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ジョンレノンの生まれ変わりは世界に何人いるのか?

去る12月8日、とある場所にて「うちの子今日誕生日なんだよねー、ジョンレノンの生まれ変わりなんだよ」ってお父さんが言っていました。

適当に聞き流せない僕は、「お前の息子がジョンレノンの生まれ変わりという根拠はなんだろう」と考えたんですが、文脈から推測するに「単に誕生日が、ジョンレノンの命日と一緒」ってだけだと思われます。

僕的には最低でもジョンレノンが死んだ瞬間に産まれたとか、そういう条件を満たしてほしいと思ったんですが、まぁそれはいいとしましょう。お父さんにとったらそれが売りなんだから。

ってことで、じゃあ彼のお父さんの言うところの世の中にジョンレノンの生まれ変わりはどれくらいいるのか?って事を考えてみました。

まずは条件を明確化する

・1980年以降に産まれた、誕生日が12月8日の人
・地球に産まれていること
・男であること

これくらいでよしとするか。

ってことは世界の人口動態を調査する必要があるってことだ。

人口動態について

まず、データは総務省統計局のこちらから拝借した。
現在地球には70億人住んでいる。
ちなみに1980年の世界人口は45億人だ。

ということは、この間産まれた人はザクッと25億人だ。
(なくなられた方がどれくらいいるかは、この際考えない。)

さて、じゃあ25億人の中で12月8日生まれがどれくらいいるか?だが。
ここはさくっと365で割らせてもらう。笑わせてもらうじゃない。割らせてもらう。

するとだいたい68万人が権利を有する事になった

まずは、ジョンレノンの生まれ変わりの権利を得られる第一段階を通過したのは68万人だ。

地球に産まれていること

さて、この68万人、全員地球に産まれているか?、要は地球人かってことだが。
これは地球人ということにしよう。

男であること

実はここは難しい。生まれ変わりの性別が同じかどうか。
僕はジェンダー論に明るくないので、ここは割愛させて欲しい。
少なくともジョンレノンんは男だったってことで、男に限定させて貰う。
上記に習い、思い切って68万人を2で割らせてもらう。
すると34万人だ。

これが、そのお父さんの言うところの「ジョンレノンの生まれ変わり」なわけだ。

しかし僕はやっぱり考えた。

ジョンレノンの生まれ変わりだから、やっぱりなくなられたすぐ後に生まれていて欲しい。
そうなると、彼がなくなったのは1980年なので現在2013年、この間33年。
やはり上記の34万人を33で割らせてもらいたい。(厳密に言うと、正解人口の増加率から考えたらこれで割ったらダメなんだけど。)
そしたら約1万人に生まれ変わりの権利が与えられたわけだ。

ジョンレノンはアメリカ東部時間の23時ごろのなくなられたそうだ。
まぁ、時間は良い。
生まれ変わりの定義を、「亡くなった瞬間に産まれた」と仮定するのであれば、あとは瞬間の定義だ。
瞬間を最低単位の秒としよう。

1時間は3600秒、1日は86400秒。
おっと、こうなるとジョンレノンの生まれ変わりが世の中にいる確立は0.04人になってしまう。

ってことはだ。
ジョンレノンの生まれ変わりは世の中にはほぼいないと推測されるわけだ。

あくまで机の上での話ではあるが。

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うんこは愛される

さて、大人から子供まで大好きな話題って何だろうって考えるわけですが、やっぱり最終的にはうんこだなって思うわけです。

最近気づいたんですが、うんこって誰でもするんですよね。切っても切れない、キレの良いうんこはあっても人生からは切り離せない。

それでいて心より愛せるかと言うとそうではないけど、ちょっと愛おしい。それがうんこだ。

うんこの歴史

さて、うんこの歴史を学んでみようと思う、いや、思ったんだが。
現代において「調べる」という行為は「ググる」からスタートすると言っても過言ではない。
だから素直に「うんこの歴史」ってググったんだけど、あまり有効な資料が出てこなかった。
まさに検索リテラシーを試されているわけだ。
まぁいい。
もう少し自分の頭で考えてみよう。

うんことは

うんこって何?
ってことで手元にある「旺文社標準国語辞典(初版昭和40年11月10日)」の第八版(昭和50年)の新訂版で調べた結果は以下です。

「   」

そう、国語辞典には「うんこ」って載ってないのね。
手元に他の国語辞典がないからわからないけど。
こういう言葉は国語辞典には掲載されないのかも。
船を編むではどうだったんだろう?

