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SFに興味が出た。

NHK教育でやっている「岩井俊二のMOVIEラボ」の第一回を見た。

http://www4.nhk.or.jp/movielab/

第一回は「SF」特集。
僕はロードムービーが好きなんだけど、SFってあんまり見てないんですよね。
もちろんキューブリックは好きだから2001年宇宙の旅は見てるけど。

って思ってたんだけど。

そう言えばスターウォーズも見てるし、ETも小さな時に見た。
バック・トゥ・ザ・フューチャーもそう言えば見たな。

しかしSFって思って見てないし、もろSFって言ったらブレードランナーとかだと思うんですよ。
で、今まで興味なかったんだけど、すごく見たいなって感じになってきて。

その、なんて言うだろう。今までは映画とかも飾り気のないもの、作りこんでいない(ように見える)ものを好んでいたけど。実はSFって面白いんじゃないかな?ってのが最近の考え。

キューブリック作品ってディテールまでこだわってて、これってある意味作りこみだし、未来を想像して作るって言うのもとてもクリエィティブだし。

自分がそういう映像を撮影したいか?って言うのとはちょっと違うんだけど。
僕もそういう映画をみてもっと心が豊かになるんじゃないかな?ってちょっと思ったんですよね。

で、番組なんだけど、結構そのお題の歴史とかを真剣に話してたり。
ま、あんまりそこは興味がないんだけど、作品紹介って感じで見てました。

最後の一分スマホ映画投稿に参加したいな。

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トゥルー・ロマンスを見たよ

TSUTAYA行ったタランティーノ特集でおいてあって「あー、そういや見てねー」ってんで借りてきました。

脚本タランティーノ、監督トニー・スコット。
トニー・スコットと言えばトップガンの監督なんですね。
見てないけど。

セリフ回しはタランティーノだけど、映像は違うっていう少し変な気分だったんですが。なかなかいい映画でしたよ。

あらすじはwikipediaとか他のサイトに任せるとして。

個人的にはちょっと明るすぎだと思ったけど。
まぁ、そういう映画と思って見ればどうってことないし。

エンディングは脚本では違ったらしいんだけど。
本当のエンディングでの作品も見てみたいなって思います。

普通のラブストーリーに過激さとちょっと気の利いたセリフ回しがある映画。
ま、そんな映画もたまには良いですよ。

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パルプフィクション(多分3回め)を見たよ

パルプ・フィクションって何回も見ているんだけど、ちゃんと見ていないっていうか。途中でやめて見なおして、ストーリーなんだっけ?って思いながらまた見てとか。
で、今回こそちゃんと見ようと思って借りてきました。

ところどころ覚えていたんですが、案の定初めて見る感じで楽しかったです。

もともとレザボアドッグスが大好きで、セリフ回しとか暴力シーンとか好きなですが。パルプ・フィクションも最高傑作と言われるだけあって面白かったです。

ま、なんか面白かったって書いているだけで、特にどうってのはありませんが。

僕はロードムービーが好きなんですが。
タランティーノ映画は流れる空気が気持ち良いんですよね。
特に意味のなさそうなセリフ回し。
でもなんか見終わったら、がんばろうって気になるところとか。

他の作品も見てみようと思います。

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ベルベット・ゴールドマインを見たよ

たまにはロックっぽい映画でもと思って借りてきました。
いかにもデビッドボウイな見てくれですが特に内容はデビッドボウイではありません。あ、楽曲はデビッド・ボウイっぽかったかな。架空のバンド「ヴィーナス・イン・ファーズ」のい曲はトム・ヨークとバーナード・バトラーが結成したバンドが手がけているらしいです。なかなかかっこよかった。

見所はファッションとかかな。wikipediaによると第51回カンヌ国際映画祭芸術貢献賞受賞。 英国アカデミー賞衣装デザイン賞受賞だそうです。
ユアンマクレガーはカッコイイです。ブラスとかトレインスポッティングとかに出演してますね。

