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【映画】チャイナシンドロームを見たよ

今更ながら、チャイナシンドロームを見たんで、僕なりに感想を。
どんな映画なのかは以下を見てみてください。
チャイナ・シンドローム (映画) – Wikipedia

僕的には、特に原発がどうこうと言うよりも人が何を大切にしているか?が問われているような映画だと思いました。

僕らはトレードオフの世界に行きている

今も昔も生活するっていうのは便利と引き換えに何かを失っているのは確かですよね。
お金が欲しかったらそれなりに時間を使って働く。
自分の時間を大切にしたいからフリーターでいいやとか。
ものに関しては今までの時代に無いくらい、満たされている生活を送っています。
あ、先進国だけかもしれんけど。
もう、そんなに欲しいもの無いよね。

結局何かを犠牲にして生きていくんだと思うんですが。
いや、犠牲にするって書き方良くないよね。何を大事にしていくかって考えたほうがいいのかな。

何を犠牲にするか

キレイ事ばかり言っていても、生きて行けないのも現実です。
昨日も働かざるもの食うべからずと子供たちを叱り倒してきたんですが。自分はどうかと言うと。。。
働くことは大事ですね。だからより楽しく働く事を望んでいるはずです。
物よりも心が豊かになりたいもんです。
って言ってもそうでない人も沢山いるんだろうし、結局お金で食料買う事には変わりないんであって。
お金ってなんだろね。

で、何を大切にするか

やっぱり一人で生きて行けないじゃないですか。
で、好きな人と暮らして行きたいじゃないですか。
最近また地域通貨みたいなのをよく見かけるようになったんだけど、結局お金って人と人とをつなぐ物なんですよね。
現状として。

そこに変な価値なんて存在しないんだろうと思うわけです。
価値の分だけもらえば良いし、もらいすぎたら他に還元すればいいんだよって。

そういう広い心をもった大人になりたいと思うわけですが、そう言うと「十分大人だろ」って言われる年齢なんですよね。

報道に関して
最後にちょっとストーリーに関係する事だけど。
報道のあり方って問われていますが、今一番良いのは、あまり報道を見ない事なんじゃないかな?って思うわけです。
ま、見出しだけを流し読みぐらいがちょうど良い。

で、気になった事を友人と話して、「え?そうなん?」とか「そりゃ違うだろ」って所から始めるのがちょうど良いと思ってます。
だって何が真実がわからんしね。

友人って言ったって思想は違うんですよね。特にこの頃は昔からの友人達でも意見の相違が出てくる話題が多いと思うんです。
でもそこでちゃんと意見を言い合ってみて、そんでもって次にまた違う友人とか、新しく出会った人と話をしてみて。
要は受け入れる能力を磨く事が一番なんじゃないかなって思うわけです。

そんなこんなで今日も僕は生きてます。

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バックコーラスの歌姫たちを見てきたよ

日本公式サイトはこちら

いわゆるバックコーラス(表に出ない人たち)の人たちに日を当てたこの作品。
最初はコーラスラインの歌もの版?ぐらいに思ってたんだけど、友人に進められてサイトを見に行くと「これは見とかないとねー。」ってことで。

本当は年末までに見ておきたかったんだけど、休み最終日に駆け込みで見てきました。

で、こっからはネタバレもあるんで。って言ってもそんなに上手にかけないし対してネタバレにもならんだろうけど。

あんまり知らなかったこと

まぁ、時代背景を考えると当たり前なんだろうけど、フィル・スペクターの存在って大きいっていうか、かなり傲慢だったみたいですねー。
ダーレン・ラブがかなり可愛そうだった。でもこの人、人の良さが現れているっていうか。歌声にお現れているっていうか。少しお人好しなのかなって言うか。
厳しいこと言うとスターにはなれないのかもねーって。
でも、スターじゃなくていいんじゃね?って感じ。本当に歌が染みわたる感じ。
最後のリーン・オン・ミーは最高。

