カテゴリー別アーカイブ: guitar

ライブ自粛に関して

今日ライブやるんですが。

当分自分で歌うライブは自粛しようと思います。
一番の理由は、それに使っている時間が無いため。

なので、今日は楽しんで演奏したいと思います。

ロックンロールとかブルースとかジャズとか。
ジャパメタとか。

いろんな音楽が世の中にあふれていて、僕は全部いいと思います。
音楽家が食べられなくなってきてる時代みたいですが、僕は演奏家としてはそこに辿りつけていません。

ただ、そこに辿り着けるべき人はきっといて、そういう人が世の中にちゃんとした形で音楽を提示できる社会は素敵だと思います。

今までかかっていた労力を新しい技術を使って、同じように、または今まで以上に人に届けられるようになることで、幸せになれると嬉しいし、僕も新しい音楽に触れて幸せになりたいです。

僕が作る音楽は特に目新しさもなく、自己満足ですが、そういう音楽もまた重要です。

みんなが楽しめる音楽であるために。

そのためには、まず僕がやらないといけないことが他にあるってことです。

また元気に演奏できる日が来ると思いますんで。

その時まで音楽は封印します。

(あと一回決まったライブはあるので、それは演奏します。)

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ちょっとした思い出話とライブ告知

かれこれ20年ほど前。
福岡で過ごしていた僕は、今よりももっと音楽に向き合って生きていました。

当時僕らが出演していたライブハウスは西新JAJA。
レベルの高い楽しい、そして当時の僕にはとても厳しいライブハウスでした。そこでいろんな音楽に触れ、たくさんの友人ができ、今もその仲間は音楽を続けていて、人生においてとても濃密な大事な時期を過ごしました。(ひきづられている部分もあるから、そこはちょっとねw)

いろんなミュージシャンが出ていて、看板バンドが幾つかあり、それはそれで楽しかったんですが、僕の心をつかんだバンドやギタリスト、ボーカリストは、その人達以外にも幾つかありました。

一つはmorganfieldというバンド。これは本当にノックアウトされましたね。僕にはできない、でもやりたいことを体現していたバンド。ニューオリンズ的なアプローチにちゃんとロックを融合していて。リトルフィートが大好きだった僕にはもうやみつきでした。

大学の先輩のバンド、プレイヤーズカンパニーも大好きでした。日本語で歌ってもいいんだなとか、今考えると恥ずかしいけど、そんなことを思ったもんです。

で。そんな数ある好きなミュージシャンの中にmagic boogie というバンドがありました。
飄々たる風貌から奏でられる演奏は繊細且つキレのある、時として激しく。心を打ったもんです。

そんなmagic boogie のボーカルの友清さん。今は東京に住んでいて、演奏活動と並行してエフェクターを作ってまして。僕も一個作ってもらったんです。

そんな友清さんの作ったエフェクターを使ったミュージシャンが集まるライブイベントが今週末6/6、吉祥寺の曼荼羅で開催されます。

その名も「ROCK!! 69 こんばんわ」。
facbookイベントはこちら

友清さんの曲の中で特別好きな二曲があるんですが。その二曲でギターを弾かせてもらえることになったんです。こんな嬉しいことってないで。ほんま。

先日のリハーサルを録音したんですが、最近のヘビーローテーションです。

大好きな曲を、それも本人と演奏するってなかなかないと思うし、元のイメージがあるから、それよりも良くするってとても大変だなーと感じています。往々にして弾きすぎたりするしね。

でも大丈夫。とてもいい演奏をしますよ。

ってことで、6/6、吉祥寺曼荼羅でお待ちしています。

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時が育む友情っていうんですかね

最近大学時代の友人とギターを弾く機会が増えています。
そのうちの1人は、大学時代からあまり接点がなかったんですが。

先日スタジオに入った際に、「あいかわらずうぜーギターだなw」と思ったんですが。
でも、演奏で合わせて見ると、これが全然良くて。

ああ、彼が変わったのか僕が変わったのか。
否、両方がやっぱり成長しているんだなと思ったわけです。

やっぱり真剣にギターを弾いてきた人間に敬意を払いつつ、負けないようにちゃんとしたギターを弾くべきだなとあらためて感じた次第です。

さ、今日もちゃんと生き抜こう。

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ギターって奥深いね

さて、4月9日にライブします。
場所は東池袋 鈴ん小屋

東池袋1−47−1 地下一階

現在鋭意練習中です。

今回新しい曲をやるんですが、その曲が今までにないギターなんです。

正直今更新しいことをギターですると思っていませんでした。
で、何が新しいかって言うと、実は自分でも大して新しいことをやらないといけないという意識がなかった奏法なんです。