もしかしたらその時代を反映されてるのかもしれませんがぼくは生まれてないからわかりません。

特に面白かったった映画ではなかったのは確かです。

ま、そういう雰囲気を垣間見たい人は見てみたらどうでしょう。

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ミシェル・ゴンドリーの世界一周を見てきました

ミシェル・ゴンドリーの世界一周

今日は現代美術館にミシェル・ゴンドリーの世界一周を見てきました。

ミシェル・ゴンドリーと言えば沢山のミュージックビデオを手がけています。
ビョークとか、ケミカル・ブラザーズとか。

映画もエターナル・サンシャイン等手がけています。

今回の展示は、身近なものでそれぞれ映像って作れるんだよってことを教えてくれるものでした。

今年は映像を作りたいって希望があるんですが、早速やってみたいなって思いました。
映像って言っても映画もあればミュージックビデオもあれば。

ま、まずはできるところから、地元についての説明ビデオでも作ってみようかな。

ま、今日はこんなところで。

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【映画】Brassed Offを見たよ

ちょっと考えさせられる映画ばかり見てたんで、明るい映画を見たいと思って借りてきたんだけど。これはこれで考えさせられたけど、とても感動した映画でした。

純粋な音楽映画ではないんだよね

あらすじとしては、ある炭鉱町にあるブラスバンドが地域の大会で優勝して、最後はカーネギー・ホールの大会に進む。その過程において、メンバーそれぞれが仕事のこととか、家庭のこととか、病気とかでバンドを続けられるか否か?のところで問題を抱えつつも最終的には良い演奏をしておわるって話なんだけど。

もちろん音楽の素晴らしさが伝わってくるし、そういう映画なんだろうな?って思って見てたら大間違いだったて言う。

ま、僕の見方が浅はかだったってのもあるけど。
時代背景を考えるとなるほどな映画です。

サッチャリズムへの批判

時代はそう、サッチャリズムまっただ中のイギリス。
規制緩和によって官営だった産業が民営化されたことで外国資本が入ってきて、南の金融街は裕福になり、北の街は寂れていく。
どんどん仕事がなくなっていくイギリス人。

もちろん炭鉱ももれなくその中に含まれ、エネルギー政策のなかで当然切られる存在だったわけです。
人々は不安で一杯。音楽なんて演ってられないわけです。

そん中音楽が中心のバンドリーダーはとにかくバンドだけは存続させようとするわけですが。

見事バンドはカーネギー・ホールで優勝します。

しかし彼が語った言葉はずしりときました。
生きていてこその音楽だと。
たかが音楽だと。

なんか今後の日本も同じように仕事がなくなって、格差がどんどん広がって行く気がしますよね。

ちょっと考えさせられました。

たかが音楽、されど音楽

音楽を進めるには、やっぱり生きていないとできないんですよね。
でも生きているだけでも物足りない。音楽は必要なんです。
ま、たまたまここでは音楽だけど。

働くことそのものが生きていくことにおいて「中心」になるような社会が理想なわけで。仕事が食べていくためだけの物だったらちょっとさみしくね?って思うわけです。
あ、食べていくことはとても大事だし、それがあってのってのは重々わかっておりますが。

多分「裕福さ」の尺度がいろいろあって、ちょっと行き過ぎた裕福さが蔓延しているんだろなと。
できれば少しぐらい貧乏になっても良いから、その分を「生きていて楽しい」に回せる社会になってほしいもんですね。

されど仕事は頑張らないとと思う今日このごろです。

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【映画】浮雲を見たよ

日本映画強化週間ですかね。
浮雲を見ました。

原作は林芙美子、脚本水木洋子、主演高峰秀子。監督は成瀬巳喜男。
って言っても誰かわかんないです。
高峰秀子はなんとなく有名ですね。でも正直この時代の日本映画はまったく疎い私ですが。
少し勉強気分で見てみました。

高峰秀子という存在感

この映画の見所は高峰秀子に尽きると思います。
始まりと終わりでは別人のような「女」を演じています。
ベタな言い方だと「きれいなのに汚い女を演じる」ことができるというか。
女性がもつ強さ、弱さ、怖さとか(笑)。
人は僅かな人生の中でもいろいろあるんだな。

男のずるさ

主人公の富岡のずるさが面白い映画でしょう。
時代が違うから?かわかんないけど、得にかっこいいわけではない。
でもモテるんですよね。
ま、それは今の時代も一緒なんだろな。
見た目がかっこいいからモテるわけではないんだろうな。