うんこは載ってなくても類義語があるはずだ。
って事で「糞」を調べたら載ってた。

「体が栄養をとったあとの食べ物のかす。大便。」

なるほど、それがうんこの正体なんだなってことが40歳でわかった。
だけど、なんでこんなに人々に愛されるかが上の意味ではよくわからない。

と思って糞の他の意味を調べてみると

「自分を励ましたり、しくじった時にいう言葉」とある。

おー、なんか愛おしさが出てきた。

自分なりに考えてみる

結局さ、うんこってさ絶対的にいらないものの様に扱われるけど、自分自身から出てきたものだし、姿形色匂いが様々で、時にすごく魅力的な形で出てきたりして。
それでもって、その形状等で一喜一憂させてくれるんだよね。

自分を励ましてくれたり。
汚いと思っている反面、やはり愛情というか憎めないところが有るんだよね。

決して嫌われるだけの存在ではないことを皆知っているんだなと思うわけです。

って書いたけど、本当に愛されているのかは知らないし、愛おしいって言葉をうんこに使うのは正しいのかはわからんし。でもこの文章を読んでほっこりしてくれる人がいると嬉しいし、僕の友人の中の数人は「うんうん」と言ってくれる人がいるはず。顔が浮かぶ。

決して陽の目を見ることのないうんこを、僕は断固応援する。

散々書いておいて

なんか、うんこを辞書で調べたりして喜んでいるって小学生レベルだなーって思ったけど、それでいいと思う。

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羅生門を見たよ

実は黒澤映画って見たことなかったんですよね。
小津は好き(ってほどたくさんは見ていないけど)だけど、黒澤はねー、なんて勝手に思ってたんだけど。

TSUTAYA行って、適当に見たいの見つけてたんだけどあんまりピント来なくて。
じゃ、ここは巨匠でしょう!ってことで借りてきました。

芥川龍之介の羅生門とは違うのね

原作は芥川龍之介。名前は知っている。何を書いた人かはすぐに浮かばないという。。。
我ながら知識の無さにびっくりだけど。
でも原作は読んだことが有る気がする。
それぐらいの知識、いや、知識じゃなくて思い出。

なんとなく見てても原作を思い出せない。
確かにもんは出てきたよなーってぐらいの感じ。
あれ?俺は読んでいないのか?なんて思いながら見続ける。

どんな映画なのか?

黒澤映画の中でも評価の高い作品だが。
正直何の評価かはわからないってのが感想。
それぐらい僕には今感受性がないんだろう。

人として生きていく事ってなんだろう?って考えさせられる映画ではあるんだが。

でも、確かにそういう感想を持ってもいいなじゃないかな?って思うのは、冒頭に出てくる二人の会話。
「まったくわからんのだ。」

そう、全くわからんのよね。
何が正しいんだか、誰が正しいんだか。

ただ感想として言えるのは、人が生きる上でこういうことは起こるだろうってこと。
何が正しいとかそういうのを超えたところで悩んだりする必要もあるんだよね。

映像、役者など

wikipedia などを読んでみると、海外の映画に影響を与えた作品らしいけど。
現代の人が見ても、そんな小さい場面のことは映画作りしている人とかしかわからんのやないかな?って思うけど、確かに迫力と言うか、伝わるものはある。
あとは役者の持つ眼力みたなのもすごいなって思ったり。
ま、でも。今回はやっぱりあんまり良くわからない作品だったなーって言うのが正直なところ。

