今更ですが、数学は面白いんです。


「フェルマーの最終定理」を読了。結構前に買ったんだけど、なかなか読めなくてやっと最近読み終えました。
読み始めたらすぐだった。

サイモン・シンの著書は二冊目。
最初は「数学者たちの楽園: 「ザ・シンプソンズ」を作った天才たち」

どちらも数学の話ではあるが、数学がわかっていないとおもしろくないわけではない。(もちろん、「数学が好き」で、ちょっとした基礎知識は必要だと思うけど。)
フェルマーの最終定理自体は、そもそもなんの役に立つの?って思われていたところもあるみたいだけど、それをある情熱を持った証明者が8年間こもって研究し、それを解く緒として他の予想や定理を使い、最終的に今まで繋がらなかったことをつなぐことができ、結果的に大いに役に立つって感じ。
これを関係した人たちや歴史と照らし合わせて語られている。

谷山ー志村予想にもしっかりと目を向け、大事な章として取り扱っている。

まさにサイモン・シン自体が科学に対して敬意をもっていることが現れている。

書かれている数学的内容は殆ど理解はできないけど、それでも自分の中の好奇心を駆り立てるに十分な本だった。

さて、今日も頑張る。

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