実は黒澤映画って見たことなかったんですよね。
小津は好き(ってほどたくさんは見ていないけど)だけど、黒澤はねー、なんて勝手に思ってたんだけど。
TSUTAYA行って、適当に見たいの見つけてたんだけどあんまりピント来なくて。
じゃ、ここは巨匠でしょう!ってことで借りてきました。
芥川龍之介の羅生門とは違うのね
原作は芥川龍之介。名前は知っている。何を書いた人かはすぐに浮かばないという。。。
我ながら知識の無さにびっくりだけど。
でも原作は読んだことが有る気がする。
それぐらいの知識、いや、知識じゃなくて思い出。
なんとなく見てても原作を思い出せない。
確かにもんは出てきたよなーってぐらいの感じ。
あれ?俺は読んでいないのか?なんて思いながら見続ける。
どんな映画なのか?
黒澤映画の中でも評価の高い作品だが。
正直何の評価かはわからないってのが感想。
それぐらい僕には今感受性がないんだろう。
人として生きていく事ってなんだろう?って考えさせられる映画ではあるんだが。
でも、確かにそういう感想を持ってもいいなじゃないかな?って思うのは、冒頭に出てくる二人の会話。
「まったくわからんのだ。」
そう、全くわからんのよね。
何が正しいんだか、誰が正しいんだか。
ただ感想として言えるのは、人が生きる上でこういうことは起こるだろうってこと。
何が正しいとかそういうのを超えたところで悩んだりする必要もあるんだよね。
映像、役者など
wikipedia などを読んでみると、海外の映画に影響を与えた作品らしいけど。
現代の人が見ても、そんな小さい場面のことは映画作りしている人とかしかわからんのやないかな?って思うけど、確かに迫力と言うか、伝わるものはある。
あとは役者の持つ眼力みたなのもすごいなって思ったり。
ま、でも。今回はやっぱりあんまり良くわからない作品だったなーって言うのが正直なところ。
きっとちゃんと見るには、それなりの覚悟がいるんだなと。
で、羅生門読みなおしてみた
さっきKindleで羅生門読みなおしたけど。
そっか、やっぱり話自体は結構違うので。テーマは一緒かも。
僕は本の羅生門の方が好きかなー。