メリークライトンが好きだ

この映画には、何人か特別フューチャーされた人たちがいる。
上記のダーレン・ラブ、クラウディアリニア(ミックと色々あったみたいね。)、リサ・フィッシャーなど。
でも、僕は断然メリークレイトンが好きだ。
なんでって、最後まで悪態ついているっていうか。存在感として「あー、いい人ではあるけど、敵多いだろうなー」って感じがにじみ出てた。
ちなみにリトル・フィートのサムクレイトンのおねえちゃんね。

映画中ではギミーシェルターの彼女の部分だけが聞けるんだけど、そこが鳥肌もの。
おー、すげー。でも、録音時の話は笑える。へー、そんな状況でねーって感じ。

あと、スイート・ホームアラバマにバックコーラスの時の悪態と、その反面サザンマンとか歌っているところがまた素敵。

この人最高。

ストーンズって女性バックシンガーが重要よね。

リサ・フィッシャーとか、90年以降の日本公演の時って大体バックコーラスやってたんじゃないかな?(たぶん。)クラウディアリニア、メリークレイトン含め、ストーンズってやっぱり色んな意味でパクるって言うか、良い言い方すると上手に組み合わせるなーって思わせる。そういう才能も含めて改めてストーンズ好きだーって思ったわけです。

あと余談だけどデビッドボウイってやっぱカッコいいね。

最後に

誰が見ても面白いって映画ではないと思う。
客層も結構高かったし。ただ、見終わって出てく人見てたら高校生とかもいたなー。

バックシンガー。彼女たちはそれぞれ表舞台を目指して挫折した人もいれば、バックシンガーとして生きていくと決めた人など。
ただ、皆歌が好きなんだ。

心に残ったのは、クラウディアリニアが一時期音楽から離れていたことについて「後悔している」って言っていたこと。やっぱりここに尽きる。

人生色々諦めるタイミングもあるけど、心から好きなことは追いかけるべきだよね。

って事で、新たな年に向けて進んでいく所存でございます。

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羅生門を見たよ

実は黒澤映画って見たことなかったんですよね。
小津は好き(ってほどたくさんは見ていないけど)だけど、黒澤はねー、なんて勝手に思ってたんだけど。

TSUTAYA行って、適当に見たいの見つけてたんだけどあんまりピント来なくて。
じゃ、ここは巨匠でしょう!ってことで借りてきました。

芥川龍之介の羅生門とは違うのね

原作は芥川龍之介。名前は知っている。何を書いた人かはすぐに浮かばないという。。。
我ながら知識の無さにびっくりだけど。
でも原作は読んだことが有る気がする。
それぐらいの知識、いや、知識じゃなくて思い出。

なんとなく見てても原作を思い出せない。
確かにもんは出てきたよなーってぐらいの感じ。
あれ?俺は読んでいないのか?なんて思いながら見続ける。

どんな映画なのか?

黒澤映画の中でも評価の高い作品だが。
正直何の評価かはわからないってのが感想。
それぐらい僕には今感受性がないんだろう。

人として生きていく事ってなんだろう?って考えさせられる映画ではあるんだが。

でも、確かにそういう感想を持ってもいいなじゃないかな?って思うのは、冒頭に出てくる二人の会話。
「まったくわからんのだ。」

そう、全くわからんのよね。
何が正しいんだか、誰が正しいんだか。

ただ感想として言えるのは、人が生きる上でこういうことは起こるだろうってこと。
何が正しいとかそういうのを超えたところで悩んだりする必要もあるんだよね。

映像、役者など

wikipedia などを読んでみると、海外の映画に影響を与えた作品らしいけど。
現代の人が見ても、そんな小さい場面のことは映画作りしている人とかしかわからんのやないかな?って思うけど、確かに迫力と言うか、伝わるものはある。
あとは役者の持つ眼力みたなのもすごいなって思ったり。
ま、でも。今回はやっぱりあんまり良くわからない作品だったなーって言うのが正直なところ。

