サイエンス実験室 at いおぎみんなの学校
6月26日開催「クロマトグラフィー」
当日の様子はこちらを御覧ください。
前回のサイエンス実験室の内容なんですが。
クロマトグラフィーという実験をやってきました。
準備するものは、白いコーヒーフィルターと水性サインペン。
まずは好きな水性サインペンで、長細く切ったコーヒーフィルターの端に印を付けます。
それを割り箸等で挟んで、コップに入れた水に印が浸らないようにつけてみます。
みるみるうちに水が上昇してきて、サインペンの印に変化が。
サインペンは基本的にいくつかの決まった色で構成されています。
「CMYK(シアン、マゼンタ、イエロー、ブラック)」ってどこかで聞いたことありませんか?
聞いたことがなくても見たことがあるかな?って人もおられるかと。
そうです、インクジェットの印刷機等はこれだけのインクで様々な色を構成しています。
コーヒーフィルターを水につけると、毛細管現象で水が上昇しサインペンの印に差し掛かるとインクも一緒に上昇します。
構成されている色の要素によって、紙への吸着具合とか水への溶け具合が違ってくるので、だんだん色が分解されていきます。
今回の実験では、最初に様々の色が分解される様子を確認し、その後見た結果を元に丸いコーヒーフィルターに好きな色で印をつけて、遠心状に色を広がらせた花模様を作成しました。