教えることで自分が変わったこと。

サイエンスや算数など。
子供向けに楽しく教えている(つもり)なんですが。

最近一番気づいたのは、勿論子どもたちに教えることで直接的に受ける影響(斬新な発想とか、子供に対しての我慢とか、打ち解け方とか)もあるんだけど。

一番大きいのは、実は日常的に「科学脳、算数脳」になってきているなって思うところです。

科学能、算数脳

ま、勝手に名付けたんですが。
最近ふとした瞬間に「サイエンス的な考え方」をするようになりました。
お湯を沸かすときの火加減ってこれでいいんだっけ?とか。
なんで洗い物で洗剤つかうんだっけ?とか。
洗濯物を効率的に乾かすにはどうするんだっけ?とか。

あと、これは自白なのですが。
僕は数学が好きだったし得意だったんだけど、確率統計っていう分野に関しては大っ嫌いっていうか、さっぱりわからないと思っていたんです。
ま、やる気が無かったんです。

ところが最近「あー、これは場合の数を計算すると1,680通りもあるんだー」とか考えたりするんです。
おっかしいですよね。

勉強が好きになってきているんです。

多彩な◯◯脳な子どもたちが増えると嬉しい

勉強が嫌いな子供って多いんだと思います。
僕も好きで勉強した記憶なんてないんです。
ていうか勉強した記憶があまりない。

でもこの歳になって勉強が好きになる。
僕みたいなパターンの日本人はたくさんいるんじゃないかな?って勝手に思うわけです。
これはある意味不幸ですよね。
(もしかしたら僕だけ?)

こんだけ日本が成長できたのは、もしかしたら勤勉さ、義務教育などの、ちょっと言い方悪いけど「やれって言ってんだからやれ」教育が機能したんでしょうね。
でも、さすがに伸び悩みを感じているわけで。

保育園ぐらいから「良い教育を受けさせたい」っていう言葉を聞きますが、良い教育ってなによ?っていう質問にたいする答えと、自分がやっていることが違う場合もたくさんあるんだろうなって。

ちょっと話がそれました。

子どもたちが「これはおもしろい!」って思うようになってもらうにはどうすればいいか?
永遠の課題かもしれませんが。

結局押し付けることなんてできないんじゃないかな?って思っています。

今のところ、僕の考えとしては「大人が子供とか無視してでも「これは楽しいぜ」って姿を見せる。」こと以外にないんじゃないかなって思っています。

サイエンス実験室をやっているから、実はあまり興味のなかったでんじろう先生の情報を見たりするんですが、あの先生は子供に教えたいもあるかもしれないけど、自分楽しいんですが勝っているんじゃないかな?って思います。本当のところはわからないけど。

なので、僕としてはこういう「あれ?これなんだ?」って思えるような考え方ができるようになったのが嬉しくて、それを続けたいなって思う次第です。

ま、基本は「なんでやろ?」って気持ちを持ち続けることでしょうねー。

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