最後は悲しみ

結局最後は悲しい終わり方するんですよね。
あまりこういう映画は得意ではないですが。
でも人生ってこんなもんかもしれませんな。

もう少しこの時代の日本映画を見てみたい。

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【映画】秋刀魚の味を見たよ

小津作品を沢山見ているわけではありません。
東京物語とお茶漬けの味ぐらいかな。

だから小津作品が好きというわけではないんです。
東京物語が好きなだけです。(もちろん他の作品も見てみるつもりですが。)

さて、今回見た秋刀魚の味は彼の遺作にして若かりし日の岩下志麻が極道の妻ではなく美しい娘として描かれた作品です。

ちょっと感想を。

なんでもない日常と映像美

東京物語でもそうなんですが。
作品の中に大きなテーマがあるわけではないと思うんですよね。
ま、家族がキーワードになるんでしょうけど。
最初から最後まで淡々と会話が進み、淡々と日常が描かれ。
そして最後は主人公がしんみりして終わる。
と言葉で書いてしまうと、全然引き込まれる映画でもないんですが。
で、実際何に引き込まれているかも私自身よくわかっていないんですが。

僕は評論家でもなんでもないし、そんなに映画をたくさん見ているわけでもないんだけど、一つ思ったことは、結局映像から何から完璧なんですよね。だからあまりにも普通に見える。映画って日常を描こうとしてもなんか違和感ありますよね。普通そんなところから台所見ないよ!とか。会話をそんなところから眺めないよとか。

そういった物を一切排除したのが小津作品のもつ特徴なんだろうなって今回気づいたわけです。
小津は演技から作品中の小物、画角全てにおいて自分の言うとおりの物を求めたそうです。その要求はきっと過度な演出をすることで最終的に違和感をなくすことに注力したんだろうなって思うわけです。

究極的に人が作るものは自然にはなりえないんだろうけど、それをとにかく近づけることで美しさを創りだしたんだろうなと。

だから小津作品は美しさが最後まで印象に残るんだと。

切り返しショットの応酬が心地よい

映画的には当時間違った手法と言われてたそうですね。
会話ごとに出演者の顔を真正面から捉える手法。

でもこれってやっぱり笠智衆という、稀代の「演技をしない演者(勝手に命名)」がいてこそかなって思うわけです。

そしてその会話が映画の中心となり話は進んでいきます。
淡々と。

笠智衆は絶対に起こりません。
「おー、そうか」
「あー。」
「ほほう。」

下手すりゃセリフとかこれだけでいいんじゃね?って思います。(言い過ぎだけど。)
流石に他の役者は演じている部分があるんだろうなって思うんですが、笠智衆は演じているんだかなんだかわかんない。小津からは「僕の作品に表情はいらないよ」って言われていたそうです。(出典wikipedia)

どうしても彼が出演してこその小津作品的なイメージが出来上がってますが、別作品も見てみないとな。

日本って美しい

蒲田のヌーベルバーグ、小津安二郎。
彼が描く世界は、やっぱり日本的な家族の美しさなんだろうなって思うわけです。
秋刀魚の味は高度成長期の日本なんだけど、そこに絵描がれるのは変化していく東京という街における家族愛で、それは他の地域にも通じるこの時代の家族の在り方へのアンチテーゼでもあったんだろうな。

ま、時代は変わっていきますけどね。

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Godfarther PartⅡ、Ⅲを見たよ


ゴッドファーザーⅠは昔見た。
とてもいい映画だった。

そして続けてⅡ、Ⅲを見たわけだが。

まぁ、あらすじ等はWikipediaにお任せするとして感想を。

ⅡとⅢでは話自体違うし評価も違うけど、一緒くたに。

マフィア映画と思ったら大間違い

第一作も含めて、これはやっぱり家族愛の話しなんですよね。家族と自分の生き方。もちろんマフィアと言う特殊な仕事ではあるけど、そこにおける理不尽さは現在の仕事等にも相通じる部分はあるし、それとどう向き合っていくか、愛しているものとの天秤など。

生きるってなんだろう

ここで哲学的な事を書きたいわけではないんだけど。
自分の一番好きな物を失う悲しさの究極は、やはり人の死だと思うんです。
人は老いるもので、いずれは土へと帰っていくわけですが。
でも、その死への過程もいろいろあって、そこまでにその人に対して何が出来たかによってその悲しさ、そしてその後の苦しみは変わってくるんだなと。