きっとちゃんと見るには、それなりの覚悟がいるんだなと。

で、羅生門読みなおしてみた

さっきKindleで羅生門読みなおしたけど。
そっか、やっぱり話自体は結構違うので。テーマは一緒かも。
僕は本の羅生門の方が好きかなー。

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今度友人の結婚式で歌うんだが。

今までいろんな結婚式で歌ったり、やらかしたりしてきたんですが。

そろそろ友人の結婚式に出るのは終わりに近いんじゃないかな。

って事で、結婚式で歌う機会も少なくなるだろうってことで。
少しまじめに、どういう歌を歌うべきかを考えてみました。

何を求められているか

そもそも結婚式で歌って欲しいっていわれる場合に間違いやすいのが「感動させて欲しい」とか「笑かせて欲しい」とか言うのはあんまりないんじゃないかな?って事なんです。
あ、僕が頼まれる時に関してですよ。
時にはオリジナルを作って行ったり、時には派手な衣装を着て行ったり。
一番近いところでは、飲めないのに酒のんで皆に迷惑かけたり。
思い出してみると、求められている事とは遠いところでやってきたなーって言うのが正直なところです。

結果として楽しんでもらえた事もあったけど、引かれたこともあっただろうなと。

という感じで、そろそろ潮時だし、今回はちゃんとやりたいと思った次第です。

じゃ、何求められているの?ってことなんだけど。
僕は別に歌もギターも上手ではないのに余興をさせてもらえるってことは何なのか?

で、出した答えが「皆と一緒に祝って上げる雰囲気を作ること」なんだろなって。
だから、そこに注力することにします。

何ができるのか

で、何ができるのか?ってところなんだけど。
演奏するからにはベストを尽くすんだけど。
何ができるのか?って言うよりは「できないことはしない」の方が正しいかな。
あえて難しい事をしないで、来賓の方々と共に、一つの空気を作れるようなことをしたいと思うわけです。

そしたら、自ずとやるべき曲とかも見えてくるかなと。

って事で、いろいろ妄想中です。

その前に

そう、忘れてはいけないのが。
ずっと歌もギターも演奏していないことに気づきました。
最低限、まずはそこの練習から始めようって事で、まずはスタジオに行ってきます。

そしたらまた考えが変わるかなー。
ま、それはそれで良い。

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映画「立候補」は笑いすぎて泣いた。

映画立候補を見てきた。

立候補

立候補

皆さんご存知マック赤坂。
正直に言います。僕は前回の都知事選、マックに入れました。
泡沫候補とかいろいろ言われていましたが、一番心に残った事を言っていたのが彼だったからです。
彼が自治体の長になることに対してとか、政治家になるのがどうか?なんて言われますが、少なくとも僕には正しいことを言っているような気がしていました。
僕の影響か、息子も彼の映像を気にいっていました。

映画になる???

最近、何と無くネット見ていると変な名前の映画を発見しました。「立候補。」
写真をみるとどっかで見た顔。
そう、マック赤坂その人ではないですか。

ポレポレ東中野に制作委員会があったりするのもツボだったし、早速前売り券を購入。どんな内容かも知らずに映画館へ。

笑っていた僕がいつしか泣いていた。

当然、笑えればいいかな?ぐらいの気持ちで見に行ったんです。でも、何と無く心の中には「実はとてもいい映画だったりするはず」という気持ちがありました。

前半はマック赤坂の戦略、人となり。そして他の候補者(大阪府知事選挙)との比較など、笑いを織り交ぜつつ進みます。ただ、映画館で大笑いしているんだけど、すでにこの時点で少し泣きます。

後半、意外な登場人物が出てきます。なんで出てきているのかさっぱりわからない彼ですが、最後に彼に泣かされます。

遊びで立候補する人なんていない。遊びで仕事している人なんていない。

この映画は生きること、家族のこと、社会のこと、真剣に事をなそうということを、必ずしもハッピーな視点で描いていません。どちらかというと現実的な視点で描いています。

手法は様々、しそうも様々。もちろん生き方も様々。

でも、それぞれに自分を投影できる出演者たち。

彼らの頑張りが何か社会を変えて行くという確信はありませんが、彼らの志を抱く力を僕らも少しでも持てば、社会が大きく変わって行くんではないかな?と、勝手に勇気をもらえた映画でした。

僕は最後に恥ずかしいぐらい号泣して、人と目を合わせるのが恥ずかしくて、さっさと映画館を後にしました。

【参考サイト】
スマイル党ホームページ
http://smileparty.info/
財団法人スマイルセラピー協会(意外ときれいなホームページ(笑))
http://smilesmile.jpn.com/

