日本映画強化週間ですかね。
浮雲を見ました。
原作は林芙美子、脚本水木洋子、主演高峰秀子。監督は成瀬巳喜男。
って言っても誰かわかんないです。
高峰秀子はなんとなく有名ですね。でも正直この時代の日本映画はまったく疎い私ですが。
少し勉強気分で見てみました。
高峰秀子という存在感
この映画の見所は高峰秀子に尽きると思います。
始まりと終わりでは別人のような「女」を演じています。
ベタな言い方だと「きれいなのに汚い女を演じる」ことができるというか。
女性がもつ強さ、弱さ、怖さとか(笑)。
人は僅かな人生の中でもいろいろあるんだな。
男のずるさ
主人公の富岡のずるさが面白い映画でしょう。
時代が違うから?かわかんないけど、得にかっこいいわけではない。
でもモテるんですよね。
ま、それは今の時代も一緒なんだろな。
見た目がかっこいいからモテるわけではないんだろうな。
最後は悲しみ
結局最後は悲しい終わり方するんですよね。
あまりこういう映画は得意ではないですが。
でも人生ってこんなもんかもしれませんな。
もう少しこの時代の日本映画を見てみたい。