実はですね。
なんの興味もなかったんです。
ただ、たまたま母と一緒にTSUTAYAに行ったんですが、「あんた、マット・デーモン、なかなかええで。」と言われたので。
で、結論。
とても良かった。
ネタバレにならない程度にあらすじ
主人公が頭いいんだけど問題抱えていて。
で、その問題を一緒に考えてくれる精神科の教授がいて。
最後は心を開き、素直になり、自分の考えで行動出来ましたって話。
才能も、抱えている問題も、人それぞれ。
たまたま今回の主人公は、素行が悪いが頭が良かった。
数学に関して天才的だった。
そしてその才能を見つけてくれる人がいた。
でもね、結局それは勿論才能なんだけど、それだけが価値ではないよって部分がグッときたね。
そしてそれに気づいていく過程で、周りの人のとった行動も素敵だった。
勿論天才的な数学の才能があったら、周りの人はそれを羨みそしてそれを上手に使うことの手助けをするだろう。
ただ、才能を持っている人自身がその使い方をわかっていない場合は多々あるし、そしてそれを開花させるためには周りの援助がとても大切だ。
援助の中には、その人に対する接し方も大きく関係する。
主人公はたまたまとてつもない才能を持っていたが、決して才能がある(または才能として理解される)人だけのはなしではなくて、人は誰だって素晴らしいわけだ。
だから、時にしかり、時に慰め。
決して見捨てないことを心がけることが大事だと思った。
そしてそれは実はとてもむずかしい事だというのは、誰でも知っている事だと思う。
結局愛だよね
でね、結局愛なんだよ。
出演者全員、何らかの傷を持って生きている。
プライドをズタズタにされたり、最愛の人をなくしたり。
そもそも幸せを知らない人たちだったり。
でもね、愛を知ら図に育ったから愛を与えられないとは思わない。
仮に愛を感じていなくても、遅くなはい。
チンケは話かも知れないけど、結局愛が大切だなって思わせてくれた、とてもいい話だった。