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【映画】グッド・ウィル・ハンティングを見たよ

実はですね。
なんの興味もなかったんです。
ただ、たまたま母と一緒にTSUTAYAに行ったんですが、「あんた、マット・デーモン、なかなかええで。」と言われたので。

で、結論。
とても良かった。

ネタバレにならない程度にあらすじ

主人公が頭いいんだけど問題抱えていて。
で、その問題を一緒に考えてくれる精神科の教授がいて。
最後は心を開き、素直になり、自分の考えで行動出来ましたって話。

才能も、抱えている問題も、人それぞれ。

たまたま今回の主人公は、素行が悪いが頭が良かった。
数学に関して天才的だった。
そしてその才能を見つけてくれる人がいた。

でもね、結局それは勿論才能なんだけど、それだけが価値ではないよって部分がグッときたね。
そしてそれに気づいていく過程で、周りの人のとった行動も素敵だった。

勿論天才的な数学の才能があったら、周りの人はそれを羨みそしてそれを上手に使うことの手助けをするだろう。

ただ、才能を持っている人自身がその使い方をわかっていない場合は多々あるし、そしてそれを開花させるためには周りの援助がとても大切だ。
援助の中には、その人に対する接し方も大きく関係する。

主人公はたまたまとてつもない才能を持っていたが、決して才能がある(または才能として理解される)人だけのはなしではなくて、人は誰だって素晴らしいわけだ。

だから、時にしかり、時に慰め。
決して見捨てないことを心がけることが大事だと思った。
そしてそれは実はとてもむずかしい事だというのは、誰でも知っている事だと思う。

結局愛だよね

でね、結局愛なんだよ。
出演者全員、何らかの傷を持って生きている。
プライドをズタズタにされたり、最愛の人をなくしたり。
そもそも幸せを知らない人たちだったり。

でもね、愛を知ら図に育ったから愛を与えられないとは思わない。
仮に愛を感じていなくても、遅くなはい。

チンケは話かも知れないけど、結局愛が大切だなって思わせてくれた、とてもいい話だった。

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ハンナとその姉妹を見たよ

TSUTAYAに行くと、ついつい借り過ぎるって言うか。
なんかだいたい一作品ぐらいみることができなかったってのがあるんだけど。

この作品はもう3回ぐらい借りて、結局みることができなかったんです。

で今回も、今日の10時までに返却ボックスに入れないといけないんだけど今朝の6時半ごろまで忘れてて。
急遽一人の早朝鑑賞会を開催することになりました。

ウッディーアレンについて

さて、僕は映画は結構監督で選ぶことが多い気がします。
ウッディーアレンは好きな監督です。とは言いつつどれが好き!って絞るのは難しい。何見ても楽しい気分で終われる映画を撮り続けていますよね。
あと、珍しく?妻と趣味が会うのもウッディーアレンなんですが。
ちょっとインテリで皮肉屋で。そして孤独な感じがするっていうのが彼の作品に通じる部分だと僕は思っています。

作品について

この作品、彼の作品のなかでは代表作と言われるものです。
お得意のマンハッタンを舞台に広げられる、どろっとしつつもクスッと笑える人間ドラマ。
3姉妹の周りで起こるドラマを、その各々のパーソナリティーの違いや姉妹ならではの関係性などを絡めて、日々の悩みやその後の生き方を淡々と描いた作品です。

ウッディーアレンももちろん出演。毎回のようにちょっと皮肉っぽく冗談を言い続けるキャラクターを演じています。

感想

ウッディーアレン作品に通じるインテリと皮肉はもちろんこの作品でも発揮されているんだけど。
題材としてはもっとどろっとしていてもおかしくないんですが。そうさせないところにリアリティーがあるし、実はそういう作品だからこそ見ている人の内面に呼びかけるものが大きいのかなって思います。

人って案外強いですよね。
そんでもって悲観的になることもあるけど、まぁそれでも生きて行くのが楽しいのかなとか思ったりしました。

そんじゃーね!

