ソーシャルメディアとブランディングの関係性

ソーシャルメディアを企業利用ってところ、ソーシャルシフトとかいろいろ本が出ている。

グローバル企業とかだと、現地法人とかがそれぞれアカウントを持って運用していたりする。

いわゆるブランディングって、僕のイメージだと「統制された企業イメージを利用者に植え付けること」みたいな感じかな。

ソーシャルメディアって個の考え方が出やすいから、上に書いたブランディングの考え方とは乖離していく部分がある。

そこで重要なのは「ブランディング」の再定義なのかな。

企業として上から統制していたと思われていたちょっと前の時代と、それぞれの社員が考えを持ちそれぞれの行動が一つの大きな結果となるって思われている今の時代では、消費者が受け取るイメージは違ってくるはず。

ここで重要なのは双方「思われている」ってところ。実は今も昔も消費者に提供されているサービスは、結局個々の作り手がいかに利用者にとってよいものを届けるか?っていう心意気の集まりであることに代わりはない。それが企業イメージを高めて行くって意味では一緒。

ただ何が違うって、サービスは出来上がる過程がわかりやすくなったって事。それは何に起因するかって言うと、情報発信が簡単になったから。作り手は企業と関係無く自分で情報を発信し、情報を受け取る。

そうなると、今からのブランディングって、今まで以上に「企業の社員一人一人が作り出すもの」ってことになる。わかりやすく言えば、
今までは代理店がいろいろ取りまとめて考えていたけど、今後は中の人の意見そのものがブランディングを形作るってこと。

ブランディングの考え方を再定義できる企業が伸びて行くんだろうな。

って思う今日この頃です。

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