先日先輩のライブを見に行き、あーなるほどと思ったりしながら自分の弾くギターのことを考えたりしてたんですね。




ま、ギターだけの話ではないんですが。曲作りも含めていろいろ思ったことがあるんで書いてみます。
今更ですが、自分の弾くギターを変えたい
もうね、20年以上ギター弾いてると、テクニック含めてあまり変わらんのですよ。
いや、意識的に弾かないと変わらないんですよ。
っていうのも、曲作りにも通じるんですが。
リズム然り、フレーズ然り、自分の慣れたものをついつい弾いてしまうんです。
もちろんそれは悪いことではない。人曰く「柏井らしいギター」と言われる部分はそこにあったりするからね。
でもですよ。それが楽しいわけではないんですが、少し飽きてきているのも確かなんです。
気持ち良い部分と、ちょっと飽きた部分。
もちろん今まで引いてきたフレーズ、コードの響きは好きだし、そこに今後の成長がないかと言えば絶対あるはずなんだけど。どうもそこだけを追求する気にはならないのです。
じゃ、どうするか。新しく模倣するしかないんですよね。凡人には。
って事で、改めていろんな曲を聞いて分析してみる。
今まで何年も人の曲をまともにコピーすることをしてきませんでした。自分で曲を作り、自分でフレーズを考え。もちろんそこには今まで聞いてきた音楽の要素が散りばめられていることは確かなんですが。でもそれはあくまで要素であって、そういう曲がどんな構成なのか?なんて考えても来なかったんです。
そして、最近は今まで聞き流してきた曲を分析することにしました。
それも、適当に耳コピするだけじゃなくて構成されているコードをとことん追求してみることに。そしたら2つわかってきたことがあります。
一つ目は自分が作ってきた曲のコード進行が、理論上こういう構成に成り立っていたんだ!って事実と、もうひとつは友人が弾いていたコードが何かわかったこと。
僕が弾くギターとかって、いわゆる3コードが中心になっているんです。でもそこのアレンジで曲はガラッと変わる。
そういうことがわかってくると幅がグッと広がるわけです。今更ながらコードの構成などを確認して、抑え切れないコードを抑える練習など。とても新鮮で面白いわけです。
リズムについて考える
ギター進行、フレーズ以上に染み付いたものが「リズム感」。
自分のやりやすいリズムがあるんです。で、それはそれで良いんだけど、作る曲が全く同じになるんですよね。これ、つまんない。
って事で、なるべく自分が今までやってこなかった曲を練習してみてます。
僕はテレキャスターって言うギターを使っているわけですが、ギター毎に音色があり、それを活かす楽曲をやりたいと思うんですが、それってリズムも結構関係するんだなーってことを今更感じたりしています。
音色について考える
僕は今までエフェクター(ギターの音色を変えるやつ)を全然使わなかったんです。アンプ一発勝負。
もちろんそれはそれで今でも好きだしカッコイイんだけど。曲ごとに会う合わないを真剣に考えたら、結構これって重要ねって思うわけです。沢山の音色を作れれば良いとは思わないし、やっぱり最終的にはあまり使いたくないっていうのもある。でもまぁ最低限というか、ギターそのものの音を出せるという前提で、音色を加える事はありなのかな?って少し思い始めています。って事で最近はコンプレッサー(MXR)と歪(友清氏制作)とフェイザー(Guyatone)を使っています。
ってことで
最終的に何がいいたいかって言うと。
変化を恐れず少し違った道に行ってみてもそれはそれで学ぶことがあるんだなと。
多分、最終的にはまたシンプルなものに戻るんだろうとは思います。
ただ、まだまだ勉強しても良いかなと。
って事でまだまだギターは楽しいし、もっと上手になりたい気持ちです。