視覚にうったえる文字情報は?

僕はプレゼンテーション資料作りが苦手で困っている。
「何を伝えたいかが整理できていないんじゃない?」って言われるけど、その通りなんだろうね。
人が作った資料に対してはいろいろ言えるから、自分を客観視するのが苦手、嫌なんだと思う。

ま、それは置いといて。

最近2つの紙媒体を見ながら思ったこと。

情報満載の資料はなかなか読まれない。

1つは新聞の折込広告。
2つ目は地域に対する広報資料。

ともに伝えたいことは満載なんだけど。僕はその資料を作った人との関係上一応はちゃんと中身まで読むけど、普通に渡された人は殆ど見ないだろうなって思うし、ましてや新聞に挟まっていたり街の掲示板に貼ってあったりしたら絶対みないなーって思ったんです。
で考えたことを書きます。

人が認知するまでの時間軸を考える。

伝えたいことを考える時必要なのはターゲットと時間軸なんだろうなって思うわけです。
ターゲットは定まっていると仮定した話です。
時間軸。認知してから行動に移るまでの時間をしっかり考える必要が有るわけです。
今からつくる資料はターゲットになる受け手がどの状態にいるのか?を考えましょう。

ターゲットの状態に合わせた内容を吟味する。

今回見た資料。
新聞広告は「購買」を促したい広告でした。
広報資料は「認知」を促したい広告でした。

まずはそこに合わせた内容を煮詰める必要がある。何を伝えたいか?
で、それを考えた上で資料を作るわけです。
とにかくここで「欲張らないこと。」
伝えたいことをできるだけ簡潔にするように努力しましょう。

視覚に訴える文字情報〜文字量を減らす〜

もちろん広告代理店に任せられる予算が有るのであれば良いんだけど、そんな予算なんてどこにもありません。
自分たちで考えるしかないんです。

その時一番気をつけないといけないのは「視覚に訴える文字情報」なんだと思います。
もちろん絵で訴える方法も有るとは思いますが、こればかりは得意不得意があるんですが。
文字は誰でも使える強力なツールなわけです。

で、僕らで出来る「視覚に訴える方法」は一つしかないなと。

それは「文字量を少なくする」ってことなのかと。
伝える側ってどうしても説明したがるんだけど、受取手は想像力が豊かなわけで。
そこを考慮した文字情報を考える必要があるのかな?って思いました。

プロと勝負する必要はないと思います。プロのクウォリティが欲しい時は、素直にプロに頼んだほうが良いと思います。
ただ、その前にできることをしっかり考える練習が必要だし、まずはそこがスタートです。

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