってもいい時間をくれたおじさんに感謝。

なんの話だったっけ?

ああ、写真取るのも気をつけろよって話。

コラムカテゴリの最新記事

Subscribe to kasitaku homepage