というのも、手の押さえ方が難しいとか指を早く動かさないといけないとかではないんです。

なんて言うんだろう。
リズムを取る為に物理的に動かす体の部分が違うというか。
それでもって身に染み込んだリズムを一度分解して再構築しないといけないというか。

これがですね、楽しいんですよ。
で、その曲ばかり練習しています。

さて、楽しみですね。

皆様、是非よろしくお願いします。

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JAZZギタリスト講座を開いてもらったんだが

昨夜友人と一緒の高円寺でだべってたんだけど。
で、音楽の話になって。
友人もギタリスト(&コンポーザー)なんだけど、僕とは違っていろんな音楽を聞いていて。
大学時代はJAZZ研に所属してたんだけど。
長年僕が思っていた疑問をぶつけてみたんだけど。

ジャンゴ・ラインハルトの立ち位置ってどこなん?

ジャンゴラインハルトのジャンゴロジーは、ジャズギターを弾かない僕でも好きなアルバムです。

で、僕が長年疑問に思っていたのは「ジャンゴラインハルトってジャズギターの名手って言われるけど、その後継者っているの?」って思ったんです。
例えばジョージ・ベンソンとかってジャズギタリストで有名だけど、どう聞いてもジャンゴ・ラインハルトとは似ても似つかない。

結局ジャンゴの音楽は何なん?ギタリストとしての評価はあるけどフォロワーはいるの?と。
そしたら答えてくれました。

チャーリー・クリスチャンってギタリスト

ジャズギターの始祖として、チャーリー・クリスチャンって人とジャンゴラインハルトがいるらしんです。
で、チャーリー・クリスチャンはフォロワーを沢山産んだそうなんです。

で、ジャンゴはと言うと。

ジャンゴのフォロワーはいるにはいるけど「ジャンゴの域を超えない」「ジャンゴにしか聞こえない」など、結局フォーマット足り得なかったそうです。

ま、ある意味彼を超えられないって言うか。ちょっと違うか。
彼の独創性を超えられれないって言うか。

チャーリー・クリスチャンは数多のフォロワーを産んでいるそうです。
ジョージ・ベンソンとかもその一人。

彼は新たなギターの形を提示したんですね。
それに対してジャンゴは新しい音楽のあり方を提示したんだけど、それが良すぎたんでしょうか。

言うまでもなくどっちが良いという話ではない

どちらもすごく良いギタリストらしいんですが。(僕はチャーリー・クリスチャンを知らないので。)

ま、僕はジャンゴの方に惹かれるなーて思いました。

ま、そんな音楽談義ができる友人を持てて幸せですって話でした。

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作る作業と覚える作業

最近わかったことなんですが。
あったりまえかもしれませんが以下の作業が結構違うなって思ったんです。

例えでギターを弾くことについて書きますね。
(てか、ギター弾いててわかったことなんだけど。)

作る作業
ギターを弾く場合に、作る作業ってどうしても自分ができる範囲のことで済ませるんですよね。もちろんもっといいものをって気持ちはあるし、考えるんだけど。
結局自分の引き出しから出てくるものがほとんどだったりするわけです。
それはリズムに関してもそう。
だから、ある程度できることに終始するんですよ。

作る作業ばっかりの弊害
これね、ずばり成長がないなと。
って言うのは、上にも書いたとおりできることしかやらないんですよね。
これでいいやって言う感覚になる。
もちろん良いギターを弾けるかもしれないし、いい曲も作れるかもしれないけど、どうしても殻を破れないんですよね。
あと、重要なのはその自分が持っているものって、振り返ってみると実は「覚える作業」の賜物だったりするんですよね。模倣は大事。

覚える作業
さて、覚える作業なんですが。
これは僕自身はとても苦手で。
ま、覚えるって言うよりも「ちゃんと理解する」って言葉が正しいかもしれませんが。
曲を聞いても何となくわかった気になるんです。
「あー、こんぐらいね。はいはい。」って。

