西荻散歩SCAPEってイベントを開催したんだ。

2013年4月13日に、西荻窪を舞台に「西荻散歩SCAPE」というイベントを開催した。
開催するまでの敬意とどんなイベントか?について書いておきます。

最初は漠然と「イベントをやる」事がメインだった。

主催は僕と、友人のnaokiokadaとで「なんか今まで自分たちがやっている活動をイベントにしてみたいね。」って言う雑談からスタート。
たまたま西荻のKISS CAFEの皆様とも「なんかできませんかね?」みたいな話をしていたのでまずは話を持って行くと、快諾いだだき場所を使わせてもらうことに。

ってことで「な~んとなく」ではあるけど、まずはイベントをやる!ってことでスタート。

何ができるか?

naokiokadaは音楽を作っていて、僕は地域でまちづくりやワークショップなどをやっていて。
それを足したらいいなじゃない?ってことで、そこからアイデアを出し合う。

会場は西荻のKISSCAFEなわけだし、西荻周辺でサウンドスケープという概念を上手に表現できないかな?って言う内容だったんだけど、僕らが特にそれについてスペシャリストってわけでもなかったんで、もっと軽い感じにしようってことで名前先行的に「散歩SCAPE」って名付ける。

ここでも軽い感じで企画作り。
何事も軽い感じでスタートしている事が、後で良い転び方と反省点を生み出す。

そもそも「散歩SCAPE」って何?

街の音、街の風景、街の息づかい。まぁなんでもいい。とにかく「街」をスマホで切り取ってきて、自分たちの言葉を付け加えた映像作品をみんなで作ろう!って言うイベントを目指すことにした。

反省点

本当に「あーこれは反省だ!」ってのは実はないんだけど。
でも「改善点」も込めて上げるといくつかある。

  • 思ったより散歩って時間がかかる
    実はプログラムをいろいろ考えていたんだけど、街歩きってとっても面白くって。途中から「これはただ歩いているだけでも全然楽しい!」って感じになってきたので、どんどん時間が過ぎたという側面がある。ただ、目的は映像作品をちゃんと作る!ってことだったので、もう少しそういう風に仕向けるというか、空気を作った方が良いのかな?って思った。
  • 思ったより音を録音するのは難しい
    サウンドスケープを基に考えていたので「音」を拾ってきたかったんだけど。皆と回っていると「写真」の方が楽しいし、なかなか音を拾うのは難しいなと感じた。結局僕が一人でずっと音を録音している状態。もっと「音」にこだわってやるのも面白いかもしれないな?って思った。
  • 機材が少なすぎた
    これは単純に編集作業の話だが、各自が映像作品を作ったんだけど、最終的に5人の映像を作るのでいっぱいいっぱいだった。パソコンがもっと必要だなっていうのは今後の大きな課題。
  • 誰を相手にイベントを開催するか?
    これは参加者に言われた事。何をやりたいのか?誰を対象とするのか?。
    確かに「参加型イベント」だから、それぞれの人にとって「これをやるんだ!」っていうのが見えたほうが嬉しいのかもな?とは思った。こちらとしては「街の音と風景を各々が切り取って、それを映像作品にする」ってだけで十分だろうと思っても、参加する側は「今日のお題はパン屋さん!」とかあったほうがいいのかもしれない。

    また、レベルも違ってくる。僕的には「良い作品を作る」と言うよりは「今まであんまりやったことない方法で自分を表現する」って感覚に近かったんだけど。もしかしたらそれでは物足りないって人もいるかもしれない。そこら辺のくくりは難しい所。

後は準備が遅れたり、告知が遅れたりなど。バタバタしてしまったのは大きな反省点。いろんな人に迷惑を書けました。
この場を借りてお詫びさせて頂きます。

いい意味で裏切られた作品たち

上の作品が、最終的な成果物。

各自が取ってきた写真をパソコンに取り込み、それぞれの感性で編集してもらう。
その映像を見ながら、naokiokadaがその場で音作り。

最後の作品を一つのファイルにまとめる。
そして上映。終了。

実は僕、作品見てて少し泣けてきたんです。
作品の良さもあるけど、今日皆で歩いた道が一つの作品になってそこにある。
皆がいい笑顔で作品を見ていたのも良かったなと。

途中で用事で帰った方の写真なども作品を作れればよかったんだけど。
それはまた今度。

新しい仲間もできて、第一回目としえは「まぁまぁ成功」って言っておこう。

また西荻でやりたいし、他の沿線でもやりたいな。

ワークショップカテゴリの最新記事

Subscribe to kasitaku homepage

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です