きっとちゃんと見るには、それなりの覚悟がいるんだなと。

で、羅生門読みなおしてみた

さっきKindleで羅生門読みなおしたけど。
そっか、やっぱり話自体は結構違うので。テーマは一緒かも。
僕は本の羅生門の方が好きかなー。

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【読了】現代の秘境は人間の”こころ”だ

NHKでやっている爆笑問題の番組の本だと思う。

なんとなく簡単に中沢新一読みたいなーって思って手にとった一冊。

大田は中沢新一が好きで、中沢新一は大田が好きなんだなと

このシリーズ何冊か読んで見たんだけど。
結構大田が、対談相手に突っかかるというか、少し相手を引き出すつもりかもしれないけど。
あまり相手を肯定しない感じで進んでいくんですね。
特に人文学とか哲学とかにおいては。ってのが僕が思ってる大田スタンスなんだけど。

中沢新一に関しては、共著があるぐらいだからか、どちらかと言うと聞き手に回っている感があって面白かったですね。

読んで思ったこと

爆笑問題のスタンスはいいとして、中沢新一が何をやろうとしているか?(ま、この本2007年の本なんだけど)がわかりやすく書かれているんだろうなと。
実際僕も、この人何やっている人なんだろう?って思ってたんですよね。正直。
一応チベットのモーツァルト とか読んでみたけど、実はスッキリしなかったんだよね。
でも、この本読んでなんとなくわかった気になった。
そんでもって、今後もなんとなくしかわからんだろうし、別にわからなくてもいいやって思った。
ただ、読んだら心動かされるからそれで良いかなって感じ。

宗教とか芸術とか哲学とか。人が作ってきたものは答えがないんだけど、きっとある程度皆がいいって思う組み合わせだとか、落とし所っていうか、まーそういうのがあるんだと思って、それを見つけることをしているんだってのが僕の解釈。

入門書的な読み方でいいんじゃないかな?と思います。

2つ気になった。

あ、気になったってのは、悪い意味じゃなくて。
アースダイバー
」と「ダウンズタウンプロジェクト」。
アースダイバーは、東京という街が縄文時代からもつ土地のパワーをそのまま引き継いでいるんだよって考え方。根拠はよくわからんけど。ま、ファンタジーでも良い、そういう考え方が有ることが面白いなと。

もう一つのダウンズタウンは、ダウン症の子どもたちの芸術村をつくろうというプロジェクト。
ダウン症の人たちって争いが嫌いなんだそうです。もちろん怒りがないわけではないらしいんだけど。
うまく説明できないからちょっと引用。

アトリエ・エレマン・プレザンは、ダウン症の人々の世界のとらえ方や感じ方を、ひとつの独自な価値をもつ「人類の思考」の一形態としてとらえ、「絵を描く」行為をとおして表現されたその思考に、未来への希望と可能性をみいだす活動をつづけてきました。アトリエ・エレマン・プレザンの活動をつき動かしてきた理念は、多くの点で芸術人類学研究所の抱いている理念と、驚くほどに深い共通性をしめしています。 

街(土地?)持っている力、人が持っている力。求めるべきもの、求めなくていいもの。
そもそもが持っている力、それぞれが持つ力。良いと思っていることと悪いと思っていることが変わってくる時代も来るかも。
そんなことを思いながら読んでみました。

たまにはこういう本も。

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堀江貴文「ゼロ」読了。とても気持ちの良い本だと思う。

僕はホリエモンって言う人のイメージをあまりもっていなかったんですよね。
特にひどいことを言っているわけでもないし、だからと言って万人に受けるような口調ではない。
だからと言って応援しているわけでもなく、でもtwitterとかはフォローして「面白いこと考えているなー。」とか。
あえて言うなら出来る人(堀江さん)からの視点で、それが当たり前だろ?って感じで話をする人だと思っていたんです。

で、読んで見ての結論として。
そういうパーソナリティーの部分はいい意味で失われていないけど、人間味が増すというか、本気度が伝わるというか。
堀江貴文という人間がどんだけ努力してきたのかということが伝わるだけでも凄く意味のある本でした。
結局やってますよね。そしてやってない人はそれなりですよね。という。

ま、パーソナリティーはそんなに変わっていないっていうのは、こういう動画見てみたらわかるかなw.