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タクシードライバーを見たんだよ。

金曜日の朝、5時頃からタクシードライバーを見たんだ。

何回か見たことがあるっていうか、挑戦したことがあるんだけど。
ちゃんと見たことがなくて。
で、やっと最後まで見ることができたんだ。

アメリカの匂いってこういうもんだなー

ニューヨークが舞台なんだよね。
当然ながらこの時代のアメリカには行ったことがないんだが。
こういう匂いってかっこいいよねってイメージはある。
僕はスコセッシと言えばラスト・ワルツなんだけど。
映画の色も当然かもしれないけど似た感じ。

ある側面、アメリカってやっぱりかっこいいなって思う部分はある。
ま、それは世界どこでもだろうけどね。

正しいことを追いたい。でも苦しいのもわかる。

自分にとって正しいことが世の中で正しい訳でもなく。
ただそういう気持ちが自分を苦しめることってよくあること。
今の自分に置き換えてもそういう気持ちはいっぱいある。
でも皆そんなに文句も言わず頑張っている。

さて、それが人としてどうか、無理していないか?って思うんだけどね。

やっぱりこういうイライラはわかるなーって思った。

もしかしたら今の自分の精神状態だから、なんとなく理解しやすい映画だったのかもしれないな。

幼い子供と一緒に見る映画ではないことは確かだ

もちろん、幼い子供が面白い!って思える要素もあんまりないんだけどね。
ちょっと過激かも。妻にも勧められないかなー。

ロバート・デ・ニーロ

僕は未来世紀ブラジルのデニーロってかっこいいなって思ってたんだけど。
この映画のデニーロもかっこよかった。
有名な俳優さんだけど、僕があんまり映画を見ていないから知らないだけで。
いい俳優さんだなーって思った。

最後に。

映画監督それぞれにいろんな色があるんだよね。
スコセッシにはスコセッシ色があるんだろう。
wikiとかで調べてみると、あーこの映画もそうなんだ!って思ったり。いまさら。
次はゴッド・ファーザーⅡかな。

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モーターサイクルダイアリーズを見たよ

最近は息子の仮面ライダー&ウルトラマン好きのおかげ?せい?で、TSUTAYAによく行きます。
店舗によって違うみたいですが、僕が行く浜田山店は旧作100円なので、ついついたくさん借りてしまいます。ウルトラマンと仮面ライダー大人借り。
先日返しに行った際、たまには自分の見たいのも借りてこようと思って5作品を選んできました。

今回借りた5作品について

「SMOKE」「モーターサイクル・ダイアリーズ」「誰がために鐘は鳴る」「DOWN BY LAW」「TAXIDRIVER」の5作品。
その内の3作品は以前見たことのある作品で、モーター及び誰がためには始めて。
3作品は見たことあるけどあまり内容を覚えていなくて、SMOKEは良い映画だったなーって思い出だけがあるんだけど、他の二つは「借りたのは覚えているけど、もしかしたらちゃんと見ていないんじゃないか?」って思われる作品。
一番見たいのはモーターで、SMOKEは妻に見せたくて。
他の三作品は自分だけで見ようと思って借りました。

ちょっと映画について

僕はそんなに映画好き!と人に言えるほど見ていません。
好きな映画は?って聞かれたら「パリ、テキサス」って答えるぐらい。
あとは何個か名前が出てくる程度。
基本的にはロードムービーが好きだけど、だからといってそれにこだわっているわけではありません。
結婚当初妻とは映画の趣味はあいませんでしたが、まーみてみるとそれなりに楽しかったり。
年齢なのか、妻への愛か(笑)。
ま、それなりにどんな映画でも見るところはあると思っています。
古典はあまり見ていません。長いのもあるし、ちょっと疲れる。
チャレンジはしてみたりするんですけどね。
ま、僕の映画観はそんな感じです。

僕と南米、ゲバラについて

南米について。
父は、まだ僕が産まれてすぐのころ、よく南米に行っていました。
と言ってもボリビアなんだけど。
だから英語よりもスペイン語のほうが得意でした。
ま、どっちにしろ語学力と言うよりは基本的なコミュにぇ~ション力で勝負している感じでしたが。
父から他の国の話を聞いたことがないのでよくわからないのですが、とてもいい所なんだろうな?ってイメージはありました。