人を直接的に殺める場面がたくさん出てくるわけですが、その葛藤はあとまで残り。
そしてその事自体がもたらす他人への悔いも増えていく。

自分が最後に死ぬんだなと思うわけです。最後に。

最後に死ぬ時にどう思って死ぬのか。僕も人生半分ぐらい生きてきたんだなって思うわけです。最近は。

ってことは、僕が死ぬ時にどれだけ悔いが残っているか。あまり悔いを残したくない。
でも現状においてその悔いをどれだけ認識できるか。

それはなかなか難しい事だなと。
でも、僕はまだ生きる。そんな複雑な心境です。

生き方のかっこよさ

この映画ってもちろん残虐なシーンとか満載なんですが。
それとは別に生き方のかっこよさ的な部分も見どころですよね。若かりしデニーロはとてもかっこいいし、もちろんアル・パチーノの立ち姿もかっこいい。ファミリーのために生きる。

今を生きるという意味で、かっこ良く生きたいって言う気持ちは絶対的にあるわけです。
自分の信じる部分と他人の思う部分での乖離って絶対あるわけですよ。特に上記した通り今の自分が将来をどう捉えるかってとてもむずかしい。

今をどう生きるか。どう生きているか。信念を貫いているか。貫くことがいいことなのか。
私自身未だバランスが取れずに生きているわけですが、そういった部分を整理したいなって思うわけです。

最後まで生き抜くことの大切さ

死にたくなるような気持ちになることってあるわけで。
でもそれって答えにはならないですよね。

ゴッドファーザーは二人共生き抜きました。最後は1人で死んでいくわけです。
色んな物を背負って、静かに死んでいく。

人ってそういう存在なんでしょうね。
いつもいつも死に方とか考えて生きていくのが良いとは思いません。目の前の事をやるってことが大事でしょう。

でもたまにはこういう気持ちをどこかにおいておくために、僕の中では大事にしたい映画の一つだなって思いました。

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「ル・アーブルの靴磨き」を見たよ

久しぶりに、アキ・カウリスマキ作品を見ました。

カウリスマキと言えば、レニングラード・カウボーイズを思い出すのは僕ら世代ですかね。
レニングラード・カウボーイズ・ゴー・アメリカ/レニングラード・カウボーイズ、モーゼに会う

勝手にロシアの人と思っていたけど、フィンランドの人なんですね。
そんでもって、レニングラード・カウボーイズって実在するんですね。
今まで知らんかった。。。

って事で、前置きが長くなりましたが。

ネタバレしない程度のあらすじ

南フランスに済む靴磨きを営む主人公、そしてその妻、密入国した黒人の少年、そしてそれを取り締まる警部。

主人公はひょんなことから出会った黒人の少年を逃がすために奔走し、それを追う警部とのやりとり、そして妻の病気が絡み合いながら、主人公の住む街の人が絡みあいます。

最後は「ほー、そう来る?」って終わり方。カウリスマキっぽくないと言えばそうだし、カウリスマキらしいといえばそう。
途中、バンド演奏も当然入ります。音楽好きなんだろうね。カウリ!

立ち位置によってジレンマがある

良い悪いなんてその人の視点からみればひっくり返るし、相手の気持ちが分かった瞬間に自分の気持ちも変わる。いや、むしろ本当は相手の事もわかっているってことに気づく。
自分の良心がどこにあるのか?人に尽くすって、結局自分に尽くすんじゃないのかな?って言うのが僕の感想。
キャスト全員が、とても優しい。自分の仕事に全うであろうとする気持ちと自分に素直であろうとする警部の演技が最高。

幸せってどこにあるんだろ?

よくある日常の中で、それぞれがストーリーを持っている。
特に珍しいストーリーというわけではないこの作品ですが、グッと引き込まれるまで時間はかかりませんでした。カウリスマキマジックか?彼の映画の特徴である「間」が、好きな人にはたまらないんだと思います。
目は口ほどにものを言うと言いますが。その無言のカットの中に愛が溢れいてる映画です。

僕は思ったんです。この映画のように少し立ち止まることってとっても大事なんではなかろうか?と。
そこにもやっとしたものがあったら、それを考える。
そんな時間を持てる気がする、とてもいい作品でした。

老いも若きも、生きている限り未来がある

死ぬまで僕らは未来があるんだから、そっちに向かって行きましょうってことですね。

何書いているかグダグダですが。
まぁ、結論とても感動した映画でした。

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