ただ、併せてこう言う動画も見てみると、本の内容が意味がよく分かるというか。

ただやってみたわけではなくて、継続しているところが凄い。

よく「東大入れるぐらい凄いんだから」みたいに書いている人もいるけど、結局そこに至るまでも努力をしているんですよね。
決して急に何かができる用になったわけではなくて。
一つ一つ多分、思ったらはじめて見た結果が今何でしょう。

誰だって(かわかんないけど)、大小あれど、何かに夢中になった事があるはずで、その中でも少しだけでも成功した事がきっとあって。
その出来る範囲で増やしていく気持ちをもとうって言うのがこの本の言いたいことなんだと思うんです。

自分に置き換えると、継続する力とかなくて。いや、取り掛かろうという気持ちとかも少なくて。
でもいい年齢になって、今更遅いかな?と思いつつも、次に進もうかなって思っていると事なんですが。
彼の言う方法が正しいってわけえはないんだと思うんです。この本でそんなことを言いたいんじゃなくて「良いじゃん。自分がいいって思うんだったらさ。」みたいなことの積み重ね(失敗も含めて)が、人類の成長、イノベーションを起こすんだって言いたいんだと思うんです。

良い社会作ろうぜ!って言う本なんですね。

彼の才能と言えば「探究心が豊富」で「それを行動に移せる」以外ないんじゃないか?

結局著者は、何事もまじめに真っ直ぐに取り組んだ、まずは取り組んで来たんだと思います。
で、岡田斗司夫との対談で、「やってダメなら諦めれば良いじゃん(損切りすればいいじゃん)」って言葉が出ますが、多分いろいろ経験したからこそ言える事何でしょう。
最初からどで損切りするべきかなんてわからなかったんだと思うわけです。
結局「一歩進めたか」って事を重視している。
で、一歩すすんだら、どうせ次の一歩があるからそれ頑張れって話なんですよね。
当然進んでいけば課題は多くなるし、責任とかも大きくなる。
ただ、そういう経験をしないと進まないし、進んだ先には仲間ができているって事を信じている。
そして、それを信じているからこそ本当に人が集まるんだってことなんだと。

誰もが「堀江貴文」になることなんて望んでいない

多分、結構人の可能性を信じている人なんだろうな?って思うんです。
自分の事が凄いなんて実は全然思っていないんじゃないかな?
ま、できないって思っている人からすると「いや、あんたは違うんだから」って言われるんだろうけど。

そして多様性を認める事も重要視していると思う。
自分ができないことも素直に認められる。

凄く人間味のある人なんだなーって思いました。

張り合うわけではないけど、僕も僕なりにまだまだ進んでいくべきだなって思わせる、良い本でした。

今日は三田祭(堀江貴文と茂木健一郎)でも見に行ってみようと思います。

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今度友人の結婚式で歌うんだが。

今までいろんな結婚式で歌ったり、やらかしたりしてきたんですが。

そろそろ友人の結婚式に出るのは終わりに近いんじゃないかな。

って事で、結婚式で歌う機会も少なくなるだろうってことで。
少しまじめに、どういう歌を歌うべきかを考えてみました。

何を求められているか

そもそも結婚式で歌って欲しいっていわれる場合に間違いやすいのが「感動させて欲しい」とか「笑かせて欲しい」とか言うのはあんまりないんじゃないかな?って事なんです。
あ、僕が頼まれる時に関してですよ。
時にはオリジナルを作って行ったり、時には派手な衣装を着て行ったり。
一番近いところでは、飲めないのに酒のんで皆に迷惑かけたり。
思い出してみると、求められている事とは遠いところでやってきたなーって言うのが正直なところです。

結果として楽しんでもらえた事もあったけど、引かれたこともあっただろうなと。

という感じで、そろそろ潮時だし、今回はちゃんとやりたいと思った次第です。

じゃ、何求められているの?ってことなんだけど。
僕は別に歌もギターも上手ではないのに余興をさせてもらえるってことは何なのか?