中1出初めてちゃんとみたワールドカップ。メキシコ大会。
メキシコは中南米なんだけど。優勝がアルゼンチンだったり。
なんとなく南米のイメージのある大会でした。
2014年大会、本当の南米での開催が楽しみですね。

ゲバラについては、「チェ 28歳の革命 [DVD]」をなんとなく見たぐらい。
特に革命に興味があるわけではなく。
ただ、イメージとしてなんとなくカッコイイ人なんだろうな?ってぐらいは思っていました。

映画を見ての感想

映画の説明にもある通り、以降のチェ・ゲバラの活躍と強く関連性をもたせているわけではなく、どちらかと言うと若者が旅の中で心が変化するという、ありきたりといえばありきたりな映画だったんだけど。
出演者が其々いい演技をしていたのもあり、なかなか締まった映画でした。

で、それよりも良かったのは南米の風景。
去年友人が南米に旅行に行った時の写真を見せてもらったり、後輩がマチュピチュ行った写真をfacebookで見たりしてたんだけど。
すごくその場所に行きたくなる映像だったのが印象的でした。

そして考えたこと

漠然と南米に行きたいなって思ったんだけど。
その後にすぐ「怖いんじゃないだろうか?」とか思ったんですね。
家族もいるし一人で行くのはなーとか。
かと言って息子連れて行くのも大変だろうし。

ふと思ったんだけど。
南米に行くって事に限らず、自分でブレーキをかけていることって多いなって。今更気づくわけです。

ちょっとぐらい「どうにかなるんじゃね?」ってイメージで行くのもいいじゃんって思った映画でした。

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カッコーの巣の上でを見たんだ。

ずっと気になっていた映画。やっと先日見ることができた。

そもそものきっかけ

皆さんご存知でしょうか?福岡が誇る転載ミュージシャン「とんちピクルス」。
まぁ、知っている人が大半だと思いますのであまり説明はしませんが。

まだ僕が福岡にいる頃、とある飲み屋でのライブで初めて見ました。
その時にやっていたのが「かっこうドライブ」という曲で、無茶苦茶カッコ良かったんです。
で、とんちさんに「あの曲かっこいいです!」って言うと「カッコーの巣の上で」からサンプリングしているという話をしてくれました。

これは見てみないと!って思ってそれから10年以上経ってしまったんです。

あれ?明るい映画じゃないの?

最近はTSUTAYAによく行きます。
息子が「ウルトラマンメビウス」と「仮面ライダーカブト」にハマっているんです。
旧作100円だし、誕生日月だからまたその半額だしってことで、たまには自分のために借りようかな?ってことでふらふらって見てたんですが。
「あ、みたいと思ってたなー。」と目に入ってきた作品を手に取り、仮面ライダーとウルトラマン10枚に対してカッコーの巣の上で一枚をレンタル。

息子を寝かせつけてからポチッとスタート。

あれれ。なんかイメージと違うぞ。。。

そもそも僕が聞いた「かっこうドライブ」って曲は爽快だけどちょっと悲しげなナンバーだったんだけど。

この映画の内容はちょっと重かったのねー。舞台は精神病院
精神病院での主人公(もともと精神病を患っていたわけではない)はある意味やりたい放題。
でも、一つ一つに心がある。
でも、病院側に患者たちへの態度はなんか心がない感じ。

見ていると痛々しいなって思うばかり。

出る杭が打たれるぐらいならまだマシだ

結末は、「あーーー。」って感じなんだけど。
一つ思ったのは。
院内で起こっていたことは決して「精神病院」の中のことだけでなく、そしてこの映画が作られた時代だけの問題ではないこと。
そして、主人公のとった行動は、出る杭、病院側からしたら「邪魔」だったわけだけど。

何時の時代も、本当に正しい気持ちをもって行動する人が正しく受け入れられるとは限らないんだなーって。ちょっとしょんぼり。

ま、そんだけの映画じゃなないんだけどね。そこが気になった。

時間が経ったらもう一回見てみようかなって思った映画でした。

関係ないけどとんちピクルスの名曲。

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