2014年になりました。日本について。

2014年になりました。
僕自身、今年はこうなりたいって思っている姿がいつもの年以上にあるんですが、それはちょっと置いといて。

年末年始に少し考えた日本についての事をさらっと書きたいと思います。

誰も今までのままで良いとは思ってはいない

年末、大学のサークル仲間とひっそりとした忘年会をやった。
そしてその中身はとてもおもしろかった。

後輩2人の話は、年齢の違いとか職業の違いもあるけど、結構差があるのね。
でも一番下に流れている何かは一緒なんだよ。
それは前回話した友人も同じだし、次の日にあった先輩も一緒。
大学の仲間っていいね。(皆さん、本当にありがとう。)

おっと話がずれそうになった。
メーカー勤務の後輩は、自分がどういう立場にいるのかなど含めて、世の中をよく見ていた。
とてもリアリストだなと思った。
そして世界に対するアプローチが僕とかとは全然違って、本当にグローバルにおける問題を肌で感じているのがかっこよかった。
僕らはまだまだ甘いんだなって感じ。

彼は自分たちが生き残っていく事に関してとてもシビアに考えていた。
ただ、シビアなだけではなくて、まだまだ日本として世界に役に立つことってあるんだって話と、それと同様に東アジア諸国は技術的には既に日本に劣っているとは言えないって話もしていた。
刺激的ですよね。こういう話。

じゃ、どこで差別化していくかって話だと、あんまり言いたくない(流行語だからだよ!)けど「おもてなし」とかそういう日本人しか出来ない心の部分なんかないかな?って思った。

そう、そういう部分をもっと磨くというか、謙虚さというか。
そういう部分が実は今世界において一番大事なことで、一番うまくやっていく方法何じゃないかな?って思うわけ。

思ったことを言えばいいわけではない、如何に自分の手柄にすればよいか?を考えるわけではない。
トータルで世界が良いなる方法を提示することで得られる「心の豊かさ」を享受する事が大事であって、日本がこれ以上「物質的な」豊かさを得なくてもいいんじゃないかと。

こういうメソッドがあるんだって言う事を伝えたい

1月3日にNHKで面白い番組をやっていた。
グローバルな人 NY × ファッション × 起業家 大丸隆平
この人、もちろん普通の人と比べたりしたらダメなんだと思う。やはり才能のある人なんだろうし。
ただ、学ぶべきところはあって、「ニューヨークに合わせるっていうのは違う」って言ってた。
僕もそう思う。
最小単位で行くと「個人」になるけど、その次の単位で行くと「会社名」じゃなくて「日本人」なんだと思う。
そこで培ったいい意味での技術を上手に使えるようになりたい。
そのためにグローバル教育であってほしい。(そういう教育受けたことないけど。)

本気で外の目を向けて行くべき時がすぐそこに来ていると思う。
そういう意味では、僕らが受けてきた教育のレベルでは子供はちょっと難しいのかも知れない。
学校にそんなに期待しない。だから家でどれだけそういう「心構え」を教えられるか。
大人も必死にならないと難しい。

ここについては、いずれまた考えたい。

世界から見た時に日本

実は僕達が思っているほど、日本って知られていないって言うか、眼中にないんだろうなって思う。
例えば今年になってからBBCのサイトを見るようにしているんだけど、アジアのところに独立して載っているのは「中国」と「インド」だけなんですよね。

もちろん日本の記事がないわけではない。「Shinzou Abe」とかで出てくる。
でもちっちゃい記事なんだよね。
ほんとどうでもいいんだろうね。

また、逆に日本ではニュースにならない事も沢山ある。
南スーダンの問題なんて日本での報道は「韓国軍に銃弾云々」だけど、そこが問題?って思うわけで。

日本の報道ももう少し世界で何が起こっているか?について、ちゃんと伝えるべきなのかな?って思う。
イラク問題を取り扱っている日本の新聞社のHPは無しなわけですよ。

何が起こっているかぐらいは伝えるべきでは?と思う。

ってことで、また今年も色々思ったこと書きますが。
適当に呼んでいただけると幸いです。

今年も一年宜しくお願いします。

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