で、出した答えが「皆と一緒に祝って上げる雰囲気を作ること」なんだろなって。
だから、そこに注力することにします。

何ができるのか

で、何ができるのか?ってところなんだけど。
演奏するからにはベストを尽くすんだけど。
何ができるのか?って言うよりは「できないことはしない」の方が正しいかな。
あえて難しい事をしないで、来賓の方々と共に、一つの空気を作れるようなことをしたいと思うわけです。

そしたら、自ずとやるべき曲とかも見えてくるかなと。

って事で、いろいろ妄想中です。

その前に

そう、忘れてはいけないのが。
ずっと歌もギターも演奏していないことに気づきました。
最低限、まずはそこの練習から始めようって事で、まずはスタジオに行ってきます。

そしたらまた考えが変わるかなー。
ま、それはそれで良い。

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【読了】「知の逆転」は凄かった。

久しぶりの更新になってしまいました。
何やっていたかって言うと、いろいろやっていました。、あれやこれや。

で、ちょっとだけ息抜きにッて思って勝った本なんです。
そしてここ最近でドキドキ・ワクワクしながら呼んだ本になりました。

なので簡単に書評を書かせてもらいます。

どんな本?

有名な科学者が、自分の研究だけではなく、今からの世界に対しての彼らなりの言葉をうまくまとめた本です。
僕が考える未来を、もっと大きなスケールで描こうとしている巨匠たちの言葉はどれも刺激的です。

面白い点1「血気盛ん」

結構な年齢の方が多いわけです。だって科学界の巨匠たち何だから。
(アカマイのトム・レイトンが比較的若いぐらいでしょう。)
その彼らが、なんといっても元気。そして考え方がとてもユニーク。そしてみんなが毒を持っている。
自分たちの意見をしっかり持ち、突き進み。それでいて結構優雅な面もみせたり。
やりたいことをやってんだよ!ってのがひしひしと伝わってくる。

そしていい歳だけど「わかいもんには負けねーよ」感がひしひしと伝わってくる。
(もちろん若い人に対して活躍してほしいと思っているんだけど。)
今一番重要なのは、この血気盛んな感じなんだろうなって思ったわけです。

面白い点2「意見が結構違う」

それぞれの文章が面白くて、読んでいる時にはあんまり気づかないんだけど。
読み終わってから、またペラペラめくっていると思うわけです。
「あれ?言ってることがかなり違うなー。」
全体的に刺激的で、読んでいる時はワクワクしているから気づかないんだけど。

みんな意見が違うんですよね。そう、それが当たり前。
もちろん性格の違いとかもあるんでしょうけど。
「あー、このおっさん口悪いなー(笑)」とか「わお!なんて優雅なの?!」っておっさん(おじいさん)まで。

こういう人の考え方が認められ、許されているから、まだ地球を見捨てなくてもいいんだと思わせてくれました。

ただ、一つ重要なことが書いてました。

先進国である日本、資源(減量から食料まで)の輸入大国である日本人として。
やはり今の生活が続くと考えるのはおかしいです。
残飯がどれだけ出ているのか?
それはもう今すぐにでも見なおすべきだし、私達が感じている便利さが地球を破滅に近づけているのは真実です。

幸せの尺度って変えるのが怖いと思うんです。
でも変えてみたら「あーなんだ、いいじゃん」って思えるはず。

僕はこの本を読んで、そう思いました。

僕ははやり「知」が持つ力を信じたいと思います。

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友人のライブイベント「FRAGMENTS」を見てきた

7月の話(7月30日)なんだけど、友人であり尊敬できる音楽家であり、ちょっと変な部分は見習いたいと思っているNAOKI OKADA のライブイベントを見に行った。
FRAGMENTS

少しレポートを。

出演者とどんなイベントだったか?

