調査捕鯨くんとシーシェパードくん

昨日の朝ニュースになっていました

調査捕鯨船にまた妨害 シー・シェパード、排水口異物でふさぐ

ですが。

実は僕、よく意味がわからんのです。
なんで調査捕鯨をしているか、なんでシーシェパードは妨害するか。

ってことで僕なりに簡単に調べてみました。

そもそも調査ほげーってなんやと

「google検索結果「調査捕鯨 目的」」
大体の人が調べ物の際、まずはググってみると思うんです。
この検索結果がちょっとなって思うんです。
だって、上位がほとんど「Q&A」なんだもん。
いろんな人が知りたいけど、それに値するサイトが見つからないってことですね。
ちなみに日本の場合、調査捕鯨をしているのは日本鯨類研究所って団体なんだけど、サイト開いた瞬間「あー、探すの面倒くせーなー」って思っちゃうサイトでした。
うむ。調べようとは思ったものの出鼻をくじかれた感満載ですな。

ってことで気を取り直して、似たような検索キーワードで出てきた「捕鯨問題」とか「ノルウェーの捕鯨」等、wikipediaのページを読んでみる。

で僕なりにまとめてみた。

A(日本出身)くんの主張

僕らね、昔からくじらとって食ってたの。美味しいもん。
でね、急にとるなって言われてもね。
まーわかるよわかる。くじら少なくなってきたりとかしたら、種の保存っての考えるととっちゃだめだよね。
でもさ、本当に少ないの?ホント?誰が知ってんの?
ね~教えて教えて!

あとさ、くじらってでっかいからさ、たくさん食べるじゃん。
ってことはさあんまり野放しにしてると、人間が食べる分の食料とかなくなりゃせんかね?環境のためにも捕鯨って必要って思うよ。
そこんとこどう思う?ねー教えて教えて!

え?わかんないの?えー、その回答よくわからん。

よくわからんし調査するわー。

Bくん(アイスランド出身)の主張

俺は捕鯨、賛成よ。調査も一応するけど。

Cくん(ノルウェー出身)

僕らもね、昔からくじら食いおるったい。
やけん、今更やめられんっていうか、寿司とかでも食えるとばい。
ま、でも僕らは日本みたいに「公海」まで行って捕ってるわけじゃないけん、そこんとこよろしく。
ちなみに調査なんてしないよー。

捕鯨国は現在上記の3国らしい。
結局のところwikipediaだけでは、何が目的かがよくわからなかったんですが。
ま建前かどうかは知らないけど、日本の調査捕鯨の目的(動機?)は「食べたい」「自然の保護」って事だろうと勝手に解釈。
アイスランドと日本で目的が一緒かは不明。

じゃ、シーシェパードって何よ?なんで攻撃するの?

シーシェパードくんって単に捕鯨反対の団体ってだけではないみたいです。
ミッションとしては「海洋生物の種の保存のために、生息地の現象や野生海洋生物の殺戮を防ぐこと」だそうです。
こちらはちゃんとホームページがあるんで、時間ある人は見てみてください。
Sea Shephard

で、危険な手段を使ってでも捕鯨を阻止するのが団体としての仕事みたいに捉えられがちですが、他にもいろいろとやっているみたいです。
日本の調査捕鯨だけを攻撃しているわけでも無さそうです。

資金はすべて寄付金でまかなっています。

なんで捕鯨船を攻撃するかについてはネットを見てると「資金集めのため」とか出てきますが、さて、どうでしょう。

結局、なんでそこまで攻撃、妨害するかはよくわかりません。

自然を保護するってなんだ?

結局「人間本位」で考えた「地球のバランス」を保とうと一生懸命やっているんですよね。両方共。
人間本位って書いたけど、本当は自分本位かな。
家族単位ぐらいだったら考えやすいんですよね。でも世界単位となるとちょっと想像がつかない。
大陸内陸部の人にとってはもしかしたら「鯨なんてどうでもええやん」って話かも知れないし。

鯨に関して、僕自身は別に食べなくても良いんですよ。
鯨ベーコンは美味しいけど。でも、鯨ベーコン一生食えないって言われても、しょうがないで済むわけです。
もし鯨をそのままにしておくと食料がなくなるならそれは大問題だから、捕鯨は賛成です。捕鯨しなくても海産物が豊富だったりするならそれはそれで捕鯨禁止でokでしょう。仮に海産物が食べられなくなっても、科学の進歩で栄養は豊富に取れるよって言われたら、まーいーのかな?って一瞬思ったすぐ後に、「いや、なんかそれは嫌だわ。」って思います。
現代の日本人は中国人に負けないぐらいなんでも食べるじゃないですか。(中国人がなんでも食べるかは、本当のところ知らんが。)だから理解されない部分がありますよね。鯨捕まえないと、俺達マグロ食えねえ!って言われても「いや、俺達そんなの食わないし。」って言う人沢山いるだろうし。

結局僕自身は「人間が住み続けられる地球」を望んでいるわけです。そのためにするのが「自然保護」だと思います。

考えて行かないといけないのは以下

・人間が豊かになるってなんだろう?
・将来の子どもたちにとって、こうあって欲しい地球

自然があふれているってどういうことなんだろう?それって良いことなんだろうか?感覚的に良いと思うことだから僕的にはYesで良いだろう。地球は自然豊かであって欲しい。でも自然豊かってなんだろう?自然が豊かなら人間は豊かなんだろうか?豊かを求めて資本主義社会を突っ走っているじゃないか?この甘い蜜を享受しているのは地球上の一部の人間だけじゃないか?いや、本当に甘い蜜なんだろうか?

などなど。まだまだ疑問は尽きません。
書きだしてみると若干ネガティブに見えますが、僕らはココを乗り越えるために生きているって言っても過言ではないでしょう。だから人生楽しんじゃね?ってことです。

高度なシステム社会になって情報も簡単に得られる”風”の社会です。
「自分の意見を持て」って簡単に言うけど、言ってる本人もよくわかっていないのが現状でしょう。
国、人種、地域、学歴、趣味、etc…、いろんなセグメントの違いで考え方が違ってくると思います。
僕達がどういう風に生きて行きたいか?を地球単位で考えていくべき社会ですよね。

捕鯨のニュースひとつで、思いっきり悩んでしまい話もどんどんそれて行きましたが。
どういう風に生きて行きたいか?は、当然ながらまだ結論は出ません。
ひとつわかっているのは、やっぱり笑う事ができる社会にして行きましょうってぐらいかなー。

コラムカテゴリの最新記事

Subscribe to kasitaku homepage

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です