先日、西川口駅近くでで開催されている「盛人大学」に行ってきた。
川口市と実行委員会が主催する市民大学なんだけど、そのカリキュラムの中の「コミュニティデザイン」のうち、一講座でお手伝いすることが決まったので見学に行ってきたわけだが。
さて、コミュニティデザイン。最近よく聞く言葉だ。
山崎亮さんなど、有名人も出てきている。
一応僕もランドスケープデザインやまちづくりをやってっきた人間なので、コミュニティデザインって言葉はすっと自分の中に入ってくるつもり。
さて、講義を見させてもらっての感想なんだけど。
この言葉の取っつきにくさがすごく現れていた。いや、取っつきにくさと言うよりは馴染みの薄さというべきか。
特に「デザイン」って言葉がつくことに違和感をもつ人たちが多いこと多いこと。
僕がランドスケープに関わった時、一番最初に学んだのがこのデザインって言う意味。
それまでは、言っちゃーなんだが表面的なもの、例えばポスターの出来上がった物の体をデザインって思っていたんだけど。
設計する身になってわかったんだけど、結局デザインってその創りあげる工程も含めて取り扱わないと、全然意味が無いって事。
優れたデザインって、シンプルだけど含まれているものが多い。
本当は皆がそれなりに人生とか恋愛をデザインしている。
仕事だってデザインしているんだ。
だから特別珍しい話でもなくて。でも考えると深い。
ただ、もっと皆がこの事を考え始めたらきっと良い世の中になるんだろうな?って思う。
デザインすることで、気づくことは多い。
「自分一人で生きているんじゃないんだよ!」「自然に生かされているんだよ!」って事だったり。
コミュニケーションデザインとコミュニティデザイン。
一緒っちゃ一緒なのかなって思ったり。
コミュニケーションがあってコミュニティがあるのか、また逆なのか。
それは鶏卵の話みたいで、どっちでも良いんだけど。
どっちも重要ってこと。
自分はデザイナーだって人が増えると、もっと楽しい社会になる気がするな。