月別アーカイブ: 2012年11月

来週からサイエンス教室で先生します。

今年はいろんな人に出会ってとても有意義な一年だったなー、なんてまだ2ヶ月を残す今でも思うわけですが。

その中でもとても大事な出会いが幾つかありました。

その一人に「いおぎみんなの学校」を主催する高橋和の助さんがいます。

高橋さんは、もともと広告代理店にお勤めになられていました。
代理店時代は子供向けのコンテンツ開発をしていて、代表的なものに「こども武士道」があります。

こども武士道を始めたのきっかけの一つに、新渡戸稲造著の「武士道」を読んだのがあるらしいのですが。
この子ども武士道、教えとして大事にしてるのは「道徳・公共心・マナー」なわけです。

僕は自分自身が塾や学童に行ったことがないし、今のお受験志向もよくわからないんですが、今の社会で思うこと、問題に思うことは「算数ができない」とか言う前に「おい、挨拶とかしろよ」とか、「ありがとうだろ」とか「ちゃんと目見て話せよ」とかなんです。

ちょうどそういう思いを持って悶々としている時に、所謂ちょっと前まで「華やか」、悪い言い方すると「ちゃらい」イメージの広告マンがこういうことを考えているんだーと、感心(感動?)したんです。

って思ってたらいきなり脱サラ、学童をはじめるってことを聞き、聞いたと思ったらすぐにご連絡頂き、あらためていろいろお話をさせてもらい、なぜかサイエンスの先生を任される(今ココ。)という流れになりました。

僕も大学は理系だし実験は好きだったんで、もちろん実験も頑張りたいんですが、やっぱり挨拶とか人としてって部分(お前が言うなは置いといて)を、教えるんじゃなくて一緒に考えながらやっていければいいなと思っています。ワークショップ形式で授業を進めていきたいな。

人に教えるなんて家庭教師以来ですが、実はこそっと教えることに自信もあったり。

ということで、新米先生ですが宜しくお願いします。

いおぎみんなの学校も宜しくお願いします!

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10月を振り返って。

10月は子供の行事が結構ありました。

ひとつはバーベキュー。ひとつは運動会。

バーベキューは、とあるお母さんが「他のクラスはもっと仲が良さそうだし、私達もなんかうやりたいですね。」って言ってたので、「じゃ、私が幹事をやりましょう!」ってことで開催計画から実行までたのしくやりました。

バーベキューの日程を決めた時点でこどもの運動会なんて頭に無かったんですが、よくよくカレンダーを見てみると、次の週が運動会でした。
運動会では、なぜか知らないんだけど揃いのTシャツを着るのが慣習になっていて、私達もそれに習うことにしました。
とあるお母さんから「Tシャツどうしましょうか?」ってメールがあったので「じゃ、私が作りましょう!」ってことでプロデュースしました。

さて、今回人生ではじめて子供の行事に参加したんですが、これが結構楽しかったんですね。

楽しかった理由は何か?って言うと、実は子供が喜んだのは当然嬉しいんだけど、何より他のこの親、特にお父さんが熱心に参加してくれた事が嬉しかったんです。

BBQの場合は、準備期間に数人のお父さんが集まって会議を行いました。
それぞれが勝手に係をきめて、勝手に購入計画などを立ててくれて、僕はほとんど場所確保と皆への告知等に集中できました。

当日は大雨だったんですが、ある親から「区の施設をかりたらどうか?」という提案がすぐに出てきて、無事子どもたちが満足できるような集まりができました。

調理に関しても結構お父さんが手伝ってあげていて、他のお父さんは子供達を見てあげていたり。
結局その場でも僕は何もせずダラダラしてただけだったんです。

子供を媒介にみんなが仲良くなったのは確かなんですが、やはり楽しみに向けて動くことがこれだけの連帯感を呼んだんだろうなって思いました。

運動会のTシャツは、クラスのお母さんにデザインしてもらったんだけど、子どもたちもお父さんお母さんたちも気に入ってくれて、とても良かったです。

ま、何にもしていないってばかり書いたけど、それなりに皆の調整とかで疲れたんだけど、こういうのってきっと文化祭とかで味わう疲労感なんだろうなって思いました。とても楽しかった。

学生の時にもっとこういうのを頑張ってみるのもいいのではないか?って言うのが、今後の子どもたちに向けての提言です。

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これは礼儀の話なのか?ビジネススキルの話なのか?

かなり長い間書いていませんでしたので、ちょっとリハビリします。

さて、仕事でたくさんのメールを出したり貰ったり。
いい加減、メールのない社会で生きたいと思うことも多いかと思いますが。

よく「ご確認ください」ってメールを送ります。
こちらが作業をやって、確認してもらう側です。

気になるのは、「確認します。」ってメールのみが帰ってくるんです。
ま、確認するのに時間がかかる作業ならわかりますが。

一目見れば分かる話だったりするんです。

であれば、「確認しました。」ってメールでいいんじゃないかな?

ビジネスマナーとして、メールは24時間以内に返信するとかあるけど。
もちろんまたせずに返信するほうがスマートです。僕もできることならそうしたい。

でもできない場合もあるし、そういう気持ちもわかる。

メールの内容にもよるし、結構あると思っているのがメールの内容云々ではなく、文体であったりとか。
そういう要因でヤル気がなくなったりすることは結構あると思うんです。

これはデジタルのコミュニケーションの課題だし、そこをどうにかなくしていこうといろんな技術が進んでいるんだろうけど。

もちろん技術的な発展は大歓迎だけど、それにかまけて人としてのあり方をなくしてしまうのはどうかと思います。

コミュニケーション手段はメールだけじゃないんだから、たまには電話したり、会いに行ったり。

そういうのがいいんじゃないかな?って思うわけです。

ということで、メールの返信タイミングと返す文言など、すこし気をつけるともっとよいコミュニケーションが出来るのではないでしょうか?

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