僕はホリエモンって言う人のイメージをあまりもっていなかったんですよね。
特にひどいことを言っているわけでもないし、だからと言って万人に受けるような口調ではない。
だからと言って応援しているわけでもなく、でもtwitterとかはフォローして「面白いこと考えているなー。」とか。
あえて言うなら出来る人(堀江さん)からの視点で、それが当たり前だろ?って感じで話をする人だと思っていたんです。
で、読んで見ての結論として。
そういうパーソナリティーの部分はいい意味で失われていないけど、人間味が増すというか、本気度が伝わるというか。
堀江貴文という人間がどんだけ努力してきたのかということが伝わるだけでも凄く意味のある本でした。
結局やってますよね。そしてやってない人はそれなりですよね。という。
ま、パーソナリティーはそんなに変わっていないっていうのは、こういう動画見てみたらわかるかなw.
ただ、併せてこう言う動画も見てみると、本の内容が意味がよく分かるというか。
ただやってみたわけではなくて、継続しているところが凄い。
よく「東大入れるぐらい凄いんだから」みたいに書いている人もいるけど、結局そこに至るまでも努力をしているんですよね。
決して急に何かができる用になったわけではなくて。
一つ一つ多分、思ったらはじめて見た結果が今何でしょう。
誰だって(かわかんないけど)、大小あれど、何かに夢中になった事があるはずで、その中でも少しだけでも成功した事がきっとあって。
その出来る範囲で増やしていく気持ちをもとうって言うのがこの本の言いたいことなんだと思うんです。
自分に置き換えると、継続する力とかなくて。いや、取り掛かろうという気持ちとかも少なくて。
でもいい年齢になって、今更遅いかな?と思いつつも、次に進もうかなって思っていると事なんですが。
彼の言う方法が正しいってわけえはないんだと思うんです。この本でそんなことを言いたいんじゃなくて「良いじゃん。自分がいいって思うんだったらさ。」みたいなことの積み重ね(失敗も含めて)が、人類の成長、イノベーションを起こすんだって言いたいんだと思うんです。
良い社会作ろうぜ!って言う本なんですね。
彼の才能と言えば「探究心が豊富」で「それを行動に移せる」以外ないんじゃないか?
結局著者は、何事もまじめに真っ直ぐに取り組んだ、まずは取り組んで来たんだと思います。
で、岡田斗司夫との対談で、「やってダメなら諦めれば良いじゃん(損切りすればいいじゃん)」って言葉が出ますが、多分いろいろ経験したからこそ言える事何でしょう。
最初からどで損切りするべきかなんてわからなかったんだと思うわけです。
結局「一歩進めたか」って事を重視している。
で、一歩すすんだら、どうせ次の一歩があるからそれ頑張れって話なんですよね。
当然進んでいけば課題は多くなるし、責任とかも大きくなる。
ただ、そういう経験をしないと進まないし、進んだ先には仲間ができているって事を信じている。
そして、それを信じているからこそ本当に人が集まるんだってことなんだと。
誰もが「堀江貴文」になることなんて望んでいない
多分、結構人の可能性を信じている人なんだろうな?って思うんです。
自分の事が凄いなんて実は全然思っていないんじゃないかな?
ま、できないって思っている人からすると「いや、あんたは違うんだから」って言われるんだろうけど。
そして多様性を認める事も重要視していると思う。
自分ができないことも素直に認められる。
凄く人間味のある人なんだなーって思いました。
張り合うわけではないけど、僕も僕なりにまだまだ進んでいくべきだなって思わせる、良い本でした。
今日は三田祭(堀江貴文と茂木健一郎)でも見に行ってみようと思います。