でも、良く聞いてみると全然違ったり、ちゃんと弾いてみると全然弾けなかったりするんです。
これ、今更言うとあれなんだけど困りもん。
愕然とするわけですよ。聞いてるのと弾いてみるのでは全然違う。

って事で、僕は苦手な「覚える作業=理解する」のウェートを上げていこうと思うんです。

ギターのみならず
いろんなことにも言えることだけど。
他人が作ったものとか、世の中で目にする物とか。
これ、全部結構凄いものにあふれていますよね。
お笑いだって、いざやってみると全然うけないだろうし、身近な食事だって全然作れない。
だから、もっともっといろんな人に学んでいきたいなって思う今日このごろです。

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今更エレキギターについて思ったこと

先日先輩のライブを見に行き、あーなるほどと思ったりしながら自分の弾くギターのことを考えたりしてたんですね。

SGvoxtele77tele68

ま、ギターだけの話ではないんですが。曲作りも含めていろいろ思ったことがあるんで書いてみます。

今更ですが、自分の弾くギターを変えたい

もうね、20年以上ギター弾いてると、テクニック含めてあまり変わらんのですよ。
いや、意識的に弾かないと変わらないんですよ。
っていうのも、曲作りにも通じるんですが。
リズム然り、フレーズ然り、自分の慣れたものをついつい弾いてしまうんです。
もちろんそれは悪いことではない。人曰く「柏井らしいギター」と言われる部分はそこにあったりするからね。

でもですよ。それが楽しいわけではないんですが、少し飽きてきているのも確かなんです。
気持ち良い部分と、ちょっと飽きた部分。

もちろん今まで引いてきたフレーズ、コードの響きは好きだし、そこに今後の成長がないかと言えば絶対あるはずなんだけど。どうもそこだけを追求する気にはならないのです。

じゃ、どうするか。新しく模倣するしかないんですよね。凡人には。

って事で、改めていろんな曲を聞いて分析してみる。

今まで何年も人の曲をまともにコピーすることをしてきませんでした。自分で曲を作り、自分でフレーズを考え。もちろんそこには今まで聞いてきた音楽の要素が散りばめられていることは確かなんですが。でもそれはあくまで要素であって、そういう曲がどんな構成なのか?なんて考えても来なかったんです。

そして、最近は今まで聞き流してきた曲を分析することにしました。
それも、適当に耳コピするだけじゃなくて構成されているコードをとことん追求してみることに。そしたら2つわかってきたことがあります。

一つ目は自分が作ってきた曲のコード進行が、理論上こういう構成に成り立っていたんだ!って事実と、もうひとつは友人が弾いていたコードが何かわかったこと。

僕が弾くギターとかって、いわゆる3コードが中心になっているんです。でもそこのアレンジで曲はガラッと変わる。
そういうことがわかってくると幅がグッと広がるわけです。今更ながらコードの構成などを確認して、抑え切れないコードを抑える練習など。とても新鮮で面白いわけです。

リズムについて考える

ギター進行、フレーズ以上に染み付いたものが「リズム感」。
自分のやりやすいリズムがあるんです。で、それはそれで良いんだけど、作る曲が全く同じになるんですよね。これ、つまんない。

って事で、なるべく自分が今までやってこなかった曲を練習してみてます。
僕はテレキャスターって言うギターを使っているわけですが、ギター毎に音色があり、それを活かす楽曲をやりたいと思うんですが、それってリズムも結構関係するんだなーってことを今更感じたりしています。

音色について考える

僕は今までエフェクター(ギターの音色を変えるやつ)を全然使わなかったんです。アンプ一発勝負。
もちろんそれはそれで今でも好きだしカッコイイんだけど。曲ごとに会う合わないを真剣に考えたら、結構これって重要ねって思うわけです。沢山の音色を作れれば良いとは思わないし、やっぱり最終的にはあまり使いたくないっていうのもある。でもまぁ最低限というか、ギターそのものの音を出せるという前提で、音色を加える事はありなのかな?って少し思い始めています。って事で最近はコンプレッサー(MXR)と歪(友清氏制作)とフェイザー(Guyatone)を使っています。

ってことで

最終的に何がいいたいかって言うと。
変化を恐れず少し違った道に行ってみてもそれはそれで学ぶことがあるんだなと。

多分、最終的にはまたシンプルなものに戻るんだろうとは思います。

ただ、まだまだ勉強しても良いかなと。

って事でまだまだギターは楽しいし、もっと上手になりたい気持ちです。

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