オリンピック開催について思うこと

今更ですが、2020年のオリンピックの開催地が東京に決まったらしいですね。
各種メディアは大騒ぎ。特集特集いえーい!
インフラ整備も前倒し!

みたいな感じですが、僕の周りでは、実際あった人の中でオリンピックの話題を口にした人はまだ一人しかいません。

都民はあまり興味がないんじゃなかろうか?と思ってます。
僕個人はですね、オリンピックに興味がないんですよ。毎回サッカーを少し見るくらい。

だから、東京で開催されようが、マドリッドで開催されようがそれはそれでどこでも良くて。
東京で開催されることがどれだけ嬉しいかわからなかったんですが、ネットを中心としたメディア上のいろんな意見を見て思ったことを書きます。

東京開催で誰が喜んでいるんだろう?

先にも書きましたが、やっぱり誰が喜んでいるのかがよくわかりません。
メディアの向こう側の人以外に喜んでいる人が見当たりません。

オリンピックを目指す日本のスポーツ少年少女(たまに60代のおっさん)にとっては嬉しいですよね。自国開催のオリンピックを目指せるんだから。

友人のFBへの書込みには、こう書かれていました。
「自分たちが教えている子供が、自国開催のオリンピックを目指して頑張ろうとしていることが嬉しい。」
これは納得です。
そういう動機で頑張る未来の選手を純粋に応援したいなとは思います。

オリンピックって何?

オリンピックって改めて確認なんですが、スポーツの祭典なんですよね。
で、今回何が気持ち悪い理由かなと思ったんですが、震災とセットで話題に登ることに違和感を覚えたわけです。
復興のためのオリンピック?

いやいや、それは違うでしょと思うわけです。
福島原発を、原発被害を風化させるためのプロパガンダ?などの言論も目立ちます。利権の話。

どうにも純粋にスポーツの事を考えにくいのが現実です。
オリンピックって、スポーツの祭典なんですよね、多分。

お金は?

東京でのオリンピック開催招致活動は石原都政の時代からです。
2006年招致を決めてから、2016年開催レースでリオデジャネイロに敗れ、それでも「俺が知事やっている限りは続けるぜ!」って感じで続いた結果が、今回の決定につながっています。
ご存知石原慎太郎は今やただの国会議員で、現知事は猪瀬直樹です。

承知には結構なお金がかかっているんでしょうね。正しい金額はいろいろ出てくるし、正確にはわかりませんが。広告代理店はここまでも、これからもこれで大儲けなんでしょうね。

まだ東京都の税金で収まっている間は、東京の人が良かればそれでいいでしょう。
ただ、今後東京都が使おうとしている開催準備金4000億円で賄えなかった場合、国の税金を使うんですよね。
4000億円って金額、簡単になくなるのか、十分足りるのか。
そんな普通の人は判断できないぐらいの金額です。

たくさんのお金を使っているのは確かですが、それで経済効果がどうのこうの。

ホント、お金のことはよくわかりませんが、正しいお金の使われかなのかは僕にはわかりません。

どんな大会になって欲しい?

決まったからには、良い大会にしたいですよね。
都民としてそう思います。

オリンピックは決して「国力を世界に誇示する催し」ではないはずなんです。
沢山の人が海外からやってくる訳だし、良い国だなと思って貰いたい気持ちは当然あります。

7年なんてすぐです。
大半の日本人ができる事って何だろう?と考えた時に、オリンピック特需に乗っかることではないと思います。

じゃ何?

「日本人って素晴らしい。」と思って貰う事だと思います。
できればブッチギリで文化的に進んだ日本人の姿を世界に見せたいなと。
最先端の体験をして貰えるようなね。

じゃ、それってどんな文化なの?って言われても、まーそれこたえられないけどね。
良く日本は綺麗だとか言われるけど、僕はそんなに綺麗だと思わない。
もっときれいな国になれるんじゃないかな?とかね。
そんな程度のことしか頭の中には浮かばないけど

なるべく物を作ったりお金を使ったりしないで計画を進めて欲しいですね。

最終プレゼンでの「o mo te na shi」。おい、裏しか無いのか?なんて話にはしないで欲しいですね。

なんか漠然と思ったことを書きなぐった感が否めませんが。

決まったからには良い大会になってほしいです。

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