Facebookページから引用させてもらうと。

出演:
BISK/MK Group/車輪/naoki okada w/yu shigematsu and Bart Miller
Featured DJ : Q-TA

フリーキーなインプロヴィゼーションから、エレクトロニック・ミュージックのまだ見ぬ世界へ。
4つの断片が生むベクトルの流れに身をまかせ、Something Newへとたどり着いてください。

1Fラウンジでは気鋭のコラージュアーティスト Q-TAによるDJをフィーチャーします。

ってことでした。
そして、フリーキーが何かはわかりませんが。確かにSomething Newだったと思います。

実は前日寝てなくて、且つちょっとしたトラブルがあったので最後まで見ることができなかったんですが。
見た人たちの感想。

MK Group

基本的な構成は、キーボード、エレキベース、ドラムでスタンダードっちゃースタンダード。
楽曲どうこうはうまく表現できないんだけど、3曲めだったかな?「今朝作ってきて、今はじめて合せます。」って曲があった。
そしてこれが良かった。
多分大した構成もなく、ちょっとしたフレーズ(もしかしたが単純にコード進行)と構成(順番)が決まっていただけなんじゃないかな?って思うんだけど。

一つの楽曲の中でいろんな展開があるんだけど、ああいうのて阿吽でやっているのだろうか?
あまり「これは変なつながりだなあー」なんて思うこともなく。いや、むしろ自然。

いくつかのテーマをもとに1曲を即興でやるっていうのは、個人的にやっていきたいジャンルでもある。

車輪 feat Naoki Okada

ぶっちゃけ、これは面白かった。
僕のできないことをやっていたのが一番の理由だけど。
ステージで精密ドライバー使って演奏している人初めて見た。
この二人は某楽器メーカーに努めているらしく。たまたまお互い電子楽器を作っていて、たまたまリズムの同期において同一の手法をとっていたので、一緒にやれるね!ってことで始めたって話が面白かった。
同期方法が一緒だからってw。

どうやら一応片方がリズムをメイン、片方が装飾?をメインでやっているらしい。全編通して流れも良かったし。
多分インスピレーションでやっているんだろうけど。また見たい。

今回は車輪の二人組に友人が加わった演奏。
いつもと違い、自分で主導権が取れないNaoki Okadaの演奏もおもしろい。

naoki okada w/yu shigematsu and Bart Miller

いつも見ている友人が、今回はベーシストとコラボし、そして別の友人が映像を加えて。
コチラも車輪同様、いつもよりも緊張感のある演奏が良かった

上手い下手ではない。クリエイティブか、その場の空気感があるのか?
やはりライブで重要なのはそこだろう。

次のライブが楽しみだ。

Live at Batica from Yu Shigematsu on Vimeo.

全体通して

今回は、それぞれがフリーキーの中に現実がある感じがとても良かった。
最後の「BISK」が時間的に見れなかったんだけど、こういうイベントはまた開催して欲しいし、僕もできれば演奏できるようになりたい。

ライブっておもしろい。

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「オバケとパンツとお星さま」に行ってきたよ。

オバケとパンツとお星さま

オバケとパンツとお星さま

【公式サイト】

土曜日に家族で「オバケとパンツとお星さま」という展示を、東京都現代美術館に見に行ってきた。

息子は朝からとにかく遊びたくてしょうがないって感じで。
彼にとっての遊びは「ウルトラマン」or「仮面ライダー」ごっこ。
正直両親は「ふえでぇぁlそあこ。。。」って感じで、辟易しているのは確かなんですが。。。
(夜の保育園、幼稚園児の両親の方々には「ねー!」って方も多いと思います。)

でも外に出たかったので電車内で楽しく遊びごっこ(ウルトラマン)しながら向かいました。

うちの子にとっての面白さ

展示に入る前に、「遊びたい」と駄々をこねたんですが、展示の中に入ると少し気持ちが変わったのか。
どんどん展示に進んでいきました。

気に入ったところと気に入らないところがそれぞれあるみたいなんですが。

彼にとって「親と一緒に遊べる」というのがキーワードなのかもしれません。
お化け屋敷の展示にはすごく興味を示し、軽く1時間ぐらいずっとそこで遊んでいました。
ま、彼にとってはただのかくれんぼだったのかもしれませんが。

今回の展示で良かったところ

とにかく、「ある程度」は触っても良かったり。
子供向けイベントだからかもしれませんが。色んな物を触って動かしたりできたのがいいなーと思いました。

美術館などでは、子供イベントでも「さわったらダメ」的なものが多く、がっかりします。
もちろん作者の意向などあるんだろうけどね。

子供の時からこういうのに触れるような文化が育つと、日本の美術館ももっと開かられたものになる気がするんだけどな。
(あ、海外のは、そんなにたくさん行ったことないんだけど。)

あと、写真撮影ができたのは、子供を持っている大人にとっては嬉しいでしょうね。

一眼もってガンガン撮影している人もたくさんいました。
今はあれね、お母さんたちが一眼構えているのが多いのねー。少しビックリ。

僕自身もアイデアをもらった

モナ

モナ

俺。

俺。

サイエンスや算数って、やっぱり改めて芸術とか技術とか人生とかそういうのと切り離したら駄目。
一緒に考える事で、それぞれの単位での「好き嫌い」がなくなるんだと思う。

僕は今回の子どもたちの動きを見ていて「あーなるほど」って思うこともあったし、少し今度のワークに入れてみたいなってものがありました。

今回の展示は来週まで。

 

 

タイトル オバケとパンツとお星さま―こどもが、こどもで、いられる場所
会 期 2013年6月29日(土)〜9月8日(日)
休館日 月曜日ただし7月15日(月)は開館、7月16日は休館
開館時間 10:00 〜 18:00 ただし、7月19日、26日、8月2日、9日、16日、23日、30日、9月6日(いずれも金曜日)は10:00~21:00 *入場は閉館の30分前まで *一部館内施設は通常通り18:00で終了いたします。詳細はこちら
会 場 東京都現代美術館 企画展示室1階
主 催 公益財団法人東京都歴史文化財団 東京都現代美術館
助 成 公益財団法人 花王芸術・科学財団
協 賛 ホルべイン工業株式会社、株式会社遠藤照明、シヤチハタ株式会社
協 力 NECディスプレイソリューションズ株式会社、Funaoka Canvas、artdish g、株式会社ishimaru、株式会社三保谷硝子店、有限会社勝俣銘木工業、株式会社丸絋、株式会社イーストウエスト、INTELUX、グラパックジャパン株式会社、株式会社オックスプランニング、有限会社ウォールナット、株式会社DNPアートコミュニケーションズ、株式会社エルトップ、カツミ産業株式会社、株式会社オフィス松下、財団法人一宮地場産業ファッションデザインセンター、株式会社フランドル、株式会社花井、株式会社AJIOKA、株式会社SHINDO、有限会社遠州ネット、細川毛織株式会社、有限会社福田織物、渡邊パイル織物株式会社、双葉レース株式会社、大染工業株式会社、日装株式会社、宮下織物株式会社、株式会社ウエマツ、河村ニット株式会社、株式会社グラン山貴、株式会社アーモンド・アイ、丸安毛糸株式会社、佐藤繊維株式会社、中伝毛織株式会社、株式会社三景、瀧定名古屋株式会社、有限会社カナーレ、有限会社フシミプランニング、一般社団法人日本アパレル・ファッション産業協会、セーレン株式会社、有限会社久山染工、ファインテキスタイル株式会社、宮田毛織工業株式会社、株式会社カメダ、マツオインターナショナル株式会社、シャープ株式会社、東京大学、バンタンデザイン研究所、深川資料館通り商店街協同組合、江東区立元加賀小学校、江東区立深川第四中学校美術部
お問合せ 03-5245-4111(代表)/03-5777-8600(ハローダイヤル)

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今噂のガッターズを知ってるかい?

9月ももうすぐですが、熱い日が続いていますね。
今日は秋の夜長に向けて、音楽紹介でもしておきますね。

ガッターズについて

僕が大学生のころ大好きなバンドがあったんです、プレイヤーズなんとかとか言うバンド名でした。
ああいうバンドって中々ないなーって思って過ごすこと15年。

友人達から「なんか博多にかっけーバンドが出てきたよ。」って噂を聞くようになり。
でもYoutubeにもなかなか姿を表さず、情報はFacebookページだけだったんです。

って思ってたら、いきなりアルバム発売。思わず購入。

いやー、ぶっ飛びましたね。
今時無いほどのストレートなロックンロール。
お前らフラカンか!って感じ。

メンバー

Vo&Gu,Gu,Ba,Drの4人編成。
それぞれの名前はよくわかりませんが、それなりの年齢を重ねている模様。
それは言動とプレーの端々に感じられます。

勿論いい意味です。

音楽性

ストレートなロックンロール(ストーンズなど)は、勿論のことスタックスのR&B、パブロック、カントリーロック、勿論ブルース(ブルースロック含む)など、それぞれの要素を「痒いところに手が届く」感ばっちりのサウンドに仕上げ、その上にアイロニカルな歌詞を載せる。そんな懐の深さが彼らの持ち味ではないでしょうか。
勿論前編オリジナル。「あー、この曲は、有名なあの曲に似ているな!」ってところは微塵も感じさせません。そこがガッターズのガッターズたる所以ですね。

ちなみにバンド名の由来は知りません。
ガッタ、シェイキン!ロックンロール。

アルバム「ロックンロール御中」について

ガッターズ
ガッターズ「ロックンロール御中」

では一曲目から簡単に説明を

コネクション

まさに一曲目というイントロ。そして疾走感。
サラリーマン応援歌にもなりうるこの曲は、僕みたいなオッサン世代にとって「しがらみなんていらないんだぜ。」って言いたいけど言えない気持ちを代弁してくれていると言って過言ではないでしょう。

ライトニングブギ

まさかの題名通りのブギ。イントロのギターから「Shake Your Hips」か?と思わせるが、勿論そんな小さくまとまらない。リズム隊のドライブ感が最高な一曲。

夜間飛行

昔、僕らが高校生のころ、米米クラブに浪漫飛行という曲がありました。
勿論全然関係ありません。

1,2曲目とは売って変わって、ミディアムテンポな良曲。

ガッツ・フォーライフ

少しハードに来ました!って感じです。このアルバムで一番どしっと来る感あふれる曲。
最初のスライド・ギターにやられます。

めぐる

今の時代に必要なのは何なんでしょう?
そんなことを思わせる歌詞と演奏。
ドラムの演奏が「歌っている」様に感じるのは私だけではないはずです。
次の世代に向けた今の時代に向けてのアンサーソング。

ロッキン・パラメータ

筆者的には一番好きな曲です。
パブロッキンな1曲。切れのあるリズムギターとそれに絡むリードギター。
ボーカルのダブルトラッキングが効いている、ダンサブルアンドロッキンでシェイキンな、まさに「ガッタ」的な雰囲気。
脱帽です。

ガッタ・ゲット・ツイスト

思わずGibson335もってダックウォークを決めたくなる1曲。
勿論リーゼント。
アメ車で夜な夜なダンスパーティーに繰り出したくなる。
そんなアメリカン・グラフィティが好きなあなたに届けたい1曲です。

スモール・モンキー・ビジネス

ファンキーな1曲ですね。
Cのナインスコードが印象的なファッキングレーとなギターが前編的に印象をつけているが、そこをしっかりしたリズム隊が支えている。
あと、まるで幼稚園生が作ったかのようなサビの歌詞とメロディーが、キャッチーさをもたらしています。
思わず腰を振りたくなる1曲。

Growing

多分このバンドの真骨頂何でしょう。
ドライブ感ある曲と前向きな歌詞。
比較的ナチュラルなギターサウンドがまたいっそう歌詞の良さを引き出しています。
定番の「夜をぶっ飛ばす」的な歌詞が心に沁みる。
その後のギターソロがまた良き日のバンドブームを感じさせつつ新しい。
涙の後に清々しさをもたらす代表曲。

Spider

最後にこういう曲を持ってくるところに、いやらしさと言うかわざとらしさと言うか。
策士な部分を感じます。

次のアルバムを聞きたくないのか?聞かないのか?と訴える楽曲。
勿論地元百道浜を歌詞に入れているところもグッド。
やるなガッターズ。

ま、聞いてみてください。

アマゾンでも買えますが、すぐに売り切れるみたいなので、FBページとかで注文するのがベストオブベストでしょう。

(音楽評論家